10/5に健診で胃カメラの組織検査
で胃MALT(マルト)リンパ腫の疑い
を指摘され、10/22再検査を受けま
した。
再検査の結果は11/10に富山医科
薬科大学付属病の杉山教授から
胃MALT(マルト)リンパ腫と診
断、丁寧な病状説明を賜りました。
胃がんに比較すると非常に
珍しい病気らしいです。
参考になる方も居ると思うので、
杉山教授のご説明を紹介させて
頂きます。
リンパ腫は血液のがんです。
胃表層の退色(白っぽい)や
ひだが太い等の病変が見られ
、病理組織検査で確定されます。
これまでは胃MALT(マルト)リン
パ腫の治療として胃全摘出が行わ
れていました。
最近、本疾患にヘリコバクターピ
ロリー菌が関与する事が分かり、
抗生物質の投与で除菌する事
で約8割が治ります。
それが駄目でも放射線照射の
治療で殆どが治るとの説明を
賜りました。
念の為に、胃袋以外の臓器に
転移していない事の確認が必要
とのことで、11/15(月)に再、
再度の3度目の胃カメラを受けま
した。
本日11/24にCT検査を受け、
杉山教授から「胃以外の臓器に
病変は無い」と診断を受け、治療
方針の説明を賜りました。
ピロリ菌を抗生物質で除菌
する治療を開始します。
マルトリンパ腫の治療に抗生
物質での治療が保険適用に
なったのは、今年の6月からと
の説明も有りました。
杉山教授が月に1度、上市総合
病院で診療なさっているお蔭様
でした。
経験豊富な権威ある先生にセカ
ンドオピニオンの診断を賜った事
はラッキーでした。
病名告知を受けてから
「放射線療法」や「胃全摘出」
が必要かも知れないと心配し
ていたので、身体負担の少な
い治療方法に安堵、嬉しいです。
日々笑進 みき