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カテゴリ:韓国映画
監督:イ・サンギ
出演:キム・ミョンミン、ソン・イェジン 英語題:Open City 面白かったです。見ていない方はお勧め。 想像していた(スリと警察の攻防で、敵対する組織の二人が愛し合う…みたいな)のとは違って、へスクさんの役の元女スリがいうんですが、出てくる人物の"ねじれた運命"の話です。 韓国映画だよね。 親子の話でもあって、途中涙。。。へスクお母さんはすごいです。 スリの女ボス役のイエジェン嬢は、もう韓国を代表する女優といってもいいんじゃないでしょうか、貫禄さえ感じたわ。 クールで計算高い、怖い女ボスなんだけど、人間の弱さもあって、仲間が取ってきたお金が実は病気の子供の治療費だったのをきくと、テレビ局に送ったり、ひどいことを言いながら相手を思い自分も辛い思いをしたりするんだけど、やっぱり、自分が可愛い犯罪者だったりする。 女ボス、その師匠、それを追いかける刑事に、その上司は、浅からぬ因縁でむすばれているんだよね。 女ボスの忠実は部下の役ででてくる容赦ないナイフ使いのアンテナ役男の子が、可愛かったです。 でも、やっぱ、犯罪社会の話なので、すぱすぱナイフできったり、暴力も多くって、私的には、痛かったです。 みなさん、今のスリは、かばんをきっていっちゃうみたいなんで、大事なものは前に大切に抱えて、目に見えるところにおいておきましょう・・・ 韓国映画/無防備都市 DVD [初回限定デジパック] ネタバレ感想。 最近出所してきたスリの女ボスの師匠の息子は、実は刑事。(これは早い段階でわかります) 20年前に、警察に捕まって以来(子供たちには、遠くへ出稼ぎにいくことになっていて、小さい息子は、時計をお土産に買ってきて、と、離れる車を追いかける)家にかえってきていない。姉とふたり、 この師匠は糖尿をわずらいながらも、ホームレスになりながら、引退を決意していて、イエジェンチャンの話にものらない。 かみそりを口に入れちゃうんだよ。最初からいたい。 最初は、大阪で荒稼ぎしているスリ団なんだけど、携帯のせいでみつかちゃって、 自分の手を離さない女の手をナイフできらせたりするんで、もう、極悪非道、韓国のスリ団は怖いんだとおもったのでした。 そんな軍団をひきいている彼女なんだけど、韓国にもどってきて、自分の縄張りを広げたい。 それを気に入らないその地域のスリ団が、彼女を襲って、それを、たまたまいあわせた刑事がたすける。 刑事はその助けた女がスリ団の女ボスではないかと、みて、張り付く。 彼女は、その刑事を誘惑する。そのなかで、彼が師匠の息子だと気づき、彼女が協力したがらないのは、刑事の息子のためだとしり、刑事と寝たことをちらつかせ、協力させる。 それもこれも、彼女が無事に逃げるため、スリ団の仲間を警察に売るため。 刑事の母親は、アンテナから息子を守るため殺され、彼も重傷をおう。 彼女の遺品の中にあったのは、息子の誕生日プレゼント・・・時計。 幼いころ、息子が持って帰ってきてといっていた時計。 その時計の中にあった写真で、刑事は、ことの真相を悟る。すべては、あの女の諮ったこと。 彼女を追って、ヨットハーバーへ。 銃を向ける刑事に言い放つ。 "刑務所に行くくらいなら、ここで殺されたってかまわない” と、背をむけ、ヨットをだしていく。そこに響く銃声… 実は、お母さんが捕まったとき、そのグループにいたのが、イエジェンちゃんとおかあさん、そして、アンテナ。イエジェンチャンのお母さんを捕まえたのが、実はその刑事で、今の女ボスのお母さんは、そのとき交通事故にあって、目の前で、死んでいる。それでも、捕まるのがこわくて、そばにいけない。 もしかしたら、彼女はそれを知っていて、復讐のためにちかづいていったのか。それとも、しらずにいたのか。因縁でしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年09月13日 00時01分45秒
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