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テーマ:小学生ママの日記(28707)
カテゴリ:受験
今朝、報道系の番組で子どもの貧困という
テーマのコーナーがあり その中で、中学3年生時の成績と親の年収とで 子どもの大学進学率を表しているグラフが紹介された。 中学3年時の成績がよい子の大学進学率は 親の年収に影響にほとんど影響されていないが、 中ぐらいの成績だと親の年収で進学率が 大きく変わっていた。 中途半端な成績ほどお金がかかる、 と私の友人が笑って言ったことがある。 ダメならダメで勉強以外の道を摸索するが、 中くらいの成績だと親も成績が上がることを期待して 塾に通わせる、その繰り返しが大学合格まで続くと言うのだ。 確かに紹介されたグラフ通りの状況が生まれている。 親の収入で教育格差が生まれる風潮は昔もあっただろう。 しかし離婚率の上昇と経済の悪化で 子どもの貧困が表面化してきた。 日本の子どもの貧困率は14.3% 7人に一人が貧困状態だと言う。 母子家庭では六割の子どもが貧困という数字 そして母子家庭の平均年収は171万円 母子家庭には公的手当があるが、 父子家庭には支給されないと知ってとても驚いた。 教育費の公的支出が最低レベルで、家計負担が多い日本では、 所得の低い親を持つ子どもは進学率が低くなり、 また貧困に陥るという貧困の世代間連鎖が指摘されていると言う。 この貧困の世代間連鎖を断ち切る為にも 子育てに関する手当や法整備も必要なことだが 私はこういう時代だからこそ公立校の教育を 充実させるべきではないかと思う。 行政が動くには時間がかかる しかし子どもの時間はどんどん過ぎていく。 塾に行かなくても高校の授業についていける授業を 公立中学で行う。 そしてその為の基礎づくりを小学校が行う。 その為には、家庭でなければできない躾はきちんと親がやり 今の教えること以外に先生が頭を悩ませている状態から 先生を解き放し先生が授業に専念できる環境を作る、 親の手で、学校を本来の学びの場に戻すことが 最も有効な解決策なのではないかと感じた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年05月31日 20時09分35秒
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