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夢先生の玉手箱-annex

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カテゴリ:子供の気持ち
台風が東京に近づき、夕方から大雨になるという予報
下校時の生徒達に影響がないといいのだが…。
もちろん教室にも影響がある。
最悪の場合は、休校だ。
今日は、天気予報と窓から目が離せない一日になりそうだ涙ぽろり

今週は、お兄ちゃんである生徒たちと話しをする機会が多かった。
昨夜も、高校2年生のY生徒と話しをした。
彼の中2の妹Sは、以前このブログでも紹介した
小1から私の教室に通いすでに英検2級を取得し小学校から高校まである
私立中学でトップクラスの成績という
理解力と努力を兼ね備えたがんばりやさんタイプ。
4年生の弟Tも、小1から私の教室に通い始め
「最後まで人の話をききなさい!」と
常に注意されている落ち着きはないが理解力のあるタイプ
そしてYは長男らしくのんびり、おっとりとした癒し系。

そして彼は常に妹、弟のプレッシャーで
すっかり自分に自信が持てなくなっていた。
その原因が英語とは、ほっとけない!(どこかで聞いたような…)

彼が私の教室に来たのは中3になる少し前。
お母さんからは、Yもお世話になりたいと思い
本人に行くように言っても、苦手意識があって
妹や弟と比較されるのが嫌なのか
なかなかその気になってくれない、と数年前に聞いていた。
本人の気持ちがなければ、どうにもならないのが中学生だ。
私も特にYに対してアプローチはしなかった。
ところがある日Sが私にお兄ちゃん、英検4級に落ちたんだよと
少し小馬鹿にして言った彼女に、
お兄ちゃんが英語コンプレックスを持っている危険性を感じ
いい気にならない!と彼女を叱りつけ、
迎えにいらしたお母さんにお兄さんを
一度連れてきて欲しいとお願いをした。

それから暫くしてYがやってきたが
その表情はとても硬く、嫌だ嫌だオーラが全開。
まず、高校に入る前に中学範囲の復習をした方がいいこと、
自分のライバルは自分であり
他人と自分を比べる意味はまったくないこと、
兄弟であっても別の人格を持った一人の人間であり
違って当然、比べる必要はない。という話しをし、
彼も英語から逃げるのではなく
向き合ってみると話した。

Sにもお兄ちゃんは、あなたより早く生まれて
あなたより広い視野を持っているし
勉強だけで人の優劣は計ろうとし
お兄ちゃんのいいところを吸収しようとしないのは
あなたにとって大きなマイナス。と
Yが日本で講習を受けている時に
海外研修に参加したので、話しをした。
それがきっかなのか、二人は仲良くなり
よく話しをするようになったとお母さんから報告があった。

そしてY君も少しづつだが成績もあがり
英語に対しても意欲的とは言えないが、ずいぶん前向きになった。
ところが、昨夜、英検を受けないの?と尋ねると
苦笑いをしながら、いやぁ~、前回全然ダメだったし。
と、かなり弱気な発言。
去年3級受かったのだから、トライしてみればいいじゃない?
と言うも、なかなか、はい、とは言わない。

ひょっとしてリスニングが難しかったの?
1回しか言わないしねぇ。と、振ると、
リスニングと長文が、全然でわからなかった。と
やっと口を開いた。
彼は、小1から外国人がコミュニカティブアプローチで指導している
自宅近所の教室に通っていたのだが、宿題もなく
そこも中学受験準備の為に5年生になると同時に辞めてしまった。
私の教室でも小学校からの持ち上がりの生徒がほとんどである
グループレッスンに一番下のレベルでも入ることが難しく
個別指導を週1回1時間受けていて、会話やリスニングは
学校の授業でやっているだけ
リスニングの宿題が出るわけではないという。
聞く力をつけるには不十分な学習環境だ。
しかし、今まで、それとなくリスニングクラスの受講を勧めても
彼が参加したいと言い出すことはなかった。
それと、高校受験をしていないので、
語彙力が圧倒的に不足していることも
長文問題ができない原因だが、
1時間の枠では、今まで取りこぼしている
文法事項の復習と予習で手一杯で
長文読解の指導はできない。

しかしそんな理由を彼に考えつくはずがなく
彼には、妹がいとも簡単にクリアした
準2の壁は、とてつもなく高いものに思え、
落胆してしまった。

「だったら、英検合宿に参加してみない?
 自分が何を勉強すればいいかわかるし」
彼の顔に驚きの表情が浮かび、
関心があるような顔つきになった。

この合宿に参加することで、
英検という壁をどのように攻略すればいいのかを掴み
ぼくはこのくらい、というラインを自分で引かず、
自分で計画を立てて、意欲的にチャレンジし
達成する楽しさを感じさせる。
そう、苦手だった英語だからこそ、自信をつけられると考えたのだ。

彼の返事は、来週の月曜日にもらうことになっている。

がんばれ!お兄ちゃん。
限界は自分が作り
その限界を破るのも自分だよ。





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最終更新日  2008年09月19日 14時19分13秒
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