BOURGOGNE ROUGE 2002を飲む
『BOURGOGNE ROUGE 2002』日曜に買ってきて週末を待ちきれずに飲んでしまったワインです。AOCは『Bourgogne』、使っている葡萄は『ピノ・ノワール』のみのはずです。前回飲んだブルゴーニュはピノは33%くらいだったので、ピノだけのを飲んでみたくて探してきました~。カルフールは以前に比べれば日本語の説明が付いたワインが増え初心者の私でも探しやすくはなりましたが、アドバイザーが居ないので、とっても時間がかかりました~。こちらは1080円で購入。段々手頃ではなくなってきました~。(笑)『Mis en Boutelille par PHILIPPE DE MERY』とあるので、ここで詰められたものなのでしょうね~。『 á Nuits-Saint-Georges, Côte d’Or』の『Côte d’Or』は『コート・ド・ニュイ』という地域のこと。『Nuits-Saint-Georges』は村名のようです。(合ってますか~?)前回飲んだブルゴーニュとボルドーの中間のような味わいに感じました。ピノ・ノワールだけになると、後に残る渋みがちょっと増すようです。付いていた日本語の解説によると、オーク樽で熟成しているのでほのかな樽香あり、ボディはしっかりとしつつもタンニンは滑らかで心地良い飲み心地、とあります。ビーフの網焼きや、チーズに合うそうです。確かに、そう思わせるようなワインでした~。一つ疑問が。『Vieilli en fût de chêne』って、どんな意味なのでしょうか?★コート・ド・ニュイディジョンの南に長さ約20km、幅約1kmの細長い地域です。生産されるワインは、ほとんどがピノ・ノワールから造られる赤ワインで、ほんの少しだけロゼ・ワインやシャルドネから造られる白ワインがあります。コート・ド・ニュイには8つの村があり、ロマネ・コンティラ・ターシュ、シャンベルタンなどをはじめとしたピノ・ノワールの最高傑作が生み出されています。★ニュイ・サン・ジョルジュ(Nuits-Saint-Georges)隣村であるヴォーヌ・ロマネやモレ・サン・ドニのワインとは全くスタイルが異なり、良いニュイ・サン・ジョルジュは、タンニンが強くこってりと濃厚でしっかりした体格のワインである。そのため熟成させるのにむいており、15年も寝かした後はフランス人のいう土地の個性(テロワール)をよく感じることができ、待ったかいがあったと満足できるであろう。とりわけ1級畑のものであれば感動もひとしおである。 ニュイ・サン・ジョルジュには特級畑がない。特級の実力は十分にあるレ・サン・ジョルジュですら1級である。どうしてニュイ・サン・ジョルジュに特級畑がないのかご存じであろうか?もし、レ・サン・ジョルジュを特級にしたら、レ・ヴォクランもレ・プリュリエもレ・ダモドもラ・リシュモーヌもオー・ブドもどこもかしこも特級にしなければならないほどレベルが高くニュイ・サン・ジョルジュ中が特級畑になってしまうからである。 唯一難点なのは、よい生産者が少ないことである。このため本当によいニュイ・サン・ジョルジュを飲もうと思えば数多いワインの中から、数少ない優良生産者のものを探すことになる。