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カテゴリ:受験
長年この仕事をしていると生徒達が通う学校の英語の授業内容や
生徒のテスト結果や順位からその学校の本音と建て前が見えてくる。 学年の異なる複数の生徒たちが通う学校であればなおさらだ。 今年、一人の生徒の合格に私はクビをかしげた。 過去5人の生徒がその私立高校の英語科に合格しているが その生徒の英語力は、5人の生徒達と比べればかなり低く 合格はもちろん、とても授業についていけるレベルとは 考えられなかったからだ。 もう一人同じ私立中学を4回受験して合格した生徒もそうだ。 以前、同じ学校に合格し通っていた生徒と比べると 明らかに力不足だと感じた。 これらの私立校も生徒確保が難しくなってきたのかと感じていたところに 先日、私立の中高一貫校に子供を通わせている一人のお母さんから 学校の先生から言われた言葉を聞いて憤った。 受験者数が少なかった為に本来ならいるはずのない生徒がいる そういう生徒達は家庭で毎日数時間学習をしなければ 授業についていくことはできない。 受験者数に係わらず学校を運営していく為には 合格させなければいけない人数は決まっている 本来なら合格できないレベルの子を合格させたのは 学校の都合である。 テスト結果を突きつけて、努力が足りないと 一方的に責めるのはおかしい。 その子たちが学校の授業についていけるように面倒を見てあげるのも 学校がやらなければならないことではないのだろうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年05月01日 08時23分02秒
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