というわけで、昨日の続き。読響さんの大阪定期演奏会のメイン曲、フランクのシンフォニーから。
このフランクのシンフォニー、オケ好きの人には有名な曲ですし、そこそこ演奏される機会も多い曲なので、ファンも多いかな、と思っています。そういう自分がその一人であるのですが、この曲、「循環形式」と言われる楽章間の音楽のつながりが密接で、同じ主題が幾度と聴かれる、そんな曲です。なので、耳に残る主題が聴き終わった後も、というちょっとした中毒になりかねない(もちろんいい意味で)曲です。それがいいのですが、この日も読響さんの見事な演奏ですっかりその状況に陥ってしまいました。
ほかにもコールアングレが大活躍の2楽章だとか、いろいろと聴きどころ満載の名曲です。ヤマカズさんの見事な棒さばきですっかり楽しませていただけたのですが、次年度の読響さんもリピ確定ですが、さあ次回はどんな見事な演奏で魅了してくれるか、名曲を聴きながらも次を期待してしまった演奏でしたよ。