愚かな男
愚かな男 南風一今日は朝から廊下で彼女に出くわした挨拶だけして さっさと行こうとする私を掴まえて言葉の穂を繋ごうとする彼女私はいい加減に切り上げてさっさと仕事部屋へ帰ったそれから暫くして午後にも分室からお手洗いへ向かおうとしてちょうど廊下の端に彼女が姿を現した遠くからだったけれど彼女が立ち止まったのが見えた私はちょっとだけ頭を下げてそそくさとお手洗いへ姿を隠した2回とももっと彼女と見つめ合いや会話を楽しめばよかったのになぜか逃げるように切り上げてしまった最早以前のようにセックスしたいとか関心を引きたくて仕方ないとかそんな下心など全くないからもっと自然に会話や視線を楽しめばよかったのになぜそんなことが出来なかったのかな?自然の贈り物を美味しくいただけない愚かな男といったところあーあ なぜこんなのかな?自己嫌悪 自己嫌悪(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング