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カテゴリ:組織作りコンサル
中小企業の経営について、
経営者や経営幹部のコーチングをしています。 ・・・といっても、経営相談を、人事の面から受けています。 人材を雇用する企業にとって、必要な法律、ルールが、 存在します。 それに沿っているかどうか、ということを見極めるだけでも、 今の法律は、細かくなり、大変な規制を受けています。 相談を受ける中で、 どうしたらいいか?ということを、 ルールに沿っているかいないかを教えるのは、コーチングではありません。 コンサルティングの一部、とも言えます。 そして、企業経営を現状維持、もしくは上向きにするためには、 他の方面からのアプローチも必要です。 何をもって、売り上げをあげているのか? その企業の強みは何か? 経営者や、経営幹部が理解していなければ、 重要な決定に、重大な影響を与え、 利益を出し続ける体質には、なり得ません。 少なくとも、これからは・・・。 経営者、経営幹部がもし理解していたとしても、 現場で動く人材が理解していなければ、 やはり、経営が上向くことは難しくなります。 どこに頼んでも同じ、と思われる商品、サービスを提供しているのならば、 価格競争は、免れないでしょう。 企業が負担する税金、人件費は、増加しています。 そして、それが増えるということは、利益幅が薄くなります。 中小企業にとっても、 人材を真剣に育てなければ、 これからの時代を切り抜け、生き続けることは、 かなりの難関となるかもしれません。 そもそも、採用する時点で、 企業が提供しているものを売ることに貢献するスキルを持ち、 企業の価値観(経営理念)に合った人材を採用して、 その素質を活かして、スキルアップしていく人材教育をしていれば、 おそらく、稼ぐ社員として、会社にも喜ばれていることでしょう。 そうでない人は、 なかなか、会社からの評価が得られません。 人材の採用、育成をするのは、 企業の商品、サービスの提供を、 お客様に、高品質で、スムーズに提供できるようにするためです。 誰でもいい、という仕事しかないのであれば、 おそらく、価格競争に巻き込まれていることでしょう。 「ぜひ、働きたい。」 そんな風に思う社員、パートさん、アルバイトさんが多い会社をつくるには、 企業側のコンセプトをはっきりと打ち出し、 具体的に、その基準をつくることです。 それに合意できない人は、去っていくし、 合意できる人が、新しく入ってくる。 そして、その中間。 今まで考えたこともなかったけれど、 それもいいかな、と思って、 同意し始める人が、 会社を支えてくれます。 社員の生活についても、考えてくれる会社であれば、 働き続けたい、と思ませんか? そして、それに対し、企業の利益を上げるために、 創意工夫できる人、 育っていくうちに、増えていく環境をつくる。 安心して働けるとは、 会社が守ってくれる、という意味ではないのです。 働く一人一人が、 お客様にお金を払ってでもほしい、と思われる、商品サービスを提供するために、 貢献することです。 それが、企業利益を高めてくれます。 軸の通った方法で、提供できているかも、 大切なポイントです。 一人で何役もできる人材。 そんな小回りの利く人材に育つには、 いろいろな経験をしてもらうことが、 必要とされます。 一辺倒の教育だけでは、 本当の意味では、育たないのですから・・・。 価値観を共有できる人材を選び、 その人の才能を見極め、活かしてもらえる人を、 採用しましょう。 会社がしてもらいたい、と思っている仕事を、 こなせることは、 最初から、その素質が必要になる、 ということなのです。 企業と働く人が、一緒に生き残る。 そんな経営を念頭に、 バランスをみながら、戦略をたててゆきましょう! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年09月29日 23時50分12秒
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