Miracle Fruits

岐阜県中津川にある「ちこり村」に行ってきました

ちこり村は

カイワレ大根などスプラウトを作ってる「サラダコスモス」という会社が

運営しています


ちこりは（Chicory）英名。和名ではキクニガナ

フランスでは（Endive)アンディーブ

アンディーブと聞くと

ハーブのようなもの？だっけ？と思いますが・・・


ヨーロッパ原産の野菜で

元々は葉の部分は苦みがとても強いのですが

陽に当てないことで美味しく食べられるようになり

葉を一枚づつむくとボートのような感じになることから

オードブルとして惣菜などのせて提供するチコリボートなどで

召し上がった方もいらっしゃるのではないでしょうか？




サラダコスモスではもやしなどを作っていた経験から

国産ちこりの製造に着手しました。

白い葉のチコリは種を輸入して第一段階のイモまでを

中津川の休耕畑で作ります


秋に種を蒔きます


翌年１１月には大根の葉くらいの大きさに成長


地中にある芋を掘り上げ

０℃～2℃の冷凍庫で芋を冬眠させる


真っ暗な春のような温かさの部屋に必要な分のイモを並べておくと

２１日後

チコリの葉が再び芽を出し巻き始め収穫の時を迎えます

ここからは「ちこり村」内にある

バイキングレストランの紹介


地元のお母さんたちが作るお総菜がたくさん並びます

その中に

ちこりのお料理がたくさん並んでいました






お菓子にもちこりが使われています


売店ではちこりのジャムを販売


ちこりの根（芋）の部分は細断して煎って

ノンカフェインのお茶に


そうそう

芋は焼酎「ちこちこ」の材料にもなるのでした


試飲しなかったので

すっかり忘れていました


売店では

畑で育った青葉の部分をかりんとうにしたものを販売

青葉は苦みが強いので

育てている最中ムシがつかないそうですよ


もちろん「ちこり」本体も販売していたので・・・


バイキングで食べて

苦みが少なくておいしかったグラタンを家で作ってみました

ほろ苦さが牛乳と合うんだなぁと思いました


番外として

サラダコスモスはスプラウトを製造している会社

カイワレ大根や流行のブロッコリースプラウト

他にも豆苗、オクラや空芯菜なども製造してますが

気になったのはタマネギのスプラウト


口の中いっぱいに

タマネギの特有の香りが広がって・・・

芽ネギのような見た感じですが

そこまでピリ辛くないので

モリモリ食べられておいしくてビックリしました。