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テーマ:小学生ママの日記(28705)
カテゴリ:子供の気持ち
以前、このブログで紹介した名古屋からの編入生。
夏期講習から精力的に学習した中2のお姉ちゃんは まだ学習の成果は出ていないが、 教室に通うことで新しい環境にも慣れ 転校先の学校でも、仲良くできそうな友達も見つかり、 一生懸命とけ込もうとがんばっているという。 問題なのは、5年生の弟君。 先週、体験に来たのだが、全くやる気を感じず、 担当講師は、受け入れるのを躊躇っていた。 お姉ちゃんと同じ英検対策塾に入っていたので すでに4級を取得しているのだが、 お姉ちゃんと同様、ただパターンを詰め込まれていただけなので 外国人講師も通常の5年生のクラスではなく 4年生の一番下のクラスで暫く様子を見る必要がある、と言う。 しかし、そのクラスでさえ、量的には少ないが 暗誦の宿題があり、 その僅かな宿題も嫌がったのである。 聞けば、転入先の学校で苦戦しているという。 英語どころではない、が彼の本音だろう。 二つの新しい環境に慣れるには、かなりのパワーが必要で、 学校で四苦八苦している彼には、今、英語を始めることはマイナスだ。 学校が落ち着いたら、また考えましょうという提案を お母さんに伝え、了承を得た。 もちろん二人の性格的な問題も大きいが、 学校が始まる前に私の教室に通い始めたお姉さんは 二つの新しい環境に慣れなければならないという状況にはならずに済み、 教室を通して、新しい生活環境を受け入れることができたとも言える。 そして残念なのは、お母さんが決めた二人の転校先が このエリアでは、あまり評判のよくない小学校、中学校だったこと。 私の教室の生徒達も、最寄りであっても、 他の公立小中を選択し通っている。 急な辞令で、お父さんが慌てて住むエリアを決め 自宅から最も近い学校に転校することを決めたと言う。 もし、転校先を決める前に私の教室に通うことになっていれば、 お母さん方からこの地域の情報を得られたし 教室の生徒たちが通うもう少し評判の良い学校を勧められ、 その生徒達を媒介として新しい環境に馴染むことができたのにと 残念でならない。 見知らぬ土地で、有益で質の高い情報収集はなかなか難しい。 しかし、共通の話題を持てる習い事の場を利用すれば、 先生やお母さん方から有効な情報が得られ易い。 学校という閉鎖的な環境で孤独な戦いを強いられる転校生。 そのストレスを軽減する為にも 学校に慣れてから、習い事の教室を決めるのではなく 可能であれば、是非、習い事の場を先に決めて、 地元の情報を得たり、新しい環境に慣れる媒体として活用するということを お考えいただきたいと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年09月05日 14時46分44秒
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