というわけで、先週金曜日ですが、日本センチュリー交響楽団さんの定期演奏会に行ってきました。曲目等は以下のとおりです。
日本センチュリー交響楽団 第277回定期演奏会
曲目 ベートーヴェン 交響曲第4番変ロ長調 作品60
R.シュトラウス 交響詩「ドン・キホーテ」 作品35
指揮 秋山和慶
独奏 アントニオ・メネセス(チェロ)
須田祥子(ヴィオラ)
今日は前半のベートーヴェンのシンフォニーの話題。この曲、ベートーヴェンの9つあるシンフォニーの中でも第九とは違う意味で最高に難しい曲です。まあ、この曲に限らず「ベートーヴェンの偶数番号は難しい」ていうのはそこそこ有名?だと思いますが、その中でもとびぬけて難しい曲です。
そしてなんといってもファゴット吹きにはもう鬼門と言ってもいい、最高難度のどソロが終楽章に仕込まれていますし、そこへ行くまでにも何か所もいや~、なところがある曲です。一度だけ取り組ませていただいたことがあるのですが(やりたくないと逃げ回ったのですが、とうとう逃げられなくなったんですよ)、もちろんリベンジしないと、なおところだらけでした。普通の曲ならばそのリベンジ希望、と言いますが、そんなことも言いたくなくなるほど難しい曲なんですよね。
さあ、そこはオケとして安定感抜群な演奏で聴かせていただきましたが、どうなんでしょう、やはり終楽章がはじまると苦しんだあの思い出がよみがえってきて、なんですよね。そういうこと抜きに純粋に楽しみたいですが、やはりそれってトラウマがあるゆえに難しいのかなあ?ですね。