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テーマ:小学生ママの日記(28705)
カテゴリ:子供の気持ち
昨夜は、夢玉プロジェクトの通信をしている静岡の男の子(3年生)の
宿題(暗唱)をチェックした。 優しい声の中にも、一本芯の通った意志の強さを感じる話し方をする とても好感が持てる男の子だった。 5ヶ月からDWE、幼児期にはCTP暗唱読みをしていたが 英文を聞いての暗唱は、5歳以来のチャレンジ。 綺麗な音を持ち、文をまとまりで掴むこともできていたので、 慣れてくれば、もっと完成度は高くなると思し、 自然と語彙量もアップするだろう。 先が楽しみだ。 美味しく食べよう - 人間は命を貰って生きている 「T君がトマトが食べれないって」 1年生が体験する初めての宿泊研修の夕食は、 自分たちで切った野菜が入ったカレーと、自分たちでお米をといだご飯 そしてレタス、トマト、キュウリのサラダだ。 残すと翌朝に再登場する。 「トマトを食べると、身体の具合が悪くなるの?」 「ううん」 「じゃぁ、それは、食べられないのではなくて、 食べられるけど、食べないってことじゃない?」 「…」 T君の参加申込書の嫌いな食べ物という欄には、野菜と書かれていた。 管理栄養士をしている友人の話だと子供の10人に1人が野菜全般が嫌いで、 殆ど野菜を口にしないという。 偏食の子は、親が偏食なケースが多いという。 ビタミン剤や野菜ジュースを飲めばいいと考えがちだが、 野菜を全く食べないでいると、便秘がちになり、 重大な病気を引き起こす原因となると言う。 食べ物の好き嫌いは、一日二日の研修でどうこうなるものではないが、 彼女に教えてもらった野菜嫌いの克服法の 野菜の大切さを話すと、親から離れた環境で甘えを断ち切り努力させる(給食) という2つの取り組みをしている。 「みんな聞いて。 人間は、動物や植物を食べないと生きていけないよね? 動物や野菜の命を貰って生きている。 だから、どんなものでも美味しく食べてあげないといけない って先生は思ってる。」 「それに、肉には肉の、野菜には野菜のいいところがあって どちらも、人間が元気に長生きする為には必要なもの。 食べなければならないのだから、嫌だ、嫌だと食べるより 美味しい、って食べた方がいいと思わない? 嫌だ、嫌だ、って思うと、身体が固まって 余計に美味しくないし、消化も悪くなる。 自分の身体の為にも、美味しい、って食べようよ」 「先生は、嫌いな野菜がないの?」 「もちろん、あるよ。2つね。でも食べる。」 「がまんして?」 「先生もTみたいに幼稚園生の頃はトマトが好きじゃなかった。 でも、トマトが出るたびに、わぁ~嫌だな、って思うのが嫌で、 なんとか好きになる方法はないかと思って いろいろなものをつけて食べてみたの。 マヨネーズ、ソース、醤油、塩、ドレッシング、 でも、みんな美味しくなくて、 最後に甘ければ食べられるかな、ってお砂糖をかけたの そうしたら、とても美味しく感じてトマトが大好きになったの 今は、もうお砂糖をつけて食べることはないけどね。」 「ぼくも、お砂糖をかけて食べてみたい!」 「やってみる?でも最後にデザートでね。」 「先生、私も試していい?」 美味しいと言う子、ドレッシングの方がいいと言う子 実験のように、みんながトマトを食べ出した。 それにつられて、Tも砂糖をかけたトマトを口にした。 吐き出すこともなく、ふ~ん、と飲みこんだ。 それまで嫌いだった食べ物が、ふとしたきっかけで食べられるようになり、 美味しいと思うようになった経験は、誰もが持っているのではないだろうか? いただきます、と、感謝の気持ちを持って美味しくいただくことは 人間として持っていなければいけない心だと思う。 朝顔の成長を観察させるのではなく 野菜の観察をさせて、自分で実らせた物を食べさせた方が、 すっと有意義ではないだろうか。 子供の野菜嫌いに悩んでいらしゃる方には、 是非、参考にしていただきたい、 お子さんの野菜嫌い克服に取り組むお母さんのブログです。 やさいぎらい お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年06月25日 12時46分10秒
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