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カテゴリ:詩
敬老の日 南風一 毎年やっていることは同じなので 今日も妻と買い物に出かけた帰りに お寿司と饅頭を買って 妻の実家の母親に届けた 買うときはいつも敬老の日と思って買ったので なぜこんなに早く敬老の日が巡ってくるのだと 訝しく思うのだが それは結局月日の巡りが早すぎて ついさっき今年の敬老の日を迎えたばかりなのに その記憶が消えないうちに 早くも次の年の敬老の日が巡ってくる そんな事実の裏返しに過ぎなくて 自分もまた気が付けば 孫から敬老されるジジ・ババの境遇になっている それくらい歳月の流れは速い 庭を見ればまだ夏の名残のスイカが弦や葉っぱを四方に広げているけれど そのすぐそばではラベンダーが紫色の花を鈴なりに付けて 槍を空へ向けたように伸ばしている (詩集の宣伝) 「青春17切符+1」3月26日発売。 購入は、 こちらからどうぞ 詩が良かったと思う方は 人気blogランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024/09/15 05:29:43 PM
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