|
テーマ:小学生ママの日記(28707)
カテゴリ:受験
先週、中学生の生徒が一枚の塾のチラシを持ってきた。
駅近くにある塾で土日に近隣の中学別の対策を行うらしく 大きく、無料中間テスト対策と書かれていた。 どうやら、過去問から出題されるところを予想し 繰り返しやらせ点数を上げることを目的とした授業のようで 各中学に通う塾生たちが、入塾後に定期テストで何点点数が上がったか 学校別に書かれている。 テストに出るところを繰り返しやらせれば 理解とは関係なく点数を取らせることができる。 実力以上の点数が取れる。 ドーピングである。 今はテストの点数は、自分の頭でもぎ取ってこい!と 突き放しているが 私も過去に数回、せっぱ詰まった中3の生徒に 内申点を上げたいと泣きつかれて 徹底的にテスト対策をした苦い経験がある。 偏差値50以下の英語力でも準2級に合格させ、 学校のテストも90点以上を取らせ 結果、実力以上の高校に合格し その高校の落ちこぼれとなった。 手取り足取りやることで 大きなマイナスを背負わせてしまったのだ。 習得なき学習…これほど無意味で虚しいものはない。 そして、安易に点数を取ることを覚えた子どもたちが 塾依存から抜け出せないのは当たり前のことだと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年06月01日 22時56分55秒
[受験] カテゴリの最新記事
|