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テーマ:小学生ママの日記(28708)
カテゴリ:受験
先週、高校2年生のクラスのレッスン中に
飛び級している都立の中高一貫校に通う中2のHに 都立のトップ高を受験したら?と言ったら とんでもない!と首を横に振っているHの後から 普段あまり自分の意見を皆の前で言わない 私立の中高一貫校の特々生のDが 「高校受験はした方がいいよ。」 と言ったので、私も驚いたのだが、 Dの隣に座っていた有名私大の付属校に中学から通っている 高校1年のYも目を丸くしてDを見た。 「大学受験って言われても、どうやればいいのかわからない 実感がないんだ。 これって高校受験をしてないからだと思うんだ」 このクラスにはもう1人Dと同じ高校2年生のRがいる。 Rは、成績が伸びず、行きたいと思う受験校がなかったので 私立中学受験を冬休み前で辞め、地元の公立中学へ進み 高校受験をして都立の準トップ高へと進んだ。 Rは数学が苦手で、数学が得意のDがよくRに数学を教えている。 着々と自分で計画を立てて大学受験に向かって進んでいる Rを間近に見て、Dは上のように考えたのだろう。 昨日、中学3年生のHが大手進学塾の模試の結果を見せに来た。 Hは、評価の高い都立の中高一貫校を 塾に太鼓判を押されながら不合格となり Rと同じ地元の公立中学に通っている。 以前、ここでも書いたが、 Hと小1からずっと実教室で机を並べて学習していた (現在は、高校1年生のクラスに飛び級している)Mも Hが不合格となった都立の中高一貫校を こちらは、塾から受験は取りやめた方がいいと言われながら 受験し、合格し、現在その学校の3年生である。 私は、3年前にこの二人が同じ学校を受験すると聞いて 学力が高いのはHだが、合格するのはMだろうと考えていた。 Hは、よくお母さんの言うことを聞くよい子 Mは、お母さんがこうしたら、と言っても 頑として自分のやり方を通す頑張りやさん。 Mには芯があった。 中学に入って第二次反抗期を迎えたHは お母さんの言うことには耳を貸さず 俗に言う悪い友達たちの影響を濃く受け始め 生活面の乱れが、学習面にも現れ、成績も悪く 昨日持参した私立模試の結果も英語は65以上あるものの 他の教科は、3年前とは比べものにならない程の 落ち込みようである。 一方で、Mは、部活に精を出しながら トップグループの成績をキープしている。 仮にHが、不合格だった中高一貫校に合格し、 Mが不合格だったとしたら 二人の今の姿は入れ替わっているのだろうか? M曰く、クラスの半数が勉強は全然しない 遊んでばかりというこの学校には、 難関私立中高一貫校の受験に失敗、挫折組も 多く入っていると聞くので 中だるみしている子も多いのだろう。 そんな環境にHが入れば、 今の姿と同じになる可能性はかなり高い。 芯のある子が伸びる 子どもたちは、芯を通して吸収し学び、成長していく と、感じている。 試練を自分の手で乗り越えることで 芯は作られていく 己と向かい合い、己を知り 己を受け入れるという高校受験は確かに試練である。 しかし、試練だからこそ得るものも大きい。 Dもこれから大学受験という1つの試練に向かって、 試行錯誤しながら、自分の中の芯を太くしていくだろう。 楽しみである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年12月15日 11時42分37秒
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