というわけで、元日の夜のお楽しみと期待していたウィーンフィルのニューイヤーコンサートですが、ご存じのように夕方発生した能登地方の大地震の関連のニュースのために中継は後日放送となってしまいました。
て、このエントリーは1日の深夜、日付が変わる前の時間帯で作成しているので、人的な被害の話題がまだはっきりしていない、そんな状況下です。津波警報がまだ発令されているところですが、夕方日暮れ前にも各地で観測された津波の映像を見ていると13年前の東北の大地震での津波を思い出さずにはいられず、です。低地では浸水の被害も、という情報は断片的に聞こえてきてはいますが、このあたりの被害の全容は今朝のニュースを待つしかなさそうです。
こうやって考えると、日本からは遠いウィーンの街では日常があるわけで、そこではニューイヤーコンサートが行われています。そんなあたりまえ、なことですが、それって実はこういう災害であっという間に崩されてしまう、そんな危うい上に成り立っているということに改めて気づかされました。なんとか最小限の被害で終わりますようお祈りするしかありませんが、この災害にあわれたあわれた方に改めてお見舞い申し上げたいと思います。