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テーマ:小学生ママの日記(28707)
カテゴリ:子供の気持ち
昨日は、お気遣いいただく、コメントやメールをありがとうございました。
疲れた、と書いてしまったことで、ご心配をおかけしてしまったことを 反省しております。 お恥ずかしいことに、ブログに書いたことが自分の意志とは関係ない方向へ このブログ以外の場所で進んでいることを 偶然知ってしまい、ブログに対して迷いが出て 負のスパイラルに入ってしまいました。 しかし、昨夜、今までいただいた、コメントやメールを読み返し 何かを発信すれば、そのような事は必ず起こることであり、 ブログを書くこと、コメントで意見交換をすること、 夢玉プロジェクトでメールをやり取りすることでもたらされる 喜びに比べれば、たいしたことがないことに気がつきました。 そして、ありがたいことに、皆様方にコメントをいただく事で、 私の日記だけではなく、コメントからも 訪れていただいた方に受け取っていただけるもののある ブログになっていると思いました。 これからも、宜しくお願いいたします。 みんな仲良くではなく、衝突し、協力して乗り越える - 集団生活から学ぶこと 教室では、夏休みに行われるサマーキャンプの準備が始まり、 学年毎に参加メンバーの選抜を行っている。 スタッフを除いて、定員は20名、毎年絞り込むのに苦労する。 今年は、研修所で行う小規模のキャンプで、 来年度キャンプ場で行う予定の生徒自らが運営、進行する 縦割りキャンプに向けての研修キャンプでもある。 特に低学年の参加者は、来年のキャンプで学年のまとめ役や 班のサブリーダーを務めさせるので、 今年のキャンプでは、上級生の動きをよく見て学ばなければならない。 このような国内研修での経験を積んで、 初めてインドネシアで行われる海外研修の参加候補メンバーになれる。 生活環境が日本と全くことなるインドネシアの田舎の村で行われる研修を 自分の中で価値あるものにしていく為には、 まず通常の生活環境と異なった生活環境に順応でき、 そこでの生活を楽しめる心と身体が必要となる。 最初は、キャンプ場の虫だらけのシャワーやトイレを怖がったり、 自分の食事に小さな虫が入ったと言って、騒いでいた生徒たちも 回数を重ねる毎に、慣れていき、山の中には、虫がいて当然という感覚になる。 2年生の時に、怖いと泣いていた子も 昨年の縦割りキャンプに4年生で参加し、班のリーダーとして 積極的に班をまとめたことが評価され 5年生の今年は、サブリーダーに抜擢された。 学校では、どちらかと言えば目立たず、 リーダー的な役割になることはない子でも 役割を与えてあげることで、大きく変わる事がある。 これらのキャンプには、英語関連のアクティビティもあるが、 視野を広げる、精神面での成長を促すことに重点を置いている。 一つの目的を達成する為には、自分のことは自分できちんとできないと迷惑がかかる。 参加者一人一人が自分の力に応じて協力し合うことが必要だということを経験させる。 全員が同じことをすることで、自分より行動の遅い子など 弱者を知り、待ってあげる、ゆっくり歩くなど思いやりの気持ちが芽生える。 そして数年前の自分の姿を知り、その時の上級生の気持ちを知る。 子どもどうしが言い争いをしていると、 先生を含め大人は、ほらほら、みんな仲良くね、と言いその場を治めがちだ。 「みんな仲良く」- 耳障りのいい言葉だが、 とても抽象的で、問題を解決する言葉ではないし お互いに衝突することや、経験を共にして仲良くなっていくのであり、 みんな仲良くと言われて仲良くなれるものではない。 この2泊3日のキャンプも、小さな衝突だらけだ。 しかし、私たち講師、スタッフとして参加している中、高、大学生は 一切関与せず、参加者だけで解決させる。 衝突を自分たちで乗り越えて、協力していくことこそ、 このキャンプで最も学んで欲しいことだからだ。 最近の子供たちを見ていると、 良い意味でも悪い意味でも他人と衝突することを経験していない弊害が 様々な面に現れているような気がしてならない。 衝突を悪いことと考え、止めるのではなく、 成長の機会ととらえ、見守ることも大切なのではないかと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年05月29日 09時00分21秒
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