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カテゴリ:子供の気持ち
以前、このブログで書いた1年生のKちゃん。
今日は、「宿題できたよ」と嬉しそうに教室に入ってきた。 お母さんのサポートで暗唱の宿題は無事クリア。 クラスメイトも「よかったね」と 彼女を迎えたまではよかったのだが 次ぎに行った私が英語で出す三つのヒントを聞き取って カードを当てるというゲーム形式のアクティビティで 険悪なムードが漂い始めた… Bow Wowと鳴く動物というヒントで 犬のカードが取れなかった彼女が 「え~犬がBow Wowって鳴くなんて知らない」 とマクドナルドファームの歌を覚え歌ったこともあり 先週も他の動物で知らないと言ったので 犬についても説明したにもかかわらず 知らないと言い出したのだ。 その後も、ピンポンって何? チーズが牛乳でできているなんて知らない。 ペンギンが飛べないなんて知らない。 と、先週と同じ言い訳をいちいち日本語でつぶやくのだ。 私が日本語を話さないで、と英語で言っても止めようとせず 最初は、黙って聞いていた生徒たちも 腹を立て始め「先週も同じこと言ったでしょ」と 「習ったよ。一緒に習ったよ。」と 先週は彼女を庇っていた生徒も 他の生徒と同じく彼女を責める口調になった。 結局、彼女たちのやりとりを無視して 淡々とレッスンを進めることで 険悪なムードは後を引くことなく笑顔でレッスンを終えたが、 Kちゃんの態度に生徒達は明らかにあきれ顔だった。 Kちゃんを注意し、言わないようにすることは 簡単だったが、今回の皆の反応に 居心地の悪い思いを体験させることが大切と考え 敢えて今日は何も言わなかった。 恐らく学校でも同じ状況になっているか 今はそうでなくても横の繋がりが強くなり始める 2年生の後半になれば、友人関係で悩みを抱えるだろう。 彼女自身が理不尽な言い訳をすることの愚かさを学び 素直に敗北を受け入れる気持ちになることが大切だ。 すべてにおいて勝ち続けることなど不可能だ。 ちょうど、来週は振替で 他クラスでレッスンを受けることになっているので、 その時の様子を見て、お母さんを交えて 本人と話しをしたいと考えている。 負けん気が強いのは長所でもある。 その負けん気を他人に向けるのではなく 自分に向け、自分を高めて欲しいと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年03月14日 08時00分20秒
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