というわけで、先週土曜日は大阪フィルの定期演奏会に行ってきました。曲目等は以下のとおりです。
大阪フィルハーモニー交響楽団 第573回定期演奏会
曲目 シェーンベルク 地には平和を 作品13
R.シュトラウス 組曲「町人貴族」 作品60
ツェムリンスキー 詩篇 第23番 作品14
R.シュトラウス 組曲「ばらの騎士」
指揮 上岡敏之
合唱 大阪フィルハーモニー合唱団
合唱指揮 福島章恭
すでにエントリーさせていただいているとおり、この日の前日もリヒャルト・シュトラウスの作品を楽しんだのですが、まさに2日続けて、でした。曲の規模や難易度のため、なかなか生で聴けない作曲家の作品だけに、これはうれしいところでしたが、そのあたりは明日に譲りまして、この日2曲取り上げられた合唱曲2曲について。
て、シェーンベルクの曲はいわゆる無調の十二音を用いたものではなく、とても聴きやすい曲でした。それでも、相当な難曲だとのこと、とライナーノーツにはありましたが、そんな感じをさせなかったのは流石だねえ、というところでしょうか。
そして、もう一曲のツェムリンスキーの曲。こちらも初めて聞く曲でしたが、こちらも複雑怪奇なものではなくすっと耳に入る曲でした。合唱曲が前半、後半にそれぞれ1曲ずつ入るという変わったプログラムでしたが、いずれもそのあとに演奏されたシュトラウス作品の前にしっかり聞けた佳曲でしたが、なかなか次に出会えるかな?かもしれませんね。では、シュトラウスの2曲については改めて。