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カテゴリ:人づくり・組織作り
経営者と社員の意識。
これは、どうしても違います。 「自分と同じくらい、働いてくれないものかなぁ?」 「代わりができるくらいの社員が育たないかなぁ?」 もともと、経営者と同じくらいのことができるとしたら、 自分で起業できるということです(^^;) 経営者が、一番仕事ができる人だとして、 社長が率先して何でもやってしまう企業だとすれば、社員がする仕事はなく、 いつも指示ばかりして、「考え」「行動する」機会のない社員は、 やがて、指示待ち族の仲間入り。 では、この逆で、社長が何もせず、社員にまかせっぱなしだとしたら、 自己判断でいろいろなことをしでかし、気付いたら後の祭り。 指示しないでいたら、だらだらと何もしない社員が増えてしまった。 ・・・これがネガティブストーリーです(笑) では、今度はポジティブストーリーです。 社員に対して、何を大切にすべきか、その企業の「価値観」を教え、 社員がする仕事を明確にして、役割分担をする。 その中で、自分ができることは何か?自分の仕事は何か? ということを、考え、意識し、実践し、技術を磨いてもらいます。 そして、「報告」ということも、仕事として習慣化します。 組織の中で、誰がどんな役割をするのかを明確にし、 自分の仕事ができるようになったら、 他の人がやっている仕事も、できるように指導する。 その仕事が、企業とお客様にとって、どんな位置づけになっているのかも、 しっかりと教えます。 他の部署、人が何をやっているのか知らずに仕事をしていると、 視野が狭くなり、 企業全体の利益を上げることが難しくなったり、 お客様の満足度が落ちる原因ともなりかねません。 仕事が明確であれば、 社員に必要な能力も、おのずと、明確になるでしょう。 変化の激しい時代に、固定された仕事というものはないのですが、 長年の習慣で、私たちは、決まった仕事さえやればいい、と勘違いしがちです。 自分も企業も、環境や顧客の変化に応じて、 変わるべき所は、変えていく必要があります。 長く存続している企業が、決して変えてはならないのは、 企業としてどんな価値を提供しているのか? ということであり、 創業者の「思い」です。 企業ごとに、大切にしているものは違うかもしれません。 提供している商品やサービスも違うでしょう。 自分のいる企業の価値は何か? 深く考えている人と、考えていない人が、 世の中にはいるということなのです♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年02月19日 20時25分35秒
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