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カテゴリ:読書・映画・ドラマ鑑賞
『アリス殺し』小林泰三著
奇数章が不思議のアリスの世界 偶数章が現実の世界 奇数章と偶数章で、2つの世界観を行ったり来たりして、犯人を探すミステリー小説。 紹介しているのをユーチューブで見たんです。 読みたくなって図書館から借りました。 元の『不思議の国のアリス』の堂々巡りの会話なんかが苦手じゃない人は楽しめると思います。 あと、『不思議の国のアリス』の登場人物を知っていると、もっと楽しいと思います。 著者は『不思議の国のアリス』だけじゃなくて、『鏡の国のアリス』や、詩編も好きなんだと思います。 ハンプティーダンプティーは有名だけど、 「スナークはブージャムだった」っていう合言葉も出てくるので。 ちなみに、わたしは今も(読後も)「スナークはブージャムだった」の意味がよくわかっていません。 ユーチューバの感想では、グロいとか、仕掛けが、とか、伏線が、って言うを見たけど、 わたしは、最後にこの地球の方が夢で、神様的な人物がこの地球を潰して、新しい地球で一から始めるっていう終わり方に引っかかる・・・ あるいはゲームをリセットするような終わり方って言えば良いのか・・・ ストーリー自体は面白いので、おすすめかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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