というわけで、金曜日のセンチュリーさんの定期演奏会、メインのオルガンつきについて。
て、この曲、タイトルのとおりシンフォニーのなかにオルガンが採用されているのですが、その存在感が半端なく、です。2部構成の曲なのですが、1部、2部それぞれ後半部に効果的にオルガンが入っています。1部では低音域でしっかり音楽を支えるような響きが印象的ですし、2部の後半は圧倒的な音量で音楽を支配、それが最高に気持ちいいのですが、なかなかほかの曲では味わえない独特の快感になります。
この日の指揮者はオルガニストでもある鈴木優人さんですから、そのあたりの塩梅は熟知されていて、なのでそのうえでのオルガンの響きでした。わかっていても気持ちいい、そんな曲ですが、素晴らしいオケの演奏と重なったのが最高に気持ちよく、です。オルガンの生の音を聴く機会、そうそうありませんからやはり気持ちいい演奏会だったよね、となりました。またこの曲は聴きたいですが、やはり大曲なのでその日はいつになりますやら。