大学時代の恩師の言葉
大学時代の恩師の言葉 南風一数学の勉強がしたいと言って大学5年生のとき(すなわち1年留年して)経済史の先生から頼み込んでもらって理工系大学院へ進学するまでの約1年間だけ数学を教わった先生だった(私など)何処の馬の骨とも分からない学生にしか過ぎないのに本当によく面倒を見てもらった大学院修士試験には指導教官の推薦状が要るというのでまだゼミで4か月ほどの付き合いしかなかったのにその先生に推薦状を書いてもらった先生の推薦状1本で大学院に合格した可能性もあるので本来は先生が住んでいる方角に足を向けて寝られないくらい恩義がある先生だった(仮にその先生の名前をK.M先生と表現する)大学院修士1年目の終わりごろに一度は私の結婚の媒酌人を修士課程の指導教官に頼んだくせに結局媒酌人を大学時代の経済史の恩師に替えたこともあって大学院の指導教官と上手く行ってなかったそんなときに私の勉強方法のことで指導教官から「きみの勉強方法はなっていない」と叱責されたことで私はやる気を失っていた大学時代の恩師K.Mには推薦状を書いて貰った手前大学院を辞めるにしても一言断りを入れておいた方がベターだろうと思ってK.M先生へ電話した私が大学院を辞めようと思うと伝えると電話の向こうからK.M先生が珍しく強い口調で話すのだった「焦っちゃいけない 辛抱強く続ければ、必ずできる」数学の先生にしては私の性格をよく知っているというか一介の教え子にしか過ぎない私のことを全面的に信頼している先生の言葉に私は少なからず自分の弱気さというか「いわれなき退学理由」が恥ずかしくなったそれで博士課程には進学しないにしろ修士課程は絶対に修了してから辞めてやると決心したのだったK.M先生の方にはますます足を向けて寝られなくなった(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング