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テーマ:中学生ママの日記(17704)
カテゴリ:子供の気持ち
昨日の日記で紹介した、勉強以外のことに興味を持ち始め、
勉強に身が入らなくなったとお母さんに心配されていた生徒が 今回の海外研修に参加して、どのような気持ちを持ったか 彼女が両親に書いた作文を紹介しよう。 今回たくさんのお金を払ってインドネシアへ行かせてくれて ありがとうございました。 初めての外国は、人は、もちろん、環境もまったく違いました。 孤児院、高校、児童館、小学校、お寺へ行ってさまざまな事を学びました。 今回の研修で一番初めに心を打たれた事は、 普通に車が通っている道路(注:片側3車線)に 男の子がお金をもらおうと歩いていたことです。 日本だったら、自分が死ぬかもしれない、危険な場だから そんなことはしません。 そんなことは予想もしていなかったので、びっくりしたし、 悲しかったです。 孤児院では、勉強をもっとしなきゃ、という気持ちにさせられました。 それは、孤児院の子供達の中には、私が英語を話すより、 日本語を上手に話す子供がいたので、努力が足りないと思ったのと 勉強したいのにお金がなくて、学校に行けないことを聞いて 自分は普通に学校に行けていて幸せなのに、 あまり勉強をしないなんて悪いと思ったからです。 児童館、小学校の子からは、集中して人の話しを聞くということを教わりました。 私たちの発表を聞いて、着物、袴、白無垢と 日本の物を覚えてくれました。 だから私も、いろいろな人の話しを集中して聞いて、 色々な知識を取り入れなければと思いました。 いつもテレビを見ているけれど、今回7日間、テレビを見ませんでした。 テレビを見なくてもよいほど、充実していました。 これからは、テレビを見ないで、他にやるべきことを見つけて 楽しんだりしたいと思います。 あと、いつも髪を真っ直ぐにしたい(縮毛矯正)をしたいと わがままを言っていましたが、こっちでは別にあまり気にしないでいられました。 だから、そういうことにお金を使わないで、 もっと大切なもの、たとえば募金とか、勉強、人のために役立つもの 自分のために役立つものにお金を使おうと思います。 こうやって色々考えたり、感じたり出来たのは、 お金を出してくれた、お父さん、お母さん、 そしてこの研修で出会った人のおかげだと思います。 感謝しています。 人生において何が大切なのか、ということを考え始めた彼女に、 もう「勉強しなさい」という言葉は、必要ない。 次回は、中学受験後の中だるみ-中学受験をしなければよかったと言う子供達 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年04月03日 09時11分13秒
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