というわけで、昨日の続き。メインの悲愴です。
て、この曲、超有名曲のひとつですし、実際にコンサートでもプロアマ問わずよく演奏される曲です。そんな曲ですが、かなり特徴的な曲なのもご存じのとおりかと思いますが、3楽章のラスト、ものすごく激しく終わります。それ故、ここで拍手が入ることが意外と多くて、です。こちらはまだわかりますが、絶対やめていただきたいのが終曲後のフライングの拍手です。こちらは消えるように終わる曲ですから、指揮者が指揮を完全に辞めるまでの静寂を味わうのが楽しみ、というかマナーでしょうか。そんなことを知らずか何か、フライングでパチパチパチ、ってやられたらもうその日の演奏が見事に台無しにされてしまう、そこまでの悪い破壊力のあるNGな行為です。幸い、この日はそんなこともなく、気持ちよく聞き終えることができました。
そうなんですよね、こんなことをうだうだ言われるからクラシックの演奏会は敷居が高いなどと言われるのはわかりますが、いえいえ、逆に周りに合わせて静かに聞いていればそれでいいだけなんですけどね、です。アイドルのライブとかでの掛け声なんかのほうがはるかに難易度高いのですが、そちらは言われないのはなんだか変な話だと思うのですが、やっぱりクラシックの演奏会って敷居が高いんでしょうかねえ?