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カテゴリ:こんな本、読みました!
青山俊董(しゅんどう)尼の「新・美しき人に」を読みました。 著者は昭和8年生まれといいますから、御年75歳くらいの方なのでしょう。 人生観が変わるほど、いろんなお話が紹介されているのですが、 ◆人の口の言うものは、黙っていればいたで、あの人はダンマリヤで何も言わないと悪口を言うし、たくさんしゃべれば今度はおしゃべりだという。 ◆生まれて以来こんにちまで何を思い、何を語り、何を行為したか、その行為の全てが一部のごまかしもなく今の私の顔を作り、姿を作り、人格を創りあげてきている。明眼の人が見れば一目でそれまでの歩みの全てが見通せる。生まれたその日から、目に見えぬ彫刻刀で自ら彫り続けてきた自分の顔が、化粧や衣装ぐらいではごまかすことのできない美醜となって外に現れる。 ◆私達はずっと生きておられるような錯覚の中で、何も今日しなくても明日がある、何も今回の機会を無理してつかまなくても、またという機会がある、という思いの中で、果てしなく「今」をとり逃し続けている。 ◆蓮華は泥田の中に身を横たえながら、その泥を肥料として吸収し、昇華してあの美しい花を咲かせるように、人生の苦しみ、悲しみから逃げては花は咲かない、その只中にあって、むしろそれを材料とし、それをかけがえのない肥料として花を咲かせよ。 かいつまんでごく一部だけご紹介しましたが、心に染み入るような話が、
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