本日見つけた小さな幸せ

駅伝をＴＶで観戦した。珍しくスタートから。

２区のモグスとダニエル。そして５区の柏原選手の走りには驚いた。超人！

柏原選手は高校時代、都道府県対抗駅伝の出場はあるものの主要な全国大会の出場経験はなく、無名の存在だった。６人兄弟の５男で、家計を考えて高校卒業後は就職する予定だったそうだ。

高３の７月のこと、レース後に過呼吸で倒れてしまう。病院に行ったところ貧血が発覚した。
薬と食生活の改善が始まった。嫌いな食べ物があったとき、「こいつには負けない」と言い聞かせて口にしたそうだ。体調も良くなりすばらしい伸びで成長したそうだ。飛躍的にタイムが向上。県総体で5000メートル２位となり東洋大から誘いを受けた。・・・これが１つ目の奇跡。

何年か前に新潟県中越地震で山古志村は、壊滅的な被害を受けた。その山古志村を東洋大は、延べ4000人ものボランティアが訪れ復興を支援した。陸上部員たちも、村民たちを助けた。復興した後も、合宿は山古志村で行われた。山古志村は、起伏の多いらしい。の山道を駆けめぐり１日４０～５０キロ走り込んだそうだ。東洋大学は、この駅伝の出場が危ぶまれた。部員が強制わいせつの現行犯で逮捕されたからだ。出場が許されたのは、このボランティアも多少関係しているらしい。・・・これが２つ目の奇跡。

毎年、いろいろなドラマが生まれるので目が離せない。