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テーマ:中学生ママの日記(17703)
カテゴリ:子供の気持ち
「ちゃんとできないのはわかっているけど
私は自分で決めてやってみたいのに お母さんが先回りして全部決めてしまう。」 とAちゃんは、担当講師に訴えた。 中学受験準備の2年間を含めて Aちゃんは、お母さんが決めたスケジュールを こなす生活をしてきたが もう自分のことは自分で決めたいのに先に 「こうしなさい、ああしなさい」と言われると 腹が立つし、そうだな、と思うことでも 「はい」って言えない。 だから、お母さんと話したくない。 これはAちゃんに限ったことではなく 第二次反抗期に突入した女の子達が 決まって口にするセリフだ。 もう子どもじゃないんだから 任せて放っておいて欲しい 「自立したい」という気持ちが根底にある。 何のことはない、2、3歳の時の 「自分でやるぅ~」と言う反抗期と同じだ。 ただ、大きく違うのは、思考、言動、行動力も 2、3歳の時とは、比べものにならないほど高く 親を含め回りの大人を人間として見て、 あれこれ批判的なことを言ったり 理屈の通らないことを並べ立てて叫ぶものだから 対峙するこちらもクタクタになってしまう。 しかし、ここで逃げてはいけない。 子どもじゃないんだからと言いながら、相手は子どもである。 気持ちをぶつけながらこちらの出方で 自分への気持ち(愛情を)を測っている。 私の教室では、中学生の生徒には もう大人として扱って欲しいだろうから 大人として扱う。 忘れ物や、遅刻、申し込み期限に遅れる それはすべて、「自分のミス」であり お母さんが…という言い訳は通用しないと伝える。 やらせてみることで、自分の至らなさ 未熟さもわかり、自分と向かい合うことができるようになる。 やらせてみて失敗しても、やり直しはきき よい方向に進んでいく。 失敗は成功の母 大切なのは、一定の理解を示しながらも 譲れないところは、未成年として親の決めたルールに従うべき と、毅然とした態度を貫くことだと思う。 この日記を書いていたら 今年私立中学に入学した女の子が冬期講習に来たので お母さんに反抗してるの?と尋ねたら 「6年生の時にすごくお母さんに反抗したけど、 今は、自分を応援してくれるし、普通です。」 という返事が笑顔で返ってきた。 そう言えば、去年、お兄ちゃんが お母さんと妹がやりあって、 家の雰囲気悪いとぼやいていたことを思い出した。 親の自分への理解を感じて、 大人への階段を登り始めたようだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年12月27日 18時49分09秒
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