というわけで、先週金曜日ですが、芸文オケのコンサートに行ってきました。曲目等は以下のとおりです。
兵庫芸術文化センター管弦楽団 第146回定期演奏会
曲目 ドビュッシー クラリネットのための第1狂詩曲
エスケシュ クラリネットと管弦楽のための協奏曲(日本初演)
ビゼー 「アルルの女」第1組曲、第2組曲
ラヴェル ボレロ
指揮・クラリネット ポール・メイエ
指揮 阿部加奈子(エスケシュのみ)
木管アンサンブルの「レ・ヴァン・フランセ」のクラリネット奏者として何度か生で演奏を聞かせてもらったことがあるポール・メイエさんが来られる、ということで楽しみにしていた演奏会でしたが、本来指揮をする予定だったアレッサンドロ・ボナートさんがコロちゃん罹患ということで急遽メイエさんが指揮もされるというサプライズが、でした。指揮そのものの感想は後半曲の話題で改めまして、として、今日はクラリネット独奏で魅了された前半の話題。
どちらの曲も初めて聞く(そりゃあエスケシュは初演ですしね)曲でしたが、本当メイエさんの圧倒的なテクニックに圧倒されるとともに、その表現の深さもさすがだねえ、と感心しているうちに曲が終わってしまった、そんなあっという間の時間でした。エスケシュを指揮された阿部さんですが、現代音楽を得意にしているとのことでしたが、その指揮ぶりも見事でオケをまとめられていたのが好印象です。
そんなメイエさんに圧倒された前半でしたが、さあ指揮のほうで超有名曲2曲をどうオケを率いるのか、ですが、そちらは明日に改めまして。