というわけで、昨日の続き。メインの「ハルサイ」です。
て、この曲については時々演奏会で取り上げられているのを嗅ぎつけては聴きに行って、エントリーをさせてもらっているのですが、毎度「生の迫力」については何かしら言及しているかな、と思います。この日もいつもの例に違わず、やはり迫力に圧倒されて、でした。弦楽器も大人数の編成になる以上に、やはり管楽器の人数がすごい曲なんですよね。木管楽器は各パート5人ずつ、というのがなんともですし、あのコントラファゴットも2本必要、ともう規模の圧倒感も視覚的効果ですごい、です。こちらは映像でもまあ楽しめますが、やはりそれだけの楽器が奏でる空気感、これは本当生で楽しんでいただかないと、ですし、この「ハルサイ」はそれがまさに体感できる曲、でしょう。
この日の関西フィルさんの演奏でもその空気感を楽しませてくれました。鈴木優人さんの指揮、ともすると派手な演出に走りたくなる曲を落ち着いた棒さばきで進めてくれたのもいい感じでした。楽しみにしていた久しぶりの「ハルサイ」生鑑賞、やはり行ってよかったよ、でした。