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いちご*いちえ

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2008年02月10日
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三連休の中日は、北陸地方には珍しく青空が広がりました。
昨日から今朝にかけて、滅多に雪の降らない太平洋側の各地で雪が降って、
9時現在、奈良10センチ・名古屋9センチ・東京1センチの積雪だそうです。

雪国の本家本元・金沢がこんなに穏やかなお天気で何だか申し訳ないような・・。
でもこの時期、私たちは“青空欠乏症”に陥っているので、
この燦々と降り注ぐ陽射しを見ただけで、幸せ指数が上昇します手書きハート
       久々の青空.jpg
       “ヒャッホ~! 青い空に青い海きらきら

 

今日は「天空の蜂」(東野 圭吾著)を読み終えました。
        天空の蜂.jpg
この本はブログ友のwankokoさん
http://plaza.rakuten.co.jp/wankoko/
のブログに紹介されていた本で、物語の舞台が北陸ということもあり、
是非読みたいと思っていました。

単行本で厚さ約3センチ。
ページ数にして622ページの長編推理小説です。
wankokoさんはこの長編をわずか4日で読み終えた驚異的な速読術の持ち主ですが、
同じ本を1ヶ月近く掛かって読み終えた私も、ある意味驚異的な“遅読術”の持ち主かも!?

物語は、自衛隊の航空機を制作している民間企業が、完成したばかりの大型ヘリコプターを試験飛行するという日に起こる。
「天空の蜂」と名乗る犯人が遠隔操作によってヘリを強奪。
ヘリは愛知県から福井県の原子力発電所の上空へと飛ぶ。
高速増殖炉の上でホバーリングを続けるヘリ。
犯人は容認しがたい要求を突きつけ、それを政府が呑まなければ爆弾を搭載したヘリを
原発の上に墜落させるという・・

この物語を読み終えて、推理小説家の頭脳はどれほど緻密にできているのだろうと感心させられる。
この小説を書くにあたって、作者は警察・自衛隊・原発・ヘリを制作する企業などを綿密に取材し、それぞれの分野に相当精通していなければ決して書くことは出来ないと思う。

読者を物語の中に引きずり込んで、その場にいるような臨場感を作り出し、手に汗を握らせる・・・しかもただスリルとサスペンスを味わわせるだけではなく、社会的な問題提起も投げかけている・・・う~ん、推理小説家の頭脳たるや恐るべしびっくり

 


 



 

 






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最終更新日  2008年02月10日 17時21分38秒
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