https://www.nhk.jp/p/premium/ts/MRQZZMYKMW/episode/te/DQY2RXM3VM/
というわけで、BSの話題なので、見られないよ、という方もおられるところではありますが、先日の日曜日の深夜(月曜日の未明とも言いますね)に「プレミアムシアター」でカラヤン指揮のベルリンフィル演奏でのチャイコフスキーの交響曲第4番から6番までの3曲が放送されました。当然?録画して、ですが、これをタイトルのとおり、火曜日の帰宅後に一気に見てしまいました。
て、4番の冒頭からもうカラヤンの気迫がすごいといったらもう、です。ちょうど半世紀前の演奏の録画ですが、古さだとかそんなことを一切感じさせない怒涛の演奏でのっけから一気に引き込まれて気がついたら悲愴の終曲だった、まさにそんな感じでした。
いやあ、このカラヤン指揮の映像のリマスター版、公共放送の地上波でも何度か放送されていますが、あらためてこうやってまとめて聞くとまたすごい値打ちあるなあ、というところでしょうか。チャイコフスキーの後期交響曲の3つなんてオケ好きであれば知らない人なんていませんよ、な有名曲ですし、それこそプロアマ問わず数多の楽団、指揮者が取り組んでいる曲ですが、そんな中でこの半世紀前のカラヤン・ベルリンフィルの黄金時代の熱演です。こういう歴史的価値のあるフィルムの再現などで受信料使うことには何の反対もありませんから、やはりその時代時代の素晴らしい録画映像をこれからも見られるようにしてほしいな、と思うところでした。