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カテゴリ:受験
2月上旬に中学受験を控えた生徒たちが3ヶ月の休会期間に入る11月
実教室の長い受験シーズンが始まる。 今年は、東大、外大など国立大学を 第一志望としている生徒が多く 3月まで続く可能性も‥。 最近、英語のテストこそないものの 特別枠など英語特化や重視のクラスやコースを有する 私立や公立の中高一貫校の中学入試では、 英語力が有利に働くこともあるが、 やはり生徒達にとって、抱き続けてきた将来の夢の入り口となる 大学入試は、私にとっても大きく 模擬試験の結果や合格判定で だいたいの予想はたち、対策を講じてはいるものの 当日の体調やメンタリティなど予測不能なファクターもあり 合格を勝ち取るまで気が抜けない。 昨夜も年中から実教室に通っている中高一貫校の高3D君が センター対策の勉強をしに実教室に来ていたのだが 「違うクラスの友達には、もう大学が決まった奴が出始めて 焦ってきましたよ~。」 と帰り際に頭をかきながら、ぼそりと口にした。 特別特待の彼に学校推薦の道はなく、 高校から通常の進学クラスに変更した友人から 学校推薦で決まったと連絡があったという。 最近、彼が通っている学校は人気が上がり 中学の偏差値が上昇している。 学校としても実績が欲しいのだろう 彼のクラスでは、1人でも多く難関大に合格させるべく 放課後、かなり遅い時間まで 先生がつきっきりの受験対策を行っている。 夏休み明けには、不安を口にしながらも、なんとかなるさと 締まりがなかったD君の顔も すっかり受験生の顔つきになった。 長年、幼児や小学校低学年から指導してきた生徒たちが 大学受験を乗り越える姿を見ていると 小、中学生の時に何を会得しておくべきかを 示してくれているように感じる。 今年、センター試験で国語の点数が伸びず 第一志望である難関国立大に合格できず浪人を決めたT君 独力で目標をクリアしたいと週に一度実教室に顔を出す以外は 夏期講習を予備校で数講座取っただけと、 他教科が心配だったのだが、 先月、持参してきた模試の合格判定を見て驚いた。 志望校の欄にずらりと並んだ国立、私立の難関大全てにA判定が 「判定通りの結果になるとは思わないけれど、 今までの自分のやり方が間違っていなかったという 自信にはなりました。」 と、はにかんだ笑顔に自信とゆとりが感じられた。 一方、週に4日受験専門塾に通いながらも 模試を重ねるごとに、その結果に だんだんと青ざめていく御三家卒のアイン君 この二人を見ていると 自身の努力が自身の天賦の才を開く と思えてならない。 受験生たちが、自分を信じて自身を追い込み、努力し すがすがしい気持ちで受験を終えられるようにサポートする。 私が講師として、彼らにできる最後の仕事だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年11月17日 17時52分47秒
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