中国正月
朝、起きると1階の先祖を祭る祭壇の前に、豚の丸焼きや果物、お菓子等々が並んで置いてあった。ナニ?(-_-;)一瞬わからなかったが、中国正月であることを思い出した。並んでいたのはお供え用だったのである。主人の実家方は、中国系であるらしくカンボジア正月だけでなく、中国正月も祝うのだった。プノンペンは中華系も多く、軒先に爆薬をつるしていたり、正月用のランタンも売られている。今年は1月28日~30日らしく、商店も店を閉じているところが多い。爆竹をならしたり、家の前でおもちゃのお金を燃やしている光景が見られる。獅子舞もそれぞれの家や店の前に来てもらい、幸福が来るように演じてもらっている。それにしても、この国は一体いくつ正月を祝うのだろうか。今回の中国正月、4月のクメール正月、1月の国際正月。正式な休みは4月のクメール正月・3日間と、国際正月の1日だけだが、中国正月の方が商店が中華系が多いせいか、店を閉めているので静かな正月休みという気分を感じさせる。まわりを見ると、仕事場でも休みをもらっている人がいるので、「あぁ、このひと中華系なんだ。」とあらためて、わかるのだった。