というわけで、昨日の続き、メインの「ドン・キホーテ」です。
て、この曲、チェロとヴィオラはそれぞれ素晴らしいソリストが、なのですが、チェロのメネセスさん、ヴィオラの須田祥子さん、どちらも素晴らしいソロでした。特にメネセスさんはコンチェルトのソリスト状態で素晴らしい演奏を、でしたからなおのことでしょうか。オケもセンチュリーさんだとファーストヴァイオリンが12人の編成が多い中、この曲ではエキストラさんを加えた16人編成で、でした。セカンドヴァイオリン以下も当然それに応じて人が増えるので、かなりの迫力のある演奏を楽しめましたが、リヒャルト作品を楽しむにはやはりある程度の迫力が欲しいですしね。
まあ、そんな曲ですから、相当な技量が要求されるのも確かなところ。そのあたりはもちろんプロオケの演奏会なので安心して楽しめるわけですが、それでも「大変な曲だねえ」と感じ続けているうちに終曲へ、みたいな曲でもありました。リヒャルト作品、やってみたい曲は多いですが、少なくともこの曲はちょっと遠慮しないといけないかも、です。とても聴きごたえありますが、ねえ、ですよ。