南風一の世界

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• ３Ｙｅａｒｓ　Ｈａｖｅ　Ｐａｓｓｅｄ

  　３Ｙｅａｒｓ　Ｈａｖｅ　Ｐａｓｓｅｄ　　ｂｙ　南風一３年経過ならば入学した高校生が卒業する長さ４年経過ならば入学した大学生が卒業する長さ定年退職後に年金が出るまでの長さをそう例えて考えようによっては随分短いものだと思おうとした結果的には３年がさっと過ぎて３年前に入学したばかりの高校生がもう卒業する頃となった自分が望んだ３年間経過の速さなのにいざ３年が過ぎ去ってみると余りの早さに驚く毎日１日を健やかに過ごすことを念じて暮らしただけなのに一日一日が積もり積もって３年という長さになった一日一日の長さは短くて取るに足りないと思っていたけれど過ぎ去った一日一日は二度と帰って来ない一回性のものだった８４歳まで生きるとしてもこの過ぎ去った３年は二度と返ってこない貴重な３年であったことを悟っただからどうということもないけれど最初は早く過ぎ去ってくれと念じていたけれどいざ３年が過ぎ去ってしまえば余りのあっけなさに驚いている（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2022/12/24

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• 予知あるいは未来のこと

  　予知あるいは未来のこと　　　南風一きみは今どこで何をしているのかな？と思う自分が思い描いた通りの自分になったか？自分が思い描いた通りの未来になったか？誰も検証しないから多分きみもまた母親になって娘や息子たち　あるいは孫たちの日常に振り回されて自分の人生のことなど忘れてしまって取り敢えずの今日を送っているのかも知れないそれでもきみが大学生のときに予言したこと「オフコースはこれから絶対にメジャーになっていく」そのことは確かに４０数年が経ってきみの予言した通りになったその点ではきみの未来を読む力というものは一級品だった同じようにきみは自分の伴侶を未来の天秤にかけて首尾よく手にしたのだろうか？きみの姓が変わっていることは高校の同窓会誌で見た記憶があるきみはオフコースの成功を予言した通りに自分の幸せを首尾よく手にしているのだろうか？（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2022/12/24

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• 無欲や無計画

  　無欲や無計画　　　南風一今日は午後3時過ぎから雨模様という予報だったから車で出勤して途中の駐車場に車を停めてそこから徒歩通勤例の通り特に何も考えることなく職場近くの交差点で青信号を待っていると彼女がやってきた一昨日も大体同じ時間に同じ交差点で鉢合わせした特に何も考えることなく仕事に遅れないように車から出て歩いて行くだけなのになぜか彼女に出会ってしまう無欲な時はこんなに簡単に彼女に出会えるんだ無欲や無計画が一番確かにそう思う（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2022/12/21

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• 今日も話の花を咲かせて

  　今日も話の花を咲かせて　　　南風一外気温５度の中経理係の彼女は銀行へ外出していた彼女が外から帰って私の部屋にやって来た「外は寒かったでしょう？」と水を向ければ「寒かったわ」という返答「私は寒いので懐にカイロを入れてますよ」と言えば彼女の方は「私はカイロを入れていると熱くなるので　昼には外してしまいます」と言うふーんそれは若さのせいかな？「私は溝落ち辺りに入れていて暖かくて快適ですよ　なんせ慢性胃炎だから温めておく方がいいのです」それからピロリ菌の話やらピロリ菌は井戸水で野菜を洗って食べている地域の人々の胃に住みついているとか私も田舎の出身だから子どもの頃に井戸水を使っていたとか・・・そんなこんなでピロリ菌や田舎の話でひとしきり今日も彼女と取り留めもない話の花を咲かせて楽しいひと時であった（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2022/12/19

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• 昔の恋人

  　昔の恋人　　　南風一還暦を過ぎて会いたい恋人がいる会いたくない恋人もいるその差は何処にあるのか？会いたくない恋人には今もし会えたところでやっぱり怨嗟の言葉を浴びせられるだろうと思う会いたい恋人には今もし会えたならやっぱり嬉しくて手を取り合って「元気だった？」と懐かしさで一杯になると思う恋人にもずっと恋人のままでいられる恋人がいればもう恋人ではありえない恋人もいるどちらも昔に私が恋した女人（ひと）に違いないのにあるときから恋人でなくなってしまったどちらの恋人にももう気軽に会えない点では同じだけどね（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2022/12/18

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• そんなこんなで今年も

  　そんなこんなで今年も　　　南風一一週間の仕事が終わって終業チャイムが鳴るまでの時間は１５分もあるかないかといった時間帯にきみがひよっこり姿を現した「回覧物がたくさんあって回覧物を読むか　スマホを見るかぐらいで　暇ですよ」と言えば「回覧物は余り面白くないでしょうから　スマホがいいわ」ときみが答える「スマホを見てもニュースくらいですからね　岸田首相が防衛費の増額を賄うために増税を打ち出したのに　自民党内部の評判がすこぶる悪い　税金を取るというのはなかなか大変ですよ」「ところでもっとここで油を売っていけばいいですよ」と勧めれば「そうしましょうか？」と言って笑いながらきみは立っている本当は何か用事があったものかどうかそれは分からない暫くしてきみの後ろ姿を見送りながら「デートの約束より　たまに時間ができたとき　こうして冗談を言い合うひと時の方が　よっぽど楽しいと感じるなあ」とつくづく不思議に思うそんな出来事だって仕事に出ているから　出現することがあるそんなこんなで今年も過ぎ去っていく（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2022/12/17

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• 金銀ざっくざっく

  　金銀ざっくざっく　　　南風一金銀ざっくざっくそこら中に金銀が散らばっているからもう手当たり次第に掴み放題腹の奥から笑いが込み上げてきて止まらないこんなラッキーなことがあっていいものだろうか？これは何かの間違いじゃないか？それとも自分をラッキーと受け止めればいいのだろうか？何の因果でこんなチャンスが巡ってきたのだろう？もう笑いが止まらない愉快で仕方ない金銀ざっくざっくそこら中に金銀が散らばっているからもう手当たり次第に掴み放題そんな話しは夢の中の場合があり現実の場合があり金銀ざっくざっくのチャンスは誰にでもある（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2022/12/17

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• 新しい景色をありがとう

  　新しい景色をありがとう　　　南風一深夜のワールドカップ日本代表の戦いぶりを早朝に見たそれから寄贈された文化財の整理に出かけて午後から自宅の一階の外回りのガラス掃除に取り組んだガラス拭きが八割方終わってやれやれとバケツの水を持ち上げたところで出窓の角で頭を打った「痛っ」と頭に手をやると指に血が付いていた「これはまずい」と思って急いで家に駆けこんでマキロンを患部に塗った家の裏側に植えているスダチは今年さっぱり実を付けていなかったので忘れていたところふと見ると２０個くらいの実が黄色く色づいていたさっそく実を収穫して夜　入浴剤の代わりに風呂に入れるとぽかぽかして身体が温まった風呂から出てテレビを付けるとまた今日のワールドカップ日本代表の戦いぶりが放映されていたワールドカップ日本代表の選手たちは自分たちの敗戦を残念がっていた「いや　そんなことはない」「きみたちは立派だった」「ドイツとスペインと　二度の決勝戦を戦ったようなもの」「そして二度の決勝戦に勝った」「いやはや凄いものだと思うよ」「新しい景色を見せて貰ってありがとう」（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2022/12/06

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• 何処へ何を求めて

  　何処へ何を求めて　　　　南風一毎日目を覚ませば判で押したような同じような日常を繰り返している毎日何かしらに急かされたように何処へ行くのか何を求めているのか一向に分からないままに急いている別にことさら私が仕事や用事に付き合うことなく家で一日中ゴロゴロ暮らしていたところで社会に何の支障もないことは分かっているけれどそうとは分かっていても何かに追われるように判で押したような暮らしに追われている６１歳の男性俳優が敗血病で亡くなったというニュースを聞けば死んでしまえば何も残らない本人は自分が死んだことさえ分からないそんな最初も最期も見届けられない人生を私たちは送っている（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2022/12/03

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• きみの魅力

  　きみの魅力　　南風一それは顔や身体に在るのではない（いや少しくらいは在るかも知れない）むしろその行為や表情に？あるいは声音にかな？今日終業のチャイムが鳴ってお手洗いに出た廊下で帰り際のきみの姿に出会った周りには誰もいなかったから自然に手を振っていたきみも手を振り返してきた「お疲れさま」と声を返してきたのだろうか？廊下は少し曲がってガラス越しの声だったからそういう挨拶だったものかどうか？ちょっと自信はないけれどきみの行為や表情にかな？そこに限りない魅力を見た（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2022/11/28

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• 一日も無駄にすることなく

  　一日も無駄にすることなく　　南風一晩秋から冬になると日は短くなるし寒くもなるので早く季節が過ぎ去って春が来て欲しいと思うけれど一日の長さは冬であろうと春夏であろうと同じで昼間の長さだけが冬の方が短い冬の方が活動時間は短いように感じるけれど夜の時間を足せば結局一日の時間は２４時間そう思えばやれやれ今日も一日終わったと眠りに就くときの一日は夏冬で変わらない冬といったところで１２月から２月までのせいぜい３か月間に過ぎない９０日も過ぎればすぐ春がやってくる冬も一日を大切に生きよう一日を９０回繰り返せば冬はもう過ぎ去っている（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2022/11/23

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• 子ども

  　子ども　　　南風一子どもが赤ん坊でいる時間は短くてまた子どもが幼児でいる時間も短くてまた子どもが少年少女でいる時間も短くてそして子どもが青年乙女でいる時間も短くてやがて気が付けば子どもは大人になって親のようなことをしている子どもはいつまでも子どものままでいるけれど姿だけ大人の振りをしている（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2022/11/18

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• 金で買えないもの

  　金で買えないもの　　　南風一息子が狭い道を車で通るとき向こうから乳母車を押したお婆さんが来ていたので左側一杯に車を寄せてサイドミラーを畳んでゆっくりとかわそうとして車の左側車体を看板のでっぱりでがりがりとひっかいてドアの境を引っかけて車体を破損してしまった幾らお婆さんをケガさせてはいけないと思ったにしても自分の車を破損するほどに道を譲る必要はないだろうにむしろ停車してお婆さんが通り過ぎるのを待っているというのがお婆さんにとっても息子にとっても良かったのではないか？と思う車の修理代は５０万円也ということで親父に泣きついてきた５０万円くらい息子の役に立つお金ならば痛くも痒くもないそんなことより息子が道を譲り過ぎて車を破損したのは２回目のことだけどそんことを起こしながらももう１０年は経つのかな？これからも生きて活動していれば色々なことは起きるだろうお金よりもそういう様々な損害や出来事を起こしたりすることが即ち「生きている」ことに違いないこういう「生きていること」を共有できることが実は親子の「一番幸せな時」なのかなと思う一緒に生きて様々な出来事（それは良い事であっても）（悪い出来事であっても）一緒に体験することが一緒に泣き笑いすることが幸せということだ（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2022/11/17

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• 成功の秘訣　時間を味方につける

  　成功の秘訣　時間を味方につける　　　南風一 財産を作るとかお金を貯めるにはどうすればいいか？かつて片田舎の農家に生まれた少年がどうやって　４３００万円の一戸建てを所有し金融資産と年間○○○万円の年金債権を持つことになったか？理由は簡単バブル崩壊後の給与水準の若干の低下はあったものの転職３回目の職場には３０年間継続勤務し厚生年金の加入期間は３６年間に渡る確かに３回目の仕事は創造性を発揮する機会は余りなかった在職期間中はひたすら一日、一週間、そして一か月、一年間が過ぎることをひたすら耐えた毎日毎日毎月給料が貰えると思えば　忍耐することが即ち仕事と思うことにした来る日も来る日も仕事に意義を見出すことはなかなかできなかったけれどそんな時でも一日一日は着実に過ぎて行ったそうして気が付いたら定年になっていた当人がどう思っていようがどう考えていようが　とにかく何かを継続していれば時間の経過とともに　給与は貰える給与の幾ばくかを貯めていけばお金もたまる一戸建ての家も建つサラリーマンなら厚生年金債権の額が溜まっていくとにかく時間を味方につけること続ける事それが成功の秘訣（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2022/11/13

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• 神秘体験

  　神秘体験　　南風一世に言う神秘体験は誰しも幼年時代には結構あるのではないかと思う医学的には大脳が成長途上の子どもならば不思議な映像を大脳の中に見ることもあろうというわけである私の場合小学校４年生の頃だったかなと思う夜　座敷で寝ていると仏壇の中のお釈迦様の後光が眩しく光線を放ってぐるぐる渦を巻き出したまるで掃除機に吸い込まれるように私の身体はお釈迦様の方に吸い寄せられていくお釈迦様は決して慈悲深くというのではなく意地わるく怖い顔をしていた「助けて！誰か　助けて！」自分ではそう叫んだつもりだったが一緒に寝ていた父母が言うには私はただ「わあー　わあー」叫んで寝とぼけたように座敷の中をぐるぐる走り回っていたとのことだった正気に戻って「お釈迦様が俺を吸い込んでしまう」と父母に伝えたところ父母は私の気が狂ったと勘違いしたのかすぐ近くの内科医院へ行こうと言い出したそれから寒い夜中に父のバイクの後ろに乗せられて内科医院を訪ねた内科医院の老先生は夜中というのに起きて来て私を診察してくれた私の瞼の下を覗いたりベロを出させたりして「１足す１は幾つ？」とか「担任の先生の名前は？」とか質問した・・・それから後のことは憶えていない（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2022/11/12

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• ＬＥＮＧＴＨ　ＯＦ　ＬＩＦＥ

  　ＬＥＮＧＴＨ　ＯＦ　ＬＩＦＥ　　ｂｙ　南風一今日は母の命日今から振り返れば母は存在したようでもあり最初から存在しなかったようでもありどちらが本当なのか今はちょっと分からないちょうど１１月のこの季節に祖父の家の稲刈りに行った日の夜その帰り道道は山の中の中腹を縫うようにくねくね曲がりくねっていた母と私は自転車のライトだけを頼りに家までの道のりを急いだ山道には違いなかったが４、５分もすれば人里に出る人里に出たらあとは１０回くらい道を曲がって家に辿り着いたもうあんな怖い侘しい夜の道を母とも　一人でも体験することはないだろうと思うと夢のような気がする何が？って？夜の道も　母が存在したこともそして　まだ小学生の少年の姿だった私が存在したことも何もかも夢本当に存在したのかな？（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2022/11/11

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• 毎朝顔を洗うように

  　毎朝顔を洗うように　　　南風一 毎朝顔を洗うように仕事へ行く毎日仕事をすることに何のストレスも違和感も感じない毎日仕事をすることが空気を吸うように当たり前過ぎて何も疑問に思うことがない仕事へ出ればそして1年間仕事を続ければ一年で厚生年金の支給額は2万円増えるそんな詰まらないとも言えないことが楽しみになるそんな空気のようなさっと風のように過ぎ去るだけの仕事ってなんて楽しいのだろう（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2022/11/09

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• 不倫という火遊び

  　不倫という火遊び　　南風一それは誰にとって？一時の舞い上がりや高揚感を感じたいためにその後のパートナーとの関係を棒に振ってしまうことがあるその当座にはそんな大きなリスクがあることに全く思い至らないただ目先のご馳走に釣られてついつい夢遊病者のように魅力的な相手にふらふら近づいてしまう仮初の恋愛ごっこがそんなに楽しいものかよ？いい年した大人がそんな軽はずみな罠に陥るなんて馬鹿げているにもほどがあるそうは言ってもそんな罠に嵌まらない大人の方が幸運と言うか少ないと思うけど不倫の罠に落ちないようにするにはどうすればいいのだろう？それは俺にも分からない俺はたまたま不倫の手前で偶然首尾よく事が運ばなかっただけのこともし幸運にも首尾よく行っていたらむしろ身の破滅だった何が幸いするか分からないそれより近づかないことの方が安全なことは間違いないから火遊びはやめましょう（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2022/11/08

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• 鎌倉殿の１３人

  　ナンバー２にはナンバー２なりの　　　南風一トップではなく中央ではなく長ではなくナンバー２地方次長　小領主そういったナンバー２にはナンバー２の生き方がある鎌倉殿の１３人の北条義時の生きざまのように我が先祖の生きざまもしかりナンバー２にも置かれた立場住む地域同じような立場の者たちそれから自分の上司やトップたちの動きトップたちの勢力マップそれらに対する配慮や考慮自分自身に対する影響によって様々な立ち回りをしなければナンバー２は生き抜くのが難しいそんな人間臭い物語がナンバー２にはナンバー２なりにトップたちと同じような熾烈な戦いが各時代に存在したことを知ったいつの時代にもなかなかこの世を生き抜いていき子孫を末永く繁栄させていくというのは至難の技に違いないと悟った（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2022/11/07

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• 四季　季節の巡り

  　四季　季節の巡り　　　南風一１年の中を生活していると毎日を繰り返すうちに季節が過ぎる春かと思っていると暑くなって夏がくる暑い暑いと言っているうちに秋がくる秋が来たのかなと思っていると雪が降って北風が吹き冬がくる冬が早く過ぎ去ってくれないかなと思っているうちに春がくるそして気が付いたら一年が一週間のように再びやってきてまた繰り返しを始めている季節は何度でもやってくるので自分の命も永遠に続くように錯覚してしまうけれど気が付けばつい数か月前に研修会の帰りに車で来られているのだなと思って見かけた姿が最期の姿になったということもある繰り返しにはくれぐれも騙されないように人の命は季節の繰り返しのように永遠に続くわけではない（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2022/11/06

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• 上を向いて歩こう

  　上を向いて歩こう　　南風一日本人の勤労の精神を揶揄するつもりはないしかし低賃金で命を粉にして働いて一体何が残るのか？ということは一度立ち止まって考えてみるべきだと思う長時間労働や長時間の緊張労働で精神を病んだり身体を壊したり低賃金過ぎて家族を持てなかったり子どもや配偶者とも満足な団らんの時間を持てなくて一体何のために働いているというのだろう？それも６０歳定年制というのは嘘っぱちで定年過ぎても再雇用や継続雇用という言葉を隠れ蓑にして実際には高齢者を低賃金でお安くこき使う生涯現役で働き続けなければ年金額では夫婦の生計どころか子・孫に贈り物すら満足に買ってやることはできない日本の労働者のこれが現実だ労働を売ってサラリーを得る日本のサラリーマンの現実こんな盲目的な働きバチ以外の働き方や生き方というものを日本の労働者は知らないのだろうか？日々を楽しむとか楽しく暮らすということなど考えもしないのだろう思い付くこともないのだろう何のために生まれてきたのだろう？一度立ち止まって考えてみないか？（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2022/11/04

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• 文化の日

  　文化の日　　　南風一休日の一日擦り切れたネクタイを５本ほど古布回収に出したのでネクタイを1本新調した私の誕生日が近いので妻に誕生日のプレゼントとして買って貰った妻が服を買っている間本屋に寄ると物価や金融政策、最近のデフレと日銀の超緩和的な金融政策の功罪について書かれた新書や新刊本が目に付いたので拾い読みしたなかなか面白い見解だった買い物から帰って庵治石で作った急須用コースターに磨きをかけたなかなかいい具合に丸みが付いたそれからスマホ画面をテレビに映すケーブルをネット通販で購入した新聞を見ていると私の先祖に当たる人物の歴史小説が出版されていると知ったのでこれは買うしかないと思ってまたまたネット通販で本を購入したこんな具合で文化の日は物価高騰の折にも係わらず買い物ばかりの日になった日銀総裁が念仏のように唱える安定的物価上昇と賃金上昇消費増加による経済成長という好循環へ進めるかどうか賃金上昇が先行しないと物価上昇は生活者の生活を苦しめるだけだと思うのだがさて「物価の番人」は何処に消えてしまったのだろう？「物価の番人」は消費者物価が３％超えになっても指をくわえて見ているだけで何もできない国債金利という財政負担が増えるから政府・財務省の顔色ばかり見て一般庶民の顔を見ることはない財布の中身さえ気にならなければぱっぱっ　ぱっぱっと　好きなものを購入することほど楽しいことはないそんなことは誰でも知っている（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2022/11/03

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• ある島の娘

  　ある島の娘　　南風一うどん屋でうどんをすすっていて衝立の向こうの女性のマスク越に見える目から頬にかけての顔つきが昔好きだった彼女に似ていたので「もしかして？」と思わず二度見してしまった隣にいる年配女性は「彼女の母親かも？」とも思って注意深く見たけれど暫くして「どうやら人違いかな」と悟ったもし彼女が母親と一緒にこんな処に来ているとしたらどんな理由かな？とも思ったけれどなるほどと納得できる理由など探すこともできなかった彼女のお父さんは昔幕府の天領だった島の出身ということだったから彼女も何となく顔立ちが垢抜けしていたのかな？とも一人で納得してみたけれど結局　彼女に似ていた女性は彼女ではなかったらしい「こんな処に彼女が来ているはずがなかった」そんな事実にも妙に納得できた私だった（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2022/11/02

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• 人生というもの

  　人生というもの　　南風一子ども時代にしろ大学入試にしろ就職にしろ恋愛にしろ結婚にしろ父母との付き合い方友人との付き合い方職業人生職場の同僚との付き合い方妻との付き合い方すべて今ならば結果を知っているからもう一度繰り返せと言われたら上手くやれるだろうだけどもう一度繰り返せと言われてもご免蒙るもう一度繰り返したいけれどもう二度と繰り返したくないね（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2022/10/31

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• 単なる「ふれあい」

  　単なる「ふれあい」　　南風一青春ドラマじゃないけれどただ挨拶したり冗談を言い合ったりたまに気安くおどけてみたりそんな単純なきみとの「ふれあい」が深い安心や日々の活力を生み出しているということもある恋愛とか結婚とか浮気とかそんなものに発展する恐れなんてものは全くないそれだからこそ単なるきみとの「ふれあい」が日々の楽しさや明日への活力になっているのかなと思う（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2022/10/29

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• 走り過ぎた時　それから

  　走り過ぎた時　それから　　　南風一高校３年生のときの国語の授業中先生は最前列の一番端っこの席に座っていた私に「国語の辞書を持ってきて」と呼びかけたらしい私は頬に肘をついたまま先生の呼びかけに答えもせず辞書を取るために手を伸ばすこともなかったそこで私が何事かと目を覚ましたとき教室から「どおーっ」と笑い声が聞こえたどうやら自分では気づいていなかったけれど私は居眠りしていたらしいそれから教室や私や友人たちの時間がどんな風に流れたか？そんなことは全く知らないしそもそもその後　私がどんな風に自宅に帰ってその後どんなことをしたか？　そしてどんな風に寝たか？など全く憶えていない友人たちのその後の人生もまた然り全く知らないし現在友人たちが何処でどんなことをしているのか？全く知らない同じようにきみが今日お道化て催し物で使った花々を束ねた包みを帰り際に私に向かって捧げてきた「一体その意味するところは何かな？？？」私があっけにとられたまま黙っているときみはけらけらと笑いながら私の前を立ち去って行った「？？？どういうこと？」そんな親愛表現もあるということかなその後どんな風に自宅に帰ってきたか？全く憶えていない（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2022/10/27

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• 円安という通貨インフレ

  　円安という「通貨インフレ」　　　南風一２０２１年からの世界的な原油高と物流コストの上昇そして半導体の供給不足２０２２年からのロシアのウクライナ侵攻に伴う資源高と原材料高そして欧米の二けたの物価高それに対して日本だけは物価高といっても２％後半程度企業物価は二桁上昇しているにも係わらず　であるだからこそ欧米のコスト高が織り込まれた消費者物価高に対し日本の場合はコスト高が十分に転嫁できていないから消費者物価は低いアイ・フォンの各国の価格を見れば分かる通り同じ機能の製品であっても欧米で買えば高く日本で買えば安いそうであれば欧米市民は自国でアイ・フォンを買わず日本でアイ・フォンを買って自宅に送って貰う方が安くつくそういう状態が続けば日本のアイ・フォン価格も欧米に釣られて上がっていく世界の財・サービス価格はグローバル化によって均一化していくから日本のように原材料価格高を消費者価格へなかなか転嫁できない国の消費者物価は低いから欧米から見れば自国の同じ質の財・サービス価格の方が高くなって日本の同じ質の財・サービス価格の方が安くなるこれでは日本の安い価格の財・サービスをそのままの価格で自国へ輸出されたのでは自国の財・サービスが売れなくなるから自国通貨と円の交換比率（為替レート）が自動的に調整され自国通貨が高くなり円は安くなって同じ質の財・サービスならば欧米国内の消費者価格も日本の円表示の消費者価格もほぼ同じになるすなわち企業物価高を消費者物価へ転嫁できない日本は為替レート調整により強制的に円表示の物価が高くなるすなわち円安の進行となる今の円安を止めるには結局　企業物価を欧米のように速やかに消費者物価へ転嫁するしかない日本企業も日本政府も日本銀行も欧米のようなことが出来ないから円安で価格調整されているということであるすなわち円の通貨インフレが起きているということである財・サービスの価格が上がりにくい国だから世界交易では通貨インフレで調整されるしか解決手段がないということだろう（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2022/10/26

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• 季節の記憶

  　季節の記憶　　南風一今年も木枯らしが吹く季節がやってきたそんな感慨を思い出させる今日の夕べだったウィンドウブレーカーを着ただけではもう寒い薄いジャンパーくらいを羽織らないと肌寒いなと思って家に帰ってから昨年息子から貰った誕生日のプレゼント袋を覗き込むと昨年買った薄手のジャンパーや息子に貰ったダウンがあった昨年の秋も同じことを考えて薄手のジャンパーを買っていたそんなことはすっかり忘れていた季節が巡ってくると寒さや暑さを同じように感じる身体毎年同じように寒さや暑さを防ぐ服やグッズを買い込むのに季節が過ぎると季節の服のことはすっかり忘却の彼方へ消えているそしてまた季節が巡ってきて寒さや暑さを防いだ服のことはすっかり忘れているのに身体だけはきっとそんな服のことを憶えていて服を恋しく思う頭ではなく身体が服のことを憶えている（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2022/10/25

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• 幸せ

  　幸せ　　南風一母が亡くなる直前に私に言ったこと「かあちゃんの人生は何も楽しいことがなかった」「うーん・・・」私は生返事しながら「そんなことないだろ。俺がいるじゃないか！　ここにいる親孝行な息子はどうなんだ？」そう思ったけれど　何も言わなかったそれに比べれば私の人生は幸せだらけだった超名門大学と超優秀な大学院を卒業した就職先や転職先はそれほど超高給でもなかったけれど家は持てたし家族にも恵まれた加えて定年後の時間つぶしの職場では素敵な女性と仲良くなれた今日は廊下で彼女に出会ったとき彼女が書道の達人に賞状の名前書きを依頼してきたと言って賞状を見せてくれるので　覗き込んだら「うーん　きみの方が上手いのでは」と思ったので「きみの方が上手でしょ？」と言ったら「そんなことないわ」と言ういや私はきみの長所についてはよく知っているきみの筆跡は素晴らしい性格も然りそして身体つき　しな　顔の表情全て一級品さ仕事の合間にほんの短い時間だけきみに会って話しただけなのにこんなに幸せな気分にしてくれるなんてきみは何て素敵な女性だろう（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2022/10/24

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• 楽しい秋の一日

  　楽しいこと　　南風一先週ウィークデーに親友から貰っていたメールに応えて今朝はサツマイモを収穫に行っていた鍬で土をすくい上げるとサツマイモが芋蔓式に姿を現すイモが言葉通り蔓にぶら下がっていた夏の暑いときに一度日照りで乾燥し切ったためか半分ほどのイモはひび割れが入っていたそれでも蔓は４本ほどあって大小合わせて２０本ほどのサツマイモが収穫できたまず用事で姉の家に３本のサツマイモを持って行った次に妻の母親の家に８～１０本のサツマイモを届けた夕方には三男が家に立ち寄って４～５本のサツマイモを持って帰った午後に買い物からの帰り道に親友の家に私が磨いた庵治石のコースター２個を届けた日の出前には驟雨の雨音が聞こえていたが時間が経つと共に朝からの曇り空はすっかり晴れて午後には暖かな陽射しが降り注いでいた午後からはオーブンで焼き芋を作って妻と一緒に食べたなかなか楽しい一日であった（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2022/10/23

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• 天真爛漫

  　天真爛漫　　南風一それは　小さな子どもの専売特許ではない天真爛漫とは６０歳を超える初老男性や５０歳過ぎのハイミスだってその言葉通りという人だっているちょうどきみがそうであるようにそして私がそうであるようにきみと面と向かい合ったとき天真爛漫に振る舞える自分がそこにいるそしてきみもまたそう　天真爛漫に感情のままにそれなのになぜ物足りないのかな？（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2022/10/22

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• 愛のメモリ

  　愛のメモリ　　　南風一このところ愛のキュービットはお疲れモードきみに会ったところで気の利いた言葉一つ出て来ない本当は「ご無沙汰！大好きよ」なんてショートメールを打ちたいのだけど昨年の夏みたいに「今日はやけに綺麗に見える」と言ったら「南風さん　今日はどうかしたのですか？」と空とぼけた嫌味を言われかねないからね（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2022/10/20

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• チャリタイヤ

  　チャリタイヤ　　南風一車のような車検制度がないから自転車のタイヤを交換するというのはそうそう滅多にあるものではない昨日出勤の折に日曜日に空気を入れたばかりの後輪タイヤの空気が抜けていることに気付いた何とか職場まで乗っていくことはできたが昼休み頃にはもうすっかり空気が抜けてしまっていた自転車屋さんへ乗っていくと「とりあえず虫ゴムを交換して様子を見ましょう　タイヤも大分傷んでいることですし・・・」という事情だったそして今朝出勤するとき昨日と同じように後輪タイヤの空気が抜けていた「やっぱりパンクだ。間違いない」いつの間にか坊主になった後輪タイヤも交換することにしたそして今日の昼休みに後輪タイヤを交換すると自転車に乗った時の軽快なことはこの上ない今朝までの重い回転とは違ってペダルも軽く何より走りが格段に良くなった自転車のタイヤがすり減っていることなど４、５年乗ってもなかなか気づくことがないそれにも係わらず気付いた時には　最初は溝が深くてエッジの効いていたはずのタイヤがすっかりつるつる坊主になっているまるで人間がいつの間にか年齢を重ねてしまってすっかり老けてしまったことに気付くみたいにチャリタイヤを交換しただけのことなのにタイヤ交換したことが子どものように嬉しかった（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2022/10/19

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• 隣の芝は青い

  　隣の芝は青い　　南風一隣の芝は青いそれは恋人と一緒にもかかわらず向こうからやってくる女性や男性がそして既婚者にとっては自分のパートナーではない女性や男性が相手の性格や趣味や考え方などそんなに知っているわけでもないのに良く知っている恋人やパートナーより向こうの方が魅力的に見えたりする良く知ってしまえばきっと興醒めしてすぐにオサラバしたくなるくせに良く知る前か全く知らない状況において芝の青さだけに惹かれる（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2022/10/18

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• 引き際

  　引き際　　南風一定年後に再就職するとき報酬比例部分の年金が出る年齢まで働こうと思った私の場合６４歳だからちょうど大学生が学部入学して４年後に卒業するまでの期間と同じだなと思ったところが職場にしてみれば「さて今春で３年が経過したけれど　もう一年この人に働いて貰うかどうか？」それは４年間という期間が最初から決まっているのではなく「今春　どうするか？」と決めることそれは私という労働者の過去３年間の雇用とは全く無関係な問題「今春雇用契約しない」と判断すれば私の意図とは無関係に私の雇用は３年間で途切れてしまい報酬比例部分の年金受給年齢に届かないことになる雇用契約とはそんな予定調和とは無関係なもっと冷酷で非情な経営判断に属する（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2022/10/17

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• ５年が過ぎて

  　５年が過ぎて　　　南風一５年前運転免許証を更新して１か月も経たず母が死亡した母を病室に見舞ったとき「これ　今日免許証の更新へ行ってきた」と言って母に免許証を見せたマイナンバーカードも持っていたので二つとも一緒に見せた母は２枚のカードを手に持って「この免許証の写真の方が　写りがいい」と言ったなるほど５年前の５８歳直前の私はまだ未来に希望を持って自分の境遇に自信みたいなものを持っていたのか心なしか笑みを浮かべて明日に対する信頼といった感情というか余裕といったものが顔に出ていたところがそれから５年が過ぎて今日免許センターで作って貰った免許証の写真は６３歳を迎えて心なしか笑みが消え未来に対する当然の希望というか信頼が消えて老けてしまった顔をしているこれを年相応と受け取ればいいのかそれとも写真を撮って貰う時の心意気が明らかに衰えたと思えばいいのか？（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2022/10/16

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• 至福のとき

  　至福のとき　　南風一１０月の半ば台風や秋雨前線が途切れて朝の陽射しが暖かい金木犀の香りが漂う空気の中を自転車に乗って仕事へ向かうときこのまま自宅の庭で日向ぼっこを楽しんでいる方がもっと楽しい至福のときかも知れないなあという考えがちらりと頭を過ぎるいやいや自宅の庭で　ただ　ぼーおっとしたり趣味の石磨きをするよりもウィークデーはしっかり仕事をして休日に自由な時間を満喫する方が　メリハリがあってもっと楽しいときを過ごせるのかも知れないなあとも考えるいやいやそんな風に週末の休みの前に朝の暖かな陽射しを楽しみながら休日の過ごし方についてあれこれああしよう　いや　こうしようと思案したりしながら仕事へ向かっている境遇自体もっとそちらの方が至福のときなのかも知れないなあと気付いた（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2022/10/14

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• 金木犀

  　金木犀　　南風一今日仕事から帰るとき公園の近くを通り過ぎるとき民家近くの道を通り過ぎるとき暗闇の中に漂う懐かしい香りに気付いた今年も金木犀の花が香り始めた例年より２週間は遅いと感じるとはいえ金木犀の香りはこれまでの思い出の数々を一瞬にして思い出させてくれるどの思い出もただ懐かしく善悪を超えもうとっくに亡くなってしまった人たちの姿や笑顔に懐かしさを覚えるどの姿にもとても会えなくなったとは感じられないだって金木犀の香りとともについそこに昔のままの姿で元気なままの姿でいるからね昔の頃とちっとも変っていない変わったのは　自分の年齢から変わったと思い込まなければならない自分の肉体的年齢のことかな？そんな年齢や姿など信じない（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2022/10/13

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• 彼女の魅力

  　彼女の魅力　　　南風一今日何気なく彼女の胸を見て「はて　私が好きだったのは彼女の何処だったのかな？」と考えた彼女の胸は今さらながら確かに大きくはないこんなに平らだったかな？と今さらながら気付いた昨年夏のある日スケスケの白のブラウスから彼女の乳首がうっすらと見えて目のやり場に困ったことを思い出したそれからしても確かに彼女の乳房は小さいというよりなだらかな高原程度かなと半ば彼女の魅力が身体にはないことを悟ったのだった彼女の魅力が乳房にないことは悟ったのだがそれなら何処かな？彼女の魅力は何処にあるのだろう？（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2022/10/12

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• 誤解

  　誤解　　南風一大した事柄ではなくても好きな女性から誤解されるというのは余りいい気持ちがしない「南風さんにとっては（ここの給料は）お小使いくらいのものでしょうけれど　私たちにとっては生活費ですからね。　生活がかかっていますから」結構キツーイ言葉なんだよね別に職場や仕事を軽蔑しているわけじゃないんだけどね採用されたとき　普通に半年間の予算はあるけれどその後の予算は分からないから半年後には首切りって具合になるかも知れない採用されるとき　総務部長からそう言われたという話をしただけなのにそんなにお気楽な身分に見えたかな？（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2022/10/11

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• 社会的事件でもなく犯罪でもなく

  　社会的事件でもなく犯罪でもなく　　　南風一例えば二・二六事件や安倍晋三氏銃撃事件は犯罪に違いない共通することはその事件が起きた結果少なからずその後の政治的展開に影響があったか今後影響があるだろうということに過ぎない二・二六事件が軍隊統帥権を持つ昭和天皇に与えた影響は大きかったまた日中戦争や太平洋戦争のその後の展開を考えるとき政党政治の衰退と軍部の発言力の強化という点で大きな影響力があったことは理解できる同様に歴代最長の在任期間を誇った安倍晋三元首相の死により現在までに実施された政治経済上の政策や活動そして今後に展開されると予想される政治経済上の政策や活動といったものそんなものが安倍晋三氏の不在により確実に変化していくであろうことが想像できる二・二六事件後の戦争の展開と太平洋戦争の敗北は日本国民にとって悲劇ではあったけれどその後の日本社会の民主化には大きな成果があったことそんなことを考えると第二次世界大戦の評価は日本国民にとって良かったとも悪かったとも言えないことが分かる同様に安倍晋三氏が推進した政治やアベノミクスがたとえ良い結果を伴わなかったにしてもたとえその後の安倍晋三氏に変わる岸田文雄氏が進める政治や経済政策が効果を発揮したとしても単純に安倍晋三氏の取った政治経済活動が悪くて岸田文雄氏の取る政治経済活動が良いとも言えない日本国民にとって日本社会の在り様は日本国民自身が選択し選び取った諸事象の積み重ねにしか過ぎないから悪いとも良いとも言えないそういう風にしか振る舞えなかったということそういう風にしか生きられなかったということに過ぎない現在の日本国民が苦しんでいるエネルギー価格の高騰や消費者物価の上昇３０年間続く労働者の実質賃金の低下それによる生活維持の困難化そんなことも日本国民の活動の現在の有り様でありこの状況を日本国民は良いとも悪いとも評価できない現代の日本国民はこういう有り様で生きているということに過ぎない（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2022/10/09

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• 休日の過ごし方

  　休日の過ごし方　　　南風一日々こんなことをしていていいのだろうか？という思いは在る特に休日の昼下がり特にこれといった義務的な外出や用事がないときなどには　ねならば　胃にチューブを通して２４時間看護になった妻の父親の心配をすればいいのか？と思っても介護施設には自由に面会にも行くことも出来ない妻の母親は足腰が不自由ということで買い物にも苦労するけれど毎週末に妻の姉がご主人と共に買い物に連れて行ってくれるとのことだし週の半ばには総菜を作って母親のところに届けているとも聞いているだから結局妻の実家のことで私や妻がことさら何かをしなければ　ということもない息子たちの孫が遊びにくるときには事前連絡があるからそれもないときは　特に孫たちの心配をすることもない結局　自分の趣味の石磨きをやることになるのだがこれくらいしかやることがない石のコースターを作ってまた職場の隣りの女性に贈るか？好きな女性に「これ作ってみたけれど要らない？」とか言いながら有無を言わせず渡してしまうか？それとも自分で作ったものを楽しみ愛でることにするか？そんなことをしていれば休日の一日なんか　すぐに暮れてしまうから世話ないけれど　ね（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2022/10/09

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• 学歴

  　学歴　　南風一住んでいる処で出身大学を素直に言えるかどうか？その選択は変わってくる東京に住んでいたとき一橋大学や東京工業大学の学生といったところで身近なものだから「出身大学はどこ？」と聞かれても何の迷いもなく「学部は一橋経済。大学院は東工大」と即答できたところが出身地にＵターンしてからはそうはいかない出身大学の話が出ると私はいつも曖昧に返事したことさら隠す必要もないけれど首都圏の有名大学出身者が片田舎に暮らしているとは誰も夢にも思わないからおちおち正直に話すことが出来ないそれは驕りかもしれないけれど有名大学出身者は名の通った有名企業に所属しているか中央官庁に勤めるか裁判官か弁護士か医者になっているに違いないそういう思い込みは地方や田舎に行くほど確かに存在する有名大学出身者は首都圏にしか住まない確かにそういう信仰というか思い込みは日本中に存在する（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2022/10/06

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• 最高の日々を過ごしたのだから

  　最高の日々を過ごしたのだから　　　南風一過ぎてからあのときが一番幸せだったと気付く最早過去に戻ることはできないけれどその時の最高の気分を思い出すことは出来る昔の回想にひと時の喜びを見出すか？それとも　未来にもう一度昔のような喜びを作り出すか？それとも　もう二度と昔のような最高の日々は戻らないと絶望して自死するか？そんなことはどうでもいい過去に最高の時を経験したのだからそれを心の中にしまったまま生きていこうと思わなかったのかな？（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2022/10/05

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• チューリップ

  　チューリップ　　　南風一これから半年来春の訪れをチューリップ球根に込める６か月の経過なんてあっという間のこと金木犀の香りが終わり大輪の菊花が散りサザンカが風に揺れる白雪が舞い寒風が吹き寒さが身に染みる正月が明けた頃にはボケの花の香りが漂い水仙の香りが漂い始める春一番が吹くと梅が香り沈丁花が香るようになるいよいよ春本番の訪れとなり桜が咲くそしていよいよチューリップの出番気が付けばつい秋に植えた球根からコーヒーカップのような色とりどりの花が開いてまるで楽しい半年の水先案内人のようだ長い首が風に揺られて陽射しが暖かい（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2022/10/04

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• 無粋と不謹慎

  無粋と不謹慎　　南風一昼食へ降りて行こうとして向こうから歩いて来た彼女と鉢合わせ「外は暑いでしょうね？」私が問いかけると「まだ暑いですよ」そう言いながら私の方に振り返えつつ汗をぬぐう仕草をして立ち止まっている彼女そこで思わず彼女が汗をかいた服の中身の方を想像したりしている不謹慎な私そのとき私のすぐ後ろから来た同じ階の隣りの事務所の男が私と彼女の視線の間を斜めに断ち切って彼女を追うような形で歩いたから彼女と私の会話も尻切れトンボになった別に気にはしていないけれど得てして　いいところで無粋な邪魔者の闖入があるものいえいえ不謹慎な想像を巡らしていた私の方に天罰が下ったものかも知れない彼女が暑いと言ったくらいで彼女の汗をかいた裸を想像したりしていたのだから（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2022/10/03

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• 時代で変わるものと変わらぬもの

  　時代で変わるものと変わらぬもの　　南風一自分が子どもから大人に成長するにつれ時代が進んでいくにつれ世の中も　そこに生きる人々も同じように進歩していくと無意識のうちに信じ込んでいるしかし段々と自分が歳を重ねるにつれ自分が子どもの頃から少しも賢くなっていないことに気付く考えていることといえば子どもの頃と同じように楽しい事や美味しい食べ物気の合う友だちとの交流相性のいい異性との恋遊び好きな趣味に打ち込んでいるときは相変わらず楽しい科学的な発明や発見で世の中が画期的に変わることもあるけれど人間のやることとか考えることは時代が変わっても余り変わらないいつの時代も個人や社会的集団にとって楽しいことは楽しいし悲しいことは悲しい楽しいことや悲しいことは時代が変わっても起きないことはない人が生きている限り楽しいことや悲しいことは永遠に続く（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2022/10/02

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• 相性のいい友達

  　相性のいい友達　　南風一相性のいい友達もしそんな人が異性であったからといってすなわち結婚へつながるわけではない相性がいいから接しているだけで楽しいし恋愛感情に似た感情もいだくしかしこちらの心の準備ができるまでもなくさっさと他の誰かと結婚してしまうという現実を突きつけられて初めて虫のいい関係をそのまま続けていたいという淡い期待はあえなく粉々に打ち砕かれてしまうその時に至って初めて何が悪かったのかな？それとももっと早くそれとなく将来のことを話せばよかったのかな？そんな方向へ行くチャンスなどなかったけれど・・・ｅｔｃせっかく何でも話せる楽しい間柄だったのにそんな異性関係は突然終わってしまうことがある（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2022/10/01

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• リアクションの可愛さ

  　リアクションの可愛さ　　　南風一５０過ぎの独身ＯＬ電話を転送してきた時の声が少しかすれているように思ったので「それはそうと　今日の○○さんは風邪でも引かれたのかな？　声がすこし変ですよ」と問いかけるとクスクス笑って「そんなことないです」と否定するその声音が小娘みたいで可愛いそんな会話や何気ない日々の身近な出来事そんな単調な普通の些事が人生を彩っていたり人生を形作っているのかなと思う振り返ってあの何気ない日々が一番幸せだったと思うときがくるのかも知れない（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2022/09/29

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• 臓器の記憶

  　臓器の記憶　　　南風一今日人間ドックに行って胃カメラを飲んできた前回胃カメラを飲んだのは３年前とのことだった今回も胃カメラを口から喉、食道へ通すとき「ゲェ　ゲェ」と蠕動運動が起きて苦しかった前回の内科先生は「少しは辛抱してください」と無理難題を投げかけた今回の女性の内科医は「ごめんなさい　ごめんなさい」とひたすら謝りながら胃カメラ検診を続けた胃カメラ検診が終了して内科の検診所見を説明して貰った胃には昔ピロリ菌がいたけれど抗生物質などにより自然に除菌されている年寄りの男性内科医が言うには「幼い頃　田舎で暮らしていましたね？」と尋ねてきたので「はい」と答えた「田舎の井戸水を通してピロリ菌が感染したようです」とのことだったそれからいつもの肺のレントゲン写真を見ながら「小さな頃　大変な風邪で親を心配させましたね？」と聞いてきた「そのようですね。私は憶えていませんが・・・」老内科医は肺のレントゲン写真の上部を指さしながら「このあたりにその白い跡が残っている」と説明してくれたなるほど臓器には幼少の頃や成長していく過程で罹った病気の痕跡がくっきりと残っているもう私が幼少だった頃や子ども頃のことを憶えている親も祖父母も死んでしまって誰も知らない歴史だけどね臓器だけが憶えていること（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2022/09/27

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