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2012年01月19日
カテゴリ：健康
私は、とても珍しい病気
である胃マルトリンパ腫に 罹患と一昨年宣告されました。 昔は家庭の医学で調べる。 本屋や図書館で調べるが常。 今はネット調査が常道。 私はネットで情報を探しま した。病気に対する知識は 得られても・・・。珍しい 病気故に、 体験談の報告は少なかった。 同病者の参考になればと思い、 私の治療経過を詳しく振り 返り綴ります。 何しろ初めて知った 聞いたことの無い病名。 リンパ腫。 あっちゃーー。 悪性の響き。 心臓がドキドキ。 そして頭の思考が真っ白。 でも、医師の説明で安堵。 胃マルトリンパ腫の場合は 低悪性・・・ 胃がんよりも低頻度で発症の 珍しい病気です。 勤務会社の好意で毎年受けさせ て頂いている半日ドック。 かみいち総合病院の佐藤幸浩先生 による胃カメラを受けました。 病変箇所を生検病理検査。 大丈夫で無く病院から自宅に 医師から来院要請がありました。 覚悟して、家内同伴でかみいち 総合病院に2011年11月 に行き知らされた病名。 富山医科薬科大学病院に紹介 を賜りました。 胃マルトリンパ腫の治療で日本屈指 の杉山敏郎教授の診療を受けていま す。 と言いますのは・・・。 日本ヘリコバクター学会が富山県の 国際会議場で2012年6月24日と25日 に開催。 学会の会頭は、富山医科薬科大学第 三内科杉山敏郎教授でした。 学会では市民公開講座が有り拝聴 しました。 そして、ヘリコバクター・ピロリ菌 の除菌療法で胃がんも予防出来る事 を再認識させて頂きました。 話が前後して、すいません。 杉山敏郎教授はご多忙の中にも初診時 に詳しく病気説明をしてくださいまし た。 「良かったですねぇ。今は治療法が 確立されており治ります。」 抗生物質の服用で8割の方が治ります。 駄目なら放射線治療も。 2011年の6月に胃マルトリンパ腫の 治療に抗生物質の健康保険が適用さ れたとのこと。 それまでは100パーセント自己負担。 また、5年前なら 即胃袋 全摘出 だった・・・・「薬で治れば有難い 時代ですよねぇ。」と激励を賜りま した。 2012年12月抗生物質を1週間 服用しました。 食欲不振や下痢の副作用も 起きませんでした。 それで、 病原菌を殺しました。 ヘリコバクター・ピロリ菌です。 胃液は酸性なので、細菌が住めない。 口から食品と一緒に細菌が入っても 酸性の胃袋で死滅と言われてました。 ところが、どっこい。 巧妙なヘリコバクター・ ピロリ菌。強かです。 胃袋に寄生して胃液から身を 守るのに アンモニアを出して 胃液を中和してチャツカリ胃袋に 生息。アンモニアが害で悪さ。 これが身体の病気。 慢性の胃炎や胃潰瘍を頻発 怖い話で胃がんにも進行。 50歳を過ぎた人は8割の人が ヘリコバクター・ピロリ菌に 感染。菌数と身体の状態で 発症との話。 症状がある人は早めに ヘリコバクター・ピロリ菌の 除菌をすると。がん予防 にもなるそうです。 これまで、慢性胃潰瘍も 手術でした。 病気の悪玉を発見してくださった 学者はオーストラリアの医者と 病理学者。 ノーベル医学賞を数年前 に受賞です。 自ら、培養した ヘリコバクター・。ピロリ菌を 飲んで、病気発症を証明した 偉い学者。 お蔭様、同菌が起こす 胃マルトリンパ腫の治療経過 は順調で、ほぼ治癒状態との 診断を賜りました。  私の胃内視鏡写真です。 診断時のモニター写真をデジカメで 撮影させて頂きました。感謝。 今の治療後 左 滑らか胃壁。 胃マルトリンパ腫 右 月面みたいな凹凸が リンパ腫による浮腫。 3か月毎に受けた検査が 今度は半年後に胃カメラ。 順調な治癒経過は 会社の健康診断で早期に病気 が発見されました。そして 最先端医療を享受のお蔭様。 感謝、感謝です。 日々笑進 みき お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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