テーマ:■雑学王■(727)
カテゴリ:今日は何の日
「ピース」といえば、写真を撮るときに動作する、Vサインのことを思い浮かべるが、全然関係ない。
1945年(昭和20年)日本が敗戦し、極端な品不足が続いた。たばこは、1日3本という配給制だったが、1946年のこの日に「ピース」というタバコが売り出された。それを記念して、愛煙家が制定した日。 当時の値段は、値段は10本入り7円 日曜・祝日に1人1箱で限定して販売。 名前は、第二次世界大戦後の混乱期に夢や希望、平和な未来を願って命名された。 ●この年の物価 映画入場料:4円50銭 国家公務員初任給(1種行政職 大学卒):540円 ガソリン:1.2円 味噌1kg1.86円 しょうゆ1L32.9円 葉書15銭 封書30銭 JR最低運賃0.2円 総理大臣給料3000円 国会議員給料1500円 NHK受信料5円(ラジオ) タバコは吸ったこともなく、よくわからないが……覚えていることもある。 昔、ダウンタウン・ブギブギ・バンドというグループの歌っていた『スモーキン・ブギ』という曲が流行した。歌詞の始めが印象深い。「初めて試したタバコがショート・ピース」 ショート・ピース??? と、思って調べたことがある。 今は、フィルターつきのタバコが当たり前だが、昔は、フィルターがないものがあった。 フィルターつきのピースを「ロングピース」と呼ぶのに対して、フィルターなしのピースを「ショートピース」と呼んでいるのだと。 ピースに描かれているシンボルマークは、「オリーブの葉をくわえた鳩」。これは、アメリカの商業デザイナー「レイモンド・ローウィ」が聖書をもとに考案したらしい。聖書からとは、さすがアメリカ。 聖書のどんな話? 以下、ウィキペデアからの引用。 「旧約聖書『創世記』のノアの方舟で「大洪水が起きた外界の様子を知るために、ノアが方舟の窓から放った鳩が、オリーブの葉をくわえて戻ってきたことで、大洪水が収まり安らぎの大地が近い」と認識して、鳩が平和の象徴となった逸話に由来する」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.01.17 09:12:45
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