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カテゴリ:詩
父の思い出 南風一 父の思い出はどれも断片的だけど (父には、仕事へ行くことと祖父の家に行くことの二つの役割があったから) 夜遅くに家に帰ってきて寝て 翌朝早くから仕事に出ていくので 小さい頃から父はいつも不在という状態に慣れていたので 父が仕事で下半身不随になって病院療養が続いたときも 特に不便も感じなかった 幼少から中学1年生までそんな調子だったから 父が64歳で亡くなったときも 父はまた祖父の家か病院に入院しているのだろうくらいにしか思わない だから今でも明日にでもまた父に会えるくらいの自然さで 父の不在を何とも感じない だから今でも父の存在は生前のまま (そのことが良い事なのか悪い事なのか、それは分からない) でも私は良いことだと思っている (詩集の宣伝) 「青春17切符+1」3月26日発売。 購入は、 こちらからどうぞ 詩が良かったと思う方は 人気blogランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024/09/30 10:05:13 PM
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