ミルクティー便り

この日、楽しみに一日一日待った発表会が
ついに開かれました。

PTAのコーラスサークルのメンバーから有志４人で
初めての舞台に立ちました。

毎年２月に区の音楽祭があり、地元の古い音楽ホールでの
サークルとしての発表会はあります。

でも、少人数での発表会は初めて。
しかも、子どもの頃からピアノなど習ったことのない私は
音楽の発表会に出ること自体、全くの初体験でした。

主役はあくまで、ピアノとバイオリン教室に通う子どもたち。
そう思っていたので、私たちはオマケみたいなもの。
衣装なども、それなりにきれいにはしたいけど
まあ、お出かけ着に毛が生えたくらいでいいかな
と、思っていました。

ところが、４人の中に、
「せっかくだから憧れだったドレスを着たいわ～」
と言う人がいて。
しかも先に決めてきてしまったから、さあどうしよう。
残る私たち３人も、「やっぱりある程度揃えないとねえ・・・」
と、一緒に買い物に行きました。

そういう舞台衣装や、披露宴のおよばれドレスっぽいものを
売っているお店をハシゴしました。
おばちゃん達（←私たちね）が、あれこれ見ては
キャーキャー騒いでいるものだから
店員さんも近寄って来ません・・・

さんざん迷ったあげく、結局買ってしまったのでした、
私たちも全員ロングドレスを・・・

う～ん、このドレスは全員思い切りました
すごく恥ずかしかったです。お店で試着したきり
家ではずっと着られませんでした。

夫にも買ったことは内緒です。
（部屋に下げていたから、いつか見て知ったでしょうが。）

だけどね、たまにはいいかなって思いました。
お母さん達だって、好きなことをして
いつもはしないお洒落して
輝ける場面があるってこと。

ただ、正直心配だったのは、歌が「衣装負けしないか」ということ。
そう思って、それ以降、俄然練習に身が入った私たちです・・・。

今回、この発表会に出るため、
初めて個人レッスンも受けました。

ドキドキですね。

で、本番は・・・。

どうだったんでしょうねぇ

初めてだったからか怖いもの知らずで、
思ったほどは緊張しませんでした。
舞台に上がるまでは、するんです、いい感じの緊張を。
でも、いざ上がってしまえば
（ついに本番だ・・・ついにこの日が来た・・・）
ワクワク　ドキドキ
嬉しいな
ライトがまぶしくて正面見られないな
姿勢よくしなきゃ（ぽっこりおなかを隠さなくちゃ・・・）
ふ～～～（深呼吸）

というわけで、意外と落ち着いて、
”多分”練習に近い感じで、２曲歌うことができました。

何もかも新鮮な体験でした。
勇気を持って、思い切って、
出てみて良かったです。

せっかく買ったドレスがもったいないから、
元取るため、また２年後も出ようか・・・とか
言っちゃってる私たちです