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カテゴリ:受験
昨日は雪で 予定されていたテニスの試合が流れ
一歩も家から出ることなく(笑) 森のメルマガの原稿などパソコンの前で カチャカチャ、パチパチと書き物をしていました。 実教室の第二教室が入っているビルには 個別形式の学習塾(フランチャイズ)が入っている。 道路から目に入るエントランス部分に こちらの塾が、指導実績などを張り出す掲示板があるのだが、 先日、○○中の○君(イニシャル)○○高校合格おめでとう という紙が貼られた。 それを目ざとく見つけた生徒が 「先生、下のおめでとう、ってお誕生日?」 と訊いてきた。 つまり、読めるひらがなの部分だけ読んで 幼稚園と同じくお誕生日の人の紹介だと想像したらしい(笑) 合格発表が始まるこの時期から 各塾とも合格実績なるものを 塾の窓など目につくところに掲げ始める。 顔の見えない誰かの為に 合格実績を上げようと躍起になる大手進学塾 そして、その先には、 大量の授業についてこられない生徒の増加に 苦慮する私立の中高一貫校があり 入学後も塾代を支払い続けなければならない親御さんがいる。 昔から教育関係者の間では 7、5、3、という言葉がある。 小学校で学校の授業についていくことができるのが7割 中学が5割、そして高校は3割 日本の画一的教育システムでは 花開かない子どもたちがいる。 そんな事を考えて 合格実績を見ると胸が痛くなるのである。 今年も塾に通わず通信だけで 都立の中高一貫校に合格した生徒や 難関私立一貫校に合格した友人や知人の 子どもたちがいる。 どの子も俗に言う「生まれつき頭がいい子」ではなく 能動的な姿勢で努力ができる子だ。 結果よりも子どもの努力する姿を見守るという 選択肢を選んだ、親御さんや友人、知人たち。 合格という結果ではなく 過程での努力を認め、讃える大人、 そして教室でありたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年02月12日 13時53分43秒
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