というわけで、木曜日は大阪フィルの演奏会に、です。今回からの3回シリーズですが、その初回、曲目等は以下のとおりです。
ザ・シンフォニーホール特別演奏会 モーツァルトとブルックナー 1
2024年6月13日(木) ザ・シンフォニーホール
曲目 モーツァルト 交響曲第39番 変ホ長調 K.543
ブルックナー 交響曲第0番 ニ短調(ノヴァーク版)
指揮 尾高忠明
ブルックナーの初期交響曲シリーズ、ということで楽しみにしていた演奏会ですし、この日のメインはやはり興味深く、でしたが、そちらの話題は改めて、で今日はモーツァルトから。
て、この曲と40番、41番をひとつのまとまりにして、ということが多いのですが、この39番、クラリネットは採用されているのにオーボエが編成にない、ということもありましてことアマオケでは演奏機会が多くない曲です。プロオケでも、40番、41番と比べるとやはり取り上げられる機会が減るように思いますので、この日の演奏、楽しみでしたが、やはりしっかり聴かせてもらえるといろいろと面白いことが多くて、です。とくに、クラリネットの音色がオーボエがない関係でいつも以上にオケの中できれいに溶け込んでいるのが面白くて、です。このあたりのオーケストレーションは後世の作曲家に影響を与えていそうだ、と思いましたが、そのあたりの人だともう曲の規模が大きすぎて一つ一つについていけないことも、ですからね、こういうシンプルな編成で感じられたのはよかったなあ、ですよ。