というわけで、日曜日の夜のお楽しみなのですが、「クラシック音楽館」で先日の回は井上道義さん指揮でショスタコーヴィチの交響曲第13番という曲が放送されました。ショスタコーヴィチならばやはり5番とか7番のシンフォニー、ということはありますが、この13番が放送されただけでも、「おっ」となってしまいます。
て、この日のプログラムとソリスト、そして男声合唱、そして指揮者も全く同じでオケだけが違う、問うことで大阪フィルさんの演奏会もありました。もちろん?そちらには足を運びまして、まあ素晴らしい13番のシンフォニーを聴かせてもらえたのですが(エントリーもさせていただいてます)、N響さんだとどんな感じだろう、という感じでした。そんな聴き方をする人はごくごく一部でしょうが、まず世間的には13番のシンフォニーって何よ?な方が大多数でしょうか。そんなマニアックな曲ですが、実際取り上げられているテーマもとても重いもので、気軽に楽しむ、というところからは大きくかけ離れた音楽なのも演奏されにくい要員でしょうか。もちろん、オケも合唱も、そしてソリストも大変なのですが、という曲なだけに、放送で聴けるというだけでも貴重な機会だったはずです。
まあ、この曲の生演奏が聴ける、となれば関西を離れてでも、というレベルで珍しい演奏機会の曲ですから、今回の放送というだけでも貴重な鑑賞の機会でした。さすがのN響さん、な演奏で堪能しましたよ。