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夢先生の玉手箱-annex

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カテゴリ:子供の気持ち
私の教室で行っているインドネシアでの海外研修に参加したことのある、
これから参加を希望する生徒を集めての研修を
昨日から南房総の家で行っている。

この研修は、自分たちがこれからどのような活動を
インドネシアで行っていくかを、自分たちで決めて
現地に赴くということを経験させるために行っている。

昨日は、英語のプログラムとして
ディベート形式のレッスンも行ったが、
メインは、大学で国際協力を学び、現在大学院で環境教育を学んでいる
卒業生(現在も教務補助として教室でバイトをしている)が
自分とインドネシアとの係わりや、村で行ってきたこと、
先進国と発展途上国との関係などを聞き、
その感想を参加者一人一人に書かせるプログラムだった。

一人の参加者の感想文を紹介したいと思う。
彼女は、都内の中高一貫校に通う中学3年生で、
6年生になる春休みに、海外研修に参加した。
そして来年も再び参加を希望している。
私の教室のボランティア組織では、
リーダー的存在でもある。

日本という国は本当に豊かで、恵まれているのだと改めて思いました。
今まで、今回のような話を何度か聴かせてもらい、新たに知ったことや
勉強になったことがあり、話が聞けて良かったなと思いました。
けれど、話を聞いた時、私の中にまだ自分の思うことや
考え方などが充分になく、話を聞いてもその先を自分で考えてみて、
明確にして何かをやってみるという事が実際出来ませんでした。
しかし、今回は、今までよりも多少は自分も成長したと思います。
その分、自分で色々考えていて、
もしかしたら、実現することが出来るかもしれません。
今回は、本当に自分の中で大きく受け止められました。
どれ位、日本が他国と比べて豊かで恵まれているかを
深く考えたり、感じたりできました。
今まで以上に私たちは両親に感謝しなければならないと思いました。
感謝の気持ちを絶対に忘れては、いけないと思いました。
どうしても、日本のような先進国、発展した国にいると
全て備わっていることが当たり前だと思ってしまいがちです。
私も今ここで水が汚く、食糧もなく、病気になってしまう環境に移されたら、
きっと生活できないと思います。
私は、心のどこかで、日本という国で平然と何も思わず、
当たり前のように思い生活をしてしまっているのかもしれません。
でも、世界には、日本のような国ばかりではないのです。
毎日生きるのに苦労している人々がいるし、
水道の蛇口をひねれば、きれいな水が必ず出てくる訳ではないのです。
私は、今回、話を聞いたことによって、明確に
本当にはっきりと日本に生まれてきた事に感謝の気持ちが
自分の心の中に生まれました。
また、もっとたくさんの人々に他の国の事、世界の事を知ってもらいたいです。
そうすれば、日本の豊かさ、恵まれている事を強く感じ
他の国の為に、世界の為に何かをしようと思う人が増えると思います。
そして日本という国も良くなると思いました。
今の私たちの本当に幸せな境遇に感謝し、
私たちに与えられた物は決して無駄にせず、
この先の将来に向けて大切に学んでいかなくては
ならないのです。
私たちは発展途上国の国々の同じ年代の人に対して恥ずかしくなく、
胸を張って生きていけるような人になろうと思いました。

彼女が今、このような考え方を持っているのは、
小学生の時に訪れたインドネシアで見た物、経験したことで
視点が変化したからだと思う。

小学校高学年や中学生だからこそ感じ取ることができ、
その経験を活かして成長することができる。
英語圏で英語で話すことを学ばせるより、
英語でも伝えたい考えを持たせる経験を優先したい。
そんな思いで、英語圏でのホームステイによる海外研修から、
インドネシアへの国際交流、協力を学ばせる海外研修へと変えた。

今年で、8年目。
彼女の感想文は、私に勇気と力を与えてくれた。
これからも、一人でも多くの生徒に、視野を広げる機会を与えていきたいと思う。





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最終更新日  2008年08月11日 19時22分19秒
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