南風一の世界

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• 社員の採用とは？

  　　社員の採用とは　　　　　南風一定年を過ぎて再就職を体験して企業の採用活動は何か？と考えるところがあった企業にとって社員を採用することは大きな「賭け」である採用した社員が自分の会社に大きな収益をもたらすものかどうか？それは分からないけれども一度採用したら役立とうが役立たまいが社員には給与を払わなければならない社員に支払う給料以上の収益貢献がなければ会社は赤字に陥る従って企業が１社員を採用することには大きなリスクを伴うそのようなリスクを避けるために採用前にできるだけ採用候補者の「能力」や「人物」を見極めたいと考えるしかし幾ら人事部の採用選任スタッフでも候補者が会社に採用されて以後の、様々な局面における彼（彼女）の行動や能力やパフォーマンスをあらかじめ見極めるということは不可能だそこで結局「エイ　ヤッ」と候補者の学歴や職歴で能力や人物を把握しようとする結局社員は会社に就職して能力を発揮して会社に収益をもたらすことしか自らの有能性を証明する手段がない会社としても採用した社員が期待した通りの能力を発揮して業績に貢献してくれたとき初めて賭けに勝ったと胸をなで下ろすことになる（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2023/06/26

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• 明日が来たら何か良いことが

  　　明日が来たら何か良いことが　　　南風一明日も今日のような日々がある（続く）と思っているから明日を変えるには職業を変えるか　所得が変わるか　しないと明日は変わらないと思っているでは明日が変われば自分の生活や暮らしが変わるか？と問えば明日が変わったところで生き方や暮らしや生きがいが変わるか？と問えば何も変わらない明日もやっぱり今日のような生き方や生きがいを持って生きるだけで期待していたような明日が突然現れるわけではないと悟る職業や所得が変わったところで生きがいや暮らしの何かが変わるわけではない結局自分で生きがいや暮らしを変えないかぎり明日が来たら何か良いことが向こうからやって来るわけではない（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2023/06/25

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• なぜ分かるのかな？

  　　なぜ分かるのだろう？　　　南風一今日雨降りの中昼飯を食べて職場に戻る途中に横断歩道の手前で女性二人と男性一人の三人組に出くわした何気なく一人の女性の姿を見るとスラックスだけど生地が薄く　しかも白色だったので少し身体をよじっただけで下着のラインや模様までが浮き出ているのに気付いたことさら見るわけでもなくそれでも視線がその女性のスラックスのお尻あたりに行ってしまう信号が青になったので歩き出した三人組は私の職場の方向へ向かうので私もその後ろに付いて歩いた下着のラインが浮き出ている女性は私の視線に気づいたものかどうか知らないけれど持っているカバンをお尻の辺りに被せて後ろから見えないような素振りをして歩く私も癪にさわったので無理に視線をあらぬ方向へ向けて素知らぬ素振りを装った三人組が歩いて行った先は私の職場のビルだった玄関ロビーには催し物か研修があるのかたくさんの若者がたむろしていたがエレベータへまっすぐ進むと三人組も上に上がっていくところだった三人組とエレベータに乗り合わせるとやっぱり下着の浮き出た女性は黙ってお尻を見えないようにしている「やれやれあなたには全然興味はありませんから　ご心配なく」そう言葉には出さなかったけれど私は視線をあらぬ方向へ向けてドアが開くと同時に「お先に」と言ってそそくさとエレベータから出た（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2023/06/22

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• 「ここしかない」の志

  　「ここしかない」の志　　　　南風一空調設備の世界的なメーカーの社長は私と同じ姓滅多にない姓なのでそもそもの出身地があって色々な事情で全国各地に散らばっていったという事情も推察できる案の上　社長さんの出身地は私の住む処からは随分遠いところ明治時代かそれより以前に移って行ってご先祖さまは随分苦労したのだろうと想像するしかも出身高校や出身大学を見てもともに地方の片田舎の学校であり中央の有名高校や有名大学の出身者ではないだけどそれだからこそ泥臭い会社で泥臭い仕事を続けられたのだろうと思うもし有名大学の出身者ならば「こんな泥臭い仕事をやっていられるか！」とか「こんな安月給で働いていられるか！」となるところ幼少期から片田舎で親の苦労する背中を見て育った人ならば泥臭い仕事の会社ではあってもしっかり働いていれば給料も貰えるし生活にも困ることはないと受け止めるそんな人には「仕事があるから」とか「賃金を貰えるから」とか「家庭を持てるから」という事実が十分な就業動機となり極めて有難いと感じることにもなるのだろうだから有名大学出身者が余り就職しないような３Ｋ職場の会社にあってもそんな人は一生懸命に働くそして会社も就職した社員も成功して極めてハッピーな人生を送ることになる私は自分の胸に手を当てて自分の人生を振り返って自分のこれまでの言動を大いに反省するものである（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2023/06/21

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• 不同意性交罪の悲しさ

  　　不同意性交罪の悲しさ　　　南風一刑法が改正されこれまで「強制性交罪」と言われてきたものが「不同意性交罪」に変わるもちろん定義変更に伴い罪を構成する要件についても８つの具体例が明示され大分まともなものになったようだこの種の犯罪は犯罪者が同性・異性に限らず対象に求める動機が食べ物の「ご馳走」と同じようのものに分類されるから食欲を抑えるのが難しいのと同様にすぐ目の前にある「ご馳走」を食べたいという欲求を抑えるのは相当に強力な意思の力というものが必要になる人間の意思の力を信じるしかないが常に刑法の罪の要件を思い出し理性的であれということになるのだろうか？性的な欲求が衝動的な行動へむずびつく場合直前に刑法の罰を思い出して罪を思いとどまらせるというのは随分難しいことだろうどんな刑法上の罪も同様だが罪だけがそこに現れるのではなく罪を犯すのは人間なので罪を犯そうとする人間の動機、機会、実現性、モラル、ペナルティ意識こういった諸々の要素が不幸にも衝動の蓋を吹っ飛ばしたときに対象者に襲いかかるということになるのだろう一度起こってしまえば加害者にとっても被害者にとっても不幸なことである発作的な衝動で被害者も加害者も一生を棒に振らないとも限らない加害者が高い代償を払うことになるという覚悟の上のことならば被害者にとっては極めて気の毒なことだがこの種の犯罪が消えることはない刑法の罰を思い出して「ここは同意が取れていないから性交は止めよう」と思い止まることができる多少理性的な思考の持ち主に限り今回の刑法改正が有効となるのだろう最初から理性的でいられるならば起こりえない犯罪に限り罰も予防的な効果があろうが理性的でないから発生してしまう犯罪に対しては理性的な構成要件の定義も罰の代償の大きさも悲しいかな　無意味といえるのだろう（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2023/06/19

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• 医者嫌い

  　　医者嫌い　　　南風一妻が虫歯で歯が痛いという虫歯など突然痛くなるというものではなくもう何日も前から（ひよっとすると　もう何週間も何か月も前から　かも知れない）痛さの予兆などあったはずだがいよいよ耐えられなくなるまで口に出さない（今日は土曜日で午前中なら営業している歯医者もあっただろうに　夜になるまで我慢している）つい１０日前になくなった妻の父親もそうだった胃や腸が痛くて食事がとれない時でも「横になっていれば治る」と言って布団を被って寝ている医者に診てもらうのを極端に嫌っていた（医者に診て貰ったら初期の胃がんだったり　腸閉塞だったりして　もう少し放置していたら命に係わる病気だったりするにも係わらずだ）妻は父親の血を引いたのだろう妻の姉は薬剤師医者をやっている伯母や叔父もいるくせに病気に対する考え方は極めて迷信的で身体の具合が悪くても我慢していればそのうち治ると信じている虫歯が勝手に治るものか放置しておいたら歯に穴が開いて抜歯するしかなくなるだろう妻が育った家は貧しかったようだからちょっとやそっと身体の具合が悪くても病院へ行かなかったのかも知れない病気を自分で治せたり勝手に治るものなら医者も看護師も薬剤師も病院も要らない現代において病気に対して迷信的な考え方をする人の気持ちが分からないなぜ病気が勝手に良くなると考えられるのだろう？（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2023/06/17

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• 卑怯な男

  　　卑怯な男　　　南風一高校生のとき同じ電車に乗り合わせる一学年下のある女子高生のことが好きだった私は英単語集や学習参考書ばかりを読むふりしていたけれど彼女のことばかりが気になっていた彼女と女友だちが話すお喋りに聞き耳を立てたり彼女の横顔や表情ばかりを盗み見て勉強なんてちっとも捗らなかった彼女のあっけらかんとした明るさや朗らかさに惹かれてしまったのだろうと思うもちろん彼女の容姿や可愛い仕草にも惹かれたのだろう彼女にラブレターを書いてその後６年が経って再び彼女に再会して一度は彼女にプロポーズしたつもりだったけれど結局彼女から逃げてしまったそれはやっぱり彼女との６年間のブランクをどう良いように解釈しても私は許せなかったことそして何より彼女には昔私が高校生の頃の彼女に抱いた（それは単なる幻想に過ぎなかったのかも知れないけれど）屈託のない無邪気な彼女ではなくなっていたからもちろん　女性が２３歳にもなって１５，６歳の女子高生のままでいるなんてことはあり得ないけれど彼女の容姿にも行動にも幻滅してしまったのだろうと思う最早足かせにしか感じられない女性と結婚するなんてことはあり得ない私は都合よい理由を見つけてまんまと彼女から逃げてしまった彼女が私のラブレターに寄こした返事には「これからあなたが作った私の偶像を壊したい」という趣旨のことが書かれていた結局　彼女の言葉の通りになったのは運命の皮肉だったのかも知れない（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2023/06/15

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• ダンピング社会（不当廉売）の罠

  　　ダンピング社会（不当廉売）の罠　　　南風一低所得世帯にとっては生活費に回せるお金は限られているから購入する商品やサービス料は１円でも安いところを探して安く買おうとする一つや二つの世帯がそういう低価格商品や低サービス料を求める分には賢い家計行動として褒められるべきものだが日本の６割から７割、あるいはほとんどの全家計がおなじような消費行動を取ると今度は商品やサービスを提供する企業や商店の側が原材料コストが変わらないならば経費（人件費プラス販売管理費）を切り詰めて消費者の購買行動に応えようとするなぜなら日本の過半の世帯が低価格や低サービス料を求める行動に反するような価格付けをすれば自分の会社や商店だけ販売量が減少して最悪の場合倒産の憂き目に遭いかねないから。そういうわけで日本企業や商店はひたすら経費（人件費プラス販売管理費）を削るために低賃金の非正規雇用者を雇ったり長時間労働や物流経費の合理化や自社ブランド品の開発や合併・買収による規模の利益の追求・経営の合理化に明け暮れたその結果が３０年間に続くデフレ社会あらゆるものの商品価格が下がりサービス料が下がり労働者の実質所得も下がり銀行の貸出金利も預金金利も下がるという価格破壊ならぬダンピング（不当廉売）社会が出現した近頃は原油価格の高騰により大手電力会社の電気代はコストアップに見合った価格上昇が認められたがこのようなコストアップによる価格上昇はこれまでの日本社会では石油危機の時代を除いて認められて来なかった高度成長時代には人口増加による旺盛な需要の増加があったから物・サービスは作れば作るほど飛ぶように売れた日本国民の所得は毎年二桁の上昇率だったから（１０年すれば所得は２倍以上に増加した）物価上昇を差し引いても余りあるほど消費に回せるお金を稼ぐことができたそんなことから考えると最近３０年間の日本社会の行動形態は高度成長時代とは真逆のダンピング一辺倒の社会であったといえる商品価格やサービス料を下げるために本来支払わなければならない人件費や販売管理費をひたすら削って販売量を確保する競争に明け暮れた一方消費者でもある国民は限られた増えない所得の範囲内で最大限の効用を引き出すためにひたすら低価格や低サービス料を追い求めたそんな企業や商店の事業行動とそしてサラリーマンであり消費者でもある国民の消費行動により日本社会はデフレとダンピング行動を歓迎する社会になってしまったこんな日本社会で所得に税率をかける税収が増えるわけないし日銀が銀行に対して超緩和（日銀当座預金のマイナス金利政策）を取ったり国債の大量購入による長期金利の低位誘導を継続したところで企業投資が増えるわけない日本社会では企業も商店もそして企業や商店の購買者でもある国民はよってたかって自分だけの最適行動を取っているつもりが社会全体では価格破壊やダンピングを通じて実質賃金の低下及び税収減少を招いているこれは日銀の金融政策や政府の国債増発による歳入賄いだけに原因があるものでもない（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2023/06/14

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• サントリーの思い出

  　　サントリーの思い出　　　南風一大学生のとき故郷に帰省していて東京へ帰る日の朝駅で一学年下の昔好きだった彼女に出くわした彼女は商業高校を出た後地元のサントリー○○支店に勤めているとのことだった私が通っている大学の卒業生もたくさんいるとのことだったその彼女を知ったのは中学２年生のときちょうど夏休みになるというので住所地の地域ごとに集まった教室でのことだった彼女を初めてみたとき色白で端正な顔立ちの美人だったので「こんな美人が身近なところに居たんだ！」とちょっと驚いたものだった彼女にラブレターを書いたのは中学校を卒業してからだった高校へ通う電車が一緒だったから同じ電車に乗り合わせたり学校への登下校時に街で会ったりすれば言葉を交わしたりしたものだった結局彼女とは会えば話したり挨拶を交わしたりするだけで特に付き合うということもなかった大学生のときに電車で乗り合わせて話したのが最後の機会だった（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2023/06/13

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• 温故知新

  　　温故知新　　南風一一年前にはもう磨き終わったと思っていた庵治石をよく見るとそのときには量とスピードを優先させてもう十分磨けたと思っていたはずの石なのに粗ばかりが目に付くことがあるそこでもう一度砥石を持ち出してせっせと庵治石に磨きをかけるそんなことを３～４回くらい繰り返すと石の表面に残っていた粗が消える一時完成と思っていた庵治石だけどさらに磨きがかかって光沢とすべすべ感が気持ちいいでも暫くするとまた磨きをかけたくなるのかも知れない（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2023/06/12

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• 何もないこと

  　何もないこと　　　南風一近頃は土曜日か日曜日の午後が一番落ち着く理由は　何のことはない用事がない日は　家で庭の草抜きをするとか庵治石を磨くとか晩御飯まで何をして過ごしてもいいから裏返して言えば何もすることがないから一番気ままで楽しい草抜きや庵治石磨きをしているとあっという間に日が暮れて一日が終わる結局人生って何もしない日を平凡に繰り返すことが一番幸福な人なんだろうなって思う（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2023/06/11

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• 植物の暮らし

  　　植物の暮らし　　　南風一庭に植わったツゲの木木は色々なことを教えてくれる一番最初に枝葉を広げていたツゲの木は枯れたけれども枯れたツゲの木の根元から枝が伸びて幹のように太くなった結局ツゲの世代交代のようになったツゲの枝葉は良く伸びて何もしなければ一年も経てば枝葉が伸び放題になって髪ぼうぼうの頭のようになるそこで一年に一回か二回枝葉を剪定する幹がまだ細い内は低いところの枝葉は残す全体的に均整がとれるように枝葉を刈る数年もすればツゲの幹が成長して低いところの枝は煩雑に見えるので高いところの枝を残して低い枝をバッサリと切る低いところの枝を切るとその下に置いていた沈丁花の鉢植えの枝葉の上の邪魔者がいなくなって沈丁花の鉢植えが清々した姿になったツゲの木の下で株を増やしているラベンダーに日光がよく当たるようになったツゲの木の枝葉は夏の暑い陽射しから沈丁花の鉢植えを守っているけれど低い位置の枝葉がなくなるとラベンダーには日がよく当たるようになった植物同士暑い夏の日差しを遮って貰ったり逆に暑い陽射しを遮ることなく通して貰ったり持ちつ持たれつ　生きている（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2023/06/10

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• ６３年かけて得たもの

  　　６３年かけて得たもの　　南風一当年６４歳を迎える男が６３年駆けて得たものって？と問えば一人の妻　子ども３人孫５人義理の父母（そのうちの義父は５日前に死亡）義理の姉夫婦２６歳からサラリーマン生活を続けて得た年金債権（それも満額受給は６５歳からでまだ先のこと）死亡保険金が５百万円の終身生命保険小学校、高校、大学、大学院で得た友人たち妻のおじ・おば元職場の同僚のうち仲の良かった数人２５年ローンで得た４０坪の土地と床面積３４坪の住宅一棟母から相続した畑太陽光発電設備を設置するために購入した土地以上のものを多いと見るか少ないと見るか？その評価は人によって違ってくるだろう物的なものや金銭的な財産はあの世へ持っていくことはできない自分の死と共にすべては消え去る運命にある自分が死んで残るものといえば生き残った妻や子ども、孫くらいかな？彼らは自分たちが生きている間だけ私のことを憶えているそんな記憶も段々薄れて彼らが死んでしまえば　私が生きていた事実さえ記憶している者がいなくなるそれが本当の私の死そのとき私の生きた痕跡は何もなくなる墓なんてものもただの石になる（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2023/06/09

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• 人それぞれの楽しみ

  　人それぞれの楽しみ　　　南風一人それぞれに自分が楽しいと感じることをやっているときその人は最高に楽しいときを過ごしていてもし楽しいことでお金が稼げるならばそれが最高の人生であることに違いない世間はなかなかそうは出来ていないらしく稼ぎとは関係なく楽しい事だけに取り組むということがなかなかできないらしく自死してしまう人もいる今日最近届いた同窓会誌を読んでいると母校（私が卒業した大学）の入学式である女性研究者が来賓式辞を読んでいた彼女は西洋史で有名な阿部謹也先生と数学の松坂和夫先生の授業及びゼミナールのことを話していた確かに彼女が言うが如く歴史にしろ数学にしろ言語や記号という決め事で壮大な論理的体系が成り立っているということは正しいことであるまた大学に入学した以上タイムパフォーマンスなるものは忘れて大学生の時くらい学問体系にどっぷり浸かって時間を忘れるくらい熱中するということも尤もなことだしかしそれでも私は彼女の付焼き刃的な個人的感想を信じない彼女は私が大学院進学のために（それは留年することの一方便に過ぎなかったかも知れない）４年生を留年して数学の勉強をするために松坂和夫先生のゼミに入ったときゼミの後の雑談の中で「大学院も一発で受からない人が数学の勉強をしても意味ないんじゃない」（その口ぶりはいかにも才能を持った者だけが学問を究めるものだ）という傲慢な優性思想の臭いがプンプンしたものだったその女性研究者は２２歳の大学４年生のときにすでにそんな思想の持ち主だったから私は彼女のきれいごとを信用しない（その女性研究者とは新井紀子氏）（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2023/06/08

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• 見返り美人

  　　見返り美人　　　南風一小学生の頃　切手を収集する流行があって私も小学校４，５年生の頃　友だちと競って切手収集に興じていたその頃切手の中で一番大きくて値が高かったのが菱川師宣筆「見返り美人」そしてなぜその土地なのか不思議なのが安藤広重筆「蒲原宿」であった「見返り美人」は相手からの好意を期待するわけではないけれど何の見返りもない（要するにこちらに全く気のない）人には最初から恋心など持ちようがないから例えそれがこちら側の誤解に過ぎないことではあっても相手から見返りがあると思い込んでこちら側もアプローチしたり身近に接することが嬉しいと感じたりするでも相手が本当に振り返っただけの「見返り美人」だったときにはこちら側も落胆させられる何処で間違えたのかな？単なる八方美人かよ（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2023/06/04

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• 良いものを作る極意

  　　良いものを作る極意　　　南風一庵治石一つを磨くにしろピカピカにして庵治石の良さを引き出そうとすれば一度や二度、磨いたくらいで　これで終わりと思ってはいけない一度や二度、磨き終わっても暫く弄んで石のすべすべした感触や光り具合を確かめてまだまだ粗いなと感じたらもう一度磨いてみるそんなことを何度か繰り返してようやく「こんなものかな」と納得できる時がくるこれは何も庵治石を磨くことに限らない何事につけ良いものを作ろうとすればあるいは本当に自分のものにしようとするならば何度でも繰り返し試してみる繰り返す度に完成度を確かめて何度でもリトライしてみる何度かリトライするうちに確かに良いものに近づいてくるそしてそれは我がものとなる（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2023/06/03

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• 忙しさは何処から？

  　忙しさは何処から？　　　南風一ことさら定年になったからといって日々の自由に使える時間が増えるわけではない日々暮らしていくということは定年前と同様に家族関係はもとより親類縁者及び友人との関係も続けていくことに違いないだから定年とは何の関係もなく仕事以外の時間はそれまで通りの忙しさで日々埋まっていくそんなことだから週末の２日でも孫が遊びに来ず妻の親が危篤でもなく図書館の本を返却する週でもないときは自宅の掃除の後に　やっと何に使っても良い時間が現れるそのときが一番うれしい結局庵治石に磨きをかけていれば２､３時間などすぐに経ってしまって一番楽しい時間は消えてしまうのだけれど（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2023/06/03

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• どちらが良かったのか？

  　どちらが良かったのか？　　　南風一定年が来るまでは早く定年が来ることばかりを望んでいたそして　いざ定年が来ると今度は再就職をして早く年金が出ることばかりを望んでいるそしていざ年金が出るようになったら今度は嫌々ながら規則的に仕事に行かなくなったらそれまで仕事で埋まっていた時間が一気に予定なしの時間になるからこれまで貴重だった自由に使える時間が今度は間延びして貴重でなくなるのかも知れないそしたら年金が出たって時間を過ごすこと（すなわち一日を過ごすこと）が詰まらなくなってしまうのかな？自由に使える時間は少ない方が貴重なのかな？私も　想像していたより実は貧乏性だったのかも知れない持ち時間を好きなだけ使い倒すなぜそんな気持ちになれないのだろう？（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2023/06/02

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• いい女

  　いい女　　　　南風一昔からいい男たちが集まる処にはいい女が集まってくるこの辺りは人間といえども動物には違いないから動物たちのメスがいいオスの子を持ちたいと望んで良いオスの集まる集団へ近づいて行くのは本能からくるものかも知れない私が長期信用銀行のシンクタンクにいたとき確かに容姿も賢さも兼ね備えたいい女はそこここに居たように思うやはりいい女はいい男が集まる処に集まってくるさて私がいい男であったかどうかは知らないが確かに昔の長期信用銀行には賢いいい男が入って行ったように思う大学時代の友人たちを思い浮かべても確かにそんな気がする今の時代にはもういい男が集まる集団はなくなってしまったのかも知れないだからいい女もなかなか見つけにくくなってしまった（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2023/06/01

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• 少し淋しそうな気も

  　少し淋しそうな気も　　　南風一私の想像にしか過ぎないけれど今日用事で彼女の部署を訪ねたときあいにく用事がある人が電話で話し中だったから彼女の方に声をかけた彼女は特に嫌がることもなく用事に応えてくれたけれど私の隣りに立つと心なしか淋しそうに見えたそれは単に私が自分の心情をことさら彼女の側に投影したに過ぎないのかも知れない（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2023/05/31

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• 錯覚している内が華

  　　錯覚している内が華　　　南風一慣れというものは恐ろしいものでもう彼女のことは何とも思わなくなった彼女の方も全く自然で以前のように用事でもなければ特に気にすることもない人ってものはこんなに現金なものなんだと知ったつくづく恋とか言ったところでもし真相を知ったならば百年の恋も一気に覚めてしまうものだったその点では恋も淋しいものだね気持ち次第でコントロールできてしまう錯覚している内が華だなと思う（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2023/05/30

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• 未完のこと

  　　未完のこと　　　　　南風一自分では終わったように思っていてもそれから数十年して運よく彼女と連絡がついて実はそうではなかったことに気付くことがあるでも　すでに起きてしまった現実の事実を消してしまうことは出来ないから二人の身の上にすでに起こってしまった事実の積み重ねを巻き戻すことはできないからたとえ自分の思い込みにしか過ぎなかったとしても既に起きてしまった事実の数々を受け入れて行かねばならないのかな？本当はその「続編」を作ってみたいのだけれど恐らく作ったところでもう「感激」といったものは無いかも知れないそれならば「なぜ続編を作ったりしたんだ？」と逆に自分の諦めの悪さにうんざりするのかも知れない悲しいねえ（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2023/05/29

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• 躍動のスタートか破滅への一歩か

  　　躍動のスタートか破滅への一歩か　　　南風一私が定年後に勤めている会社の前には私の卒業した高校が建っている私が通っていた頃の木造の古ぼけた校舎はすでに壊されて鉄筋コンクリート５階建ての立派な校舎が建っているほんの３年間に過ぎなかったけれどもしその高校に通わなかったならば今の私は存在しなかっただろう（それは生涯を通して労働時間が最短で精神的なストレスも最小であったし　ほぼ平均的なサラリーマン以上の生涯所得を稼いだという意味でも　恵まれた職業生活を送ることができたという意味で成功した人生といえよう）それに比べて私の９歳下の従妹は私と同じように同じ高校に３年間通って（学力面では多分私よりずば抜けて成績優秀だったと推測するけれど）理学博士号を取得して３４歳まで研究生活を続けておきながらなぜあっさり自死してしまったのだろう？という疑問は解けない従妹の場合は果たして勉強することや成績優秀であったことが本人にとって良かったものかどうか？結果的には良かったものかどうか分からないことになってしまった私の場合は勉強ができることや有名大学へ進学したことが職業や生涯の稼得所得に大いに役立ったけれどなぜ従妹の場合は理学博士号を取得したのになぜ私のように職業人生をうまく生きていけなかったのだろう？従妹が高校に進学した時や京都大学理学部に入学したときは本人は言うに及ばず両親も飛び上がって喜んだことだろうにいつから自死への道を歩んでしまったのだろう？毎日昼食時に職場から出て職場に戻ってくるとき　母校の前を通るとき母校の手前で信号が青になるのを待っているとき従妹も３年間この道を通ったことだろうにとその姿を想像するけれど従妹の高校生姿は何処にも見えないなぜ消えてしまったのだろう？（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2023/05/26

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• 悲惨なるかな　悲惨なるかな

  　　悲惨なるかな　悲惨なるかな　　　南風一長野県で女性を刺殺した男は駆け付けた警官２人をも猟銃で殺してしまったこのとき刺殺された女性の命とか人生とは一体何だったのだろう？と思うまた職業上サラリーマンにしか過ぎない警官が職務中に命を奪われるというのはどういうことだろう？現代において女性は長じて自分の人生を全うするのが最も幸福なことに違いないまた警官はサラリーと引き換えに職務に従事しているに過ぎない家には家庭があり生活が警官の双肩にかかっている家庭もあるだろうそんな一家の主を失った家庭の配偶者や子どもは一体どうやって生きて行けばいいのだろう？一瞬にして３人のまだまだ続いたであろう人たちの人生を断ち切った者の罪はどう評価すればいいだろう？これから犯人の捕捉と裁判を行っていくべきだが幾ら犯人を死刑に処したところで刺殺された女性と二人の警官が生き返ってくるわけではないもはや手立てを取ったところで刺殺された女性の家族や二人の警官の家族の悲しみが癒されることはない犯人は被害者や被害者の家族の無念さを決して理解できないだろうもし理解できるならば初めからそんな残酷な殺人を犯すわけがないああっ　悲惨なるかな　悲惨なるかな刺殺された女性の家族や二人の警官の家族に幸いあれと願う（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2023/05/25

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• 文字とロジック

  　　文字と論理　　　南風一以心伝心とか見様見まねと言ったものは師と弟子が直に向き合わないと伝わらないそれに比べて文字とそれを使った論理で表現されたものは直に向き合わなくても文字を読めてその文字で展開される論理を理解できる者には頭による理解が可能となる頭で理解することがその背景の思想を理解したことにはならないが少なくとも思想を学習したことにはなるそういうところに時代を超えた思想の伝承というものがある宗教書を含めた世界の古典を学ぶことの意義はそこにある古来の知者の思想を彼らの残した古典によって知ることができる（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2023/05/23

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• ５月という季節

  　５月という季節　　　南風一５月はいつもすぐにやってきてすぐに消え去っていくさくらの季節が過ぎてやっと鯉のぼりが天を舞う青空の季節がやってきたと思ったらいつの間にか梅雨の季節となって雨が降り続いたと思えばカッと太陽が目を見開いたような真夏の日が照り付ける季節になってお盆が過ぎる頃には日が大分短くなってきてそれでも残暑が厳しい日々が続くだらだらとした雨の日が続いてほぼ毎週台風がやってきたりして暑い夏の日が過ぎ去ってしまったことにやっと気付く頃には爽やかに晴れ渡った空に刷毛で刷いたような筋雲が広がるやがて稲刈りや取り立ての果物が八百屋の店先にたくさん並ぶようになってふと気が付いたらひんやりとした風が頬に心地よい季節となっている朝夕にはコートかジャンパーを羽織る季節になって風や空気が冷たくなる雪が舞う日があったりして日が暮れるのも早くなる正月を迎えて門松が取れる頃には新成人が生まれて共通テストがやってくる雪の降る中を受験生が難儀しながら一世一代の勝負のときに立ち向かう１、 ２か月もすれば春がやってきて新しい船出に漕ぎ出すことになるそうして卒業の季節がやってきてこれまでのぬるま湯の暮らしからまた心機一転の生活へ向かう桜の季節を迎えて再び新しい一年が始まる新しい一年が始まったと思ったらもう５月のＧＷがやってきている楽しいＧＷを過ごしたらもう５月は過ぎ去ろうとしているこうして５月はすぐに過ぎ去り１年もすぐに過ぎ去っていることに気付く５月の季節はいつも心待ちにしているのだけどそんな良い季節はすぐに過ぎ去ってしまってつくづく人の人生を感じさせる季節だなと思う（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2023/05/21

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• 人助けは難しい

  　　人助けは難しい　　　南風一２年半前と１年半前にパート雇用として元勤務先の会社を紹介した女性に三度目のパート応募を勧めた２年半前はその女性が４か月には出産を控えているという理由で出産後落ち着いたところで来てくださいとなった１年半前には４か月後から出社するという直前に会社の組織変更があったという理由でパート採用がご破算となったそして三度目の正直で今度は会社の方から私の携帯電話に「もし可能なら彼女に来て貰えないか連絡を取って欲しい」という依頼だったさっそく彼女に電話すると彼女は派遣社員として仕事をしていた子どもは２歳になって育児所に預けているとのことだった「派遣契約が本年１２月までとなっているけれど、直接雇用の方がいいので　紹介してくれた会社に連絡します。　採用になったら、南風さんに連絡します」という回答だった彼女なら採用になるに決まっているそれにしても彼女からパート雇用の紹介を依頼されて何とか実現に漕ぎ付けるまでに足かけ３年かかった人助けというものは大変なことだパート雇用でもこんなに時間がかかるのにましてや女性の中途正規雇用なんてとても実現できるはずがない簡単に考えていた私の認識が甘かったというべきか（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2023/05/20

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• もう割り切った？

  　　もう割り切った？　　　　南風一・彼女来て　３時半に帰るので　　　早く稟議回してとせっつく彼女自身がやるべき仕事もあるのでせっつきたい気持ちも分かるしこちらの進捗を気にしてくれている気持ちは有り難いことだと思うその上で　問いたい「きみの方から気にかけてくれるのは　好意ではなく　仕事だから？」（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2023/05/19

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• 喜べばいいものか

  　喜べばいいものか　　　　南風一・仕事なのに　そんなにうれしそうなきみ　　　　ショートメール止めると言ったから？そんなに嬉しそうに書類を持って来ないで欲しいな俺の方はもう金輪際ショートメールを出さないといった手前廊下ですれ違ったりしないようにしているのに報酬比例部分の年金だけでは十分ではないけれど早く年金が出ないかなと思っている年金が出るようになったらすぐに会社を辞めて彼女に会うこともなくなれば「清々するのになあ」と思っている（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2023/05/18

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• 一歩ずつ　だんだんと

  　　一歩ずつ　だんだんと　　　南風一・じっと見て　素知らぬ風の　きみや良し今日職場から帰るとき廊下に出てエレベータの前まで進んでいると真っすぐ向こうに彼女の姿が見えたかと思うとこういう仕草だった私が望んだ行動だから意外に彼女の方も飲み込みが早くて良かったそうやって私も彼女も以前のようにお互いの存在など特に気にすることなく普通の同僚に戻っていく（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2023/05/17

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• 縁切り　本当のわけ

  　　本当のわけ　　　南風一私は妻と結婚したときある女友だちにはそのことを話していなかったしばらくして女友だちに電話して結婚したことを伝えるとその女友だちの怒ったこと、怒ったこと「結婚して妻のいる人が、よくも女友だちの処に電話をかけて来れたものね。　　恥ずかしくないの！」その女友だちはすさまじい勢いで私をなじったつい１か月前までは女友だちの会社の先輩とのあれこれについてのろけか相談事か意味が判然としない相談にも　私は根気よく耳を傾けて聞いたただ少し悪かったのは、「もしその職場の先輩とうまく行かなかったときは　私の処に来てくれればいいから」と余計な期待を抱かせてしまっていたことだったそんな昔の女友だちとのことを思い出して今回職場の彼女の「今付き合っている人がいるので、一緒に車で出かけることはできない」という言葉に対して「俺とその男を天秤にかけやがって！」と本能的に反発心が湧いてしまったのだろうと思う「こんな女　そのうちセクハラと言われかねないし　こちらからご免蒙る」と思ってしまったのかなそれはそれで私の性格だから仕方がない（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2023/05/16

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• 正解なんて誰にも分からない

  　正解なんて誰にも分からない　　　　南風一先週は彼女と偶然に出会う機会がないかと何度も廊下に出てみたけれどあるいは出勤時間や退社時刻を色々変えてみたけれど一向に彼女に出会う機会がなかったそれなのに今週は月曜日の昼食休憩時に外へ出て行こうとしたら向こうから歩いて来る彼女に出会った（先週のように会いたいと思っても全然会えない週があるのに　　今週のようにあっさり彼女に出会ってしまう週もある）でも先週金曜日の夜に彼女宛の最後のショートメールで「来週月曜日以降はこれまで通り普通に振る舞って行くので、　　お気を悪くなさらないように」そう書いてしまった手前彼女に出会ったところで以前のように無邪気に雑談するわけにはいかないそれで私は「こんにちは」とだけ言って立ち止まることなくそのままエレベータの扉に方へ歩いて行った彼女の方も立ち止まることなく向こうへ歩いて行った今までなら偶然に出会った時こそ色々冗談を言い合ったり雑談をしたりそれこそ二人の楽しい時間を共有するはずだったのにそんな時間を持つ気も失せてしまって私はさっさとその場を立ち去った今から振り返ってみると土日の休日の間にあれこれ考えて彼女に対する気持ちの整理もついていただから月曜日に偶然彼女に出くわしたときも何もうろたえることがなかった前から決めていた通りに特別な恋愛感情を持っていない普通の同僚女性に対する挨拶と全く同じように振る舞っていた私の方は自分でもこんなに冷静に彼女と個人的に雑談する話題もないし立ち話をする理由もないと割り切った行動が取れるものだとは思ってみなかったそう思い込んで腹に決めれば何事もできないことはないということだろうか？ただそういう行動が果たして良かったものかどうか？（また誰に対しての「良かった」か？）それは分からない彼女が付き合っている男の方へまっしぐらに進んでいくことに役立ったのならば「良かった」と言えるのか？それとも男がいるのに彼女にちょっかいを出して馬鹿なショートメールばかり出している職場の既婚の男性同僚（私のことよ）が三角関係の修羅場という血を見る前にまんまと逃げおおせたことを「良かった」と言えばいいのか？何が正解なのかそれは誰にも分からない（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2023/05/15

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• リップサービス

  　　リップサービス　　　南風一小学生のとき好きな女子がいた山間の家から通ってくる方言丸出しの女子だった小学１年生のときクラスが一緒だったものかどうか憶えていない小学３年生の頃にはクラスが同じだったと思う彼女のことが好きになったのは小学校５年生か６年生の頃になってからだったお互いにちょっかいを出したりいたずらをし合ったりするようになってからだった中学生になってからはクラスが一緒になったことがなかったので通学や下校のときに会ったとき挨拶を交わすくらいだった小学生の頃に彼女を好きだったことはすっかり忘れていた特に別の女子の誰かを好きになったというのではなく勉強を含めて学生生活が忙しかったからと思う高校生になって彼女とは別の高校に進学したから彼女とはほとんどで会うこともなくなった高校は別であったけれど同じ電車を使って通学していたからたまに駅で出会うこともあったけれどお互いそれぞれの活動に忙しかったからやっぱり挨拶を交わす程度だった大学へ進んでからは彼女も東京の体育大学へ進学していたからもしかしてとは思ったけれど大学一年のとき語学クラスの友だちから「彼女が私に連絡して欲しい」という伝言を貰ったその友だちは大学の陸上部に所属いていたから彼女の所属する体操部と合コンしたときに私の名前が出たとのことだった友だちから貰った彼女の連絡先に電話して一度彼女に会った大学２年が終わって専門課程の３年に進級する春休みに郷里の街中で偶然彼女と出くわしたことがあるそのときは腕を掴まれて彼女の妹さんがアルバイトをしていた喫茶店まで連れて行かれて暫くコーヒーを飲んで雑談したかなその後　彼女が先に卒業するまでにもう一度朝の喫茶店で彼女に会ったことがあるそのときは私が大学で好きだった女性と講義をさぼって喫茶店に寄ったときだった彼女は目ざとく私を見つけると私と一緒にいた女性を「恋人同士？」と茶化したりして大いに私を困らせたものだった彼女は大学を卒業した後郷里の体育の先生になった私の姉の子にあたる姪を教えたとのことで姪にはよく「南風くん元気にしてる？」と聞いてきたとのことだった私の亡くなった母は彼女の母親と親しかったので彼女の母親からよく彼女の話をきかされた彼女は「南風クンのこと好きだったけれど　私のこと振り向いてくれなかった」とよく言っていたとのことだったそれを聞いた私は「さてさて人の言うことは真に受けない方がいい」と思ったりもしたが彼女の本当の心の中は知らない（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2023/05/14

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• 結局はカラダに惹かれた？

  　　結局はカラダに惹かれた？　　　南風一６０歳を過ぎて自分より若い独身女性に心惹かれて血迷ってしまったのは確かに過去にも同じような失敗を犯したことがあったということに思い至ったそのときは４０歳過ぎだったかなまだ自分には若い男の魅力があると誤解してしまっていた相手はやはり２０歳後半のプロポーションが抜群に良くて特に夏物の薄布のスカートを穿いていたときのお尻の盛り上がりやその形状にすっかり虜になってしまったことがラブレターを出してしまったことの原因だった今回の彼女についても独身女性の身の上の不平等や不利益を哀れに思ってというのは建て前に過ぎなくて本心は彼女のプロポーションの魅力だった単なる性欲の対象として恋に装ってしまったというのが実態だったそう気づいて自分のつくづく男の業というものを実感したがさてこの男の業は今後どうしていけばいいのかな？（回答）　不明　・・・（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2023/05/14

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• 薬師丸ひろ子やユーミンの効用

  　　薬師丸ひろ子やユーミンの効用　　南風一歌謡曲が失恋の痛手にどれほど役立つものかというのは実際に失恋したときに薬師丸ひろ子やユーミンの歌を聴いた者にしか分からない頭の中に薬師丸ひろ子やユーミンの歌のリフレインが流れて失恋の傷心など何処かへ吹っ飛んでしまう歌謡曲も詩もそこに「共感」を見つける者にとって傷心が癒されるからだろう歌謡曲は傷心の偉大な「クスリ」に違いない（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2023/05/13

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• 空

  　　空　　　　南風一子どもの頃の夢は　何だったろう？そうさね　大好きな女の子をお嫁さんに貰って幸せな暮らしをすることその夢は多分実現できただろう（「大好きな女の子」というのは、その時々で変わったけれど　　その時「一番大好きだった」という意味では変わらない）自分の家も持ったし　あと少しで年金に辿り着けるところまで生きてきた仕事はワイシャツと背広を着て机に座っていればいい事務仕事で時間から時間の気楽なものだった週休2日で給料は平均水準以上学歴たるや学部は有名国立大学経済学部を卒業し大学院修士は日本版ＭＩＴと自称する理系国立大学大学院修士を修了し就職は大手製薬メーカーという至って恵まれたものだった人生に何の文句はないし私を支えてくれた亡き父母・祖父母には感謝しかないそのうえで６３歳になって今私がままならないと思っていることそれは自分の「他者に対する行い」である３年前に今の会社に再就職したとき最初の１年間は彼女のことを何とも思わなかったただ綺麗だけどなぜ５０歳近くまで独身でいるのかな？と不思議に思った２年目には彼女と仕事の部署が同じになったけれど部屋自体は違っていたので毎日顔を合わせていたわけではないけれどときどき彼女が仕事で私の部屋に来る時があっていつしか雑談したり冗談を言い合う関係になったのかな３年目になって彼女が別の部署へ移った時新しい部署の仕事が経理事務になって余りに会社のご都合主義的な雇用形態に私は少し憤慨してしまって彼女の給与水準も極めて低いものだったから私の退職した会社に頼み込んで何とか彼女を正社員で採用して貰おうとしたけれど結局社長から「周りの目があるから」という理由で採用とならなかったその後も彼女の行く末を思って何とか給与水準を上げるにはどうしたらいいか？と投資信託やＮＩＳＡを勧めたりしたけれど結局彼女の処遇は劇的に改善することもなくいつかしら４年目の春を迎えた（その春が今春ということ）今春になって今度は私の来年３月の退職が見えてきて何か焦りがあったのかも知れない私は彼女の身辺の変化に気付くこともなく漫然と朝夕の出社退勤時に顔を合わせたときや日中廊下で彼女に出くわしたときに漫然と冗談を言い合って日々は過ぎて行ったけれども彼女はやっぱり淋しかったのかな将来の結婚を前提に異性との付き合いを始めていた春先の晴天の日のドライブのことやＧＷの過ごし方を彼女から聞いたとき「何かあるな」という直感はあったその直感のとおりに彼女は異性と付き合っているから「私と車で出かけるのは無理だ」とショートメールを送ってきた私と彼女がこのような内容のショートメールを受け取るような関係になっていたことそれは私が想定したことではない最初から想定外だったので何時の時点から私が彼女をデートに誘うような展開に巻き込まれていたのか？というのは　自分でも分からないそして彼女からの最後のショートメールを読んで「なぜ俺は彼女の早い日の結婚を望んでいたにも係わらず　いざ本当に彼女が異性と付き合っていることを知らされたとき　余りいい気がしなかったのだろう？」と不思議に思った我ながら自分のご都合主義にはほとほと呆れてしまったこれでは　子どもの頃に抱いた夢を実現できたなんて親や祖父母に申し訳なくてとても顔見せできないね（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2023/05/13

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• 人生って素晴らしいものですね

  　　人生って素晴らしいものですね　　　南風一みんな淋しいのだろうなと思う仲のいい友達を見つけたり気の合う友だちを見つけたり人を好きになったり最初から人を嫌いになろうと思っているわけではないのに好きになった人とは結局最後にはそれ以降一切会えない関係になってしまう本当は一番仲のいい関係でいたかったはずなのに最悪の関係になって終わってしまう小椋佳の歌に「人生って素晴らしいものですね」という言葉があるけれどこの最悪の関係になって終わる恋愛もやっぱり「素晴らしい人生の一幕」なのかな（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2023/05/13

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• さようなら

  　　さようなら　　　南風一何歳になっても失恋というのは余り気持ちがいいものではない最初は独身女性の将来を思って本当に給与水準が高いところに移って欲しいというのが動機だったなかなかそれも叶わずいつしか親身に思っていた彼女のことを好きになっていたいや本当は最初から彼女のことが好きだったくせに（本心をオブラートにくるむように）いかにも彼女の身上を心配しているかのように装っていただけなのかも知れない彼女の未来に幸運あれさようなら（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2023/05/12

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• きみと私の距離

  　　きみと私の距離　　　南風一ＧＷの過ごし方をショートメールで伝え合ったばかりだったのに翌日と翌々日に会わなかっただけで今日はもう掛ける言葉さえ敬語になってどこかよそよそしい感じになってしまった・掛け言葉　よそよそしくて　ＧＷ過ぐ　（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2023/05/11

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• ねじれの関係　永遠に交わらない２直線

  　　ねじれの関係　永遠に交わらない２直線　　南風一数学で習った直線関係でいうなら彼女と私の関係はねじれの位置関係にあって未来永劫交わることがない今日職場に出てそんな感慨に襲われた昨日は私が休暇で遺物整理作業に出ていた今日は彼女が休暇で休んでいた昨日の私の休暇のことは彼女に伝えなかったし彼女の方も今日の休暇のことは何にも言っていなかったお互い特に知らせる必要もなかったので休暇のことは知らせなかったのだろうでもよく考えたら彼女と私の関係は　それだけの関係にしか過ぎないお互いに休暇の理由を知らせる必要性を感じないのだから随分水くさいものだ俺は何を勘違いしていたのだろう？彼女はただ私のショートメールに機械的に応答していただけのことそれをまんまと彼女の好意と勘違いしていた馬鹿な男だなと思った（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2023/05/10

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• 結局　成り行き任せかな？

  　　結局　成り行き任せかな？　　　南風一今日は文化財センターの資料整理を手伝う日だったので休暇を取った昨日　彼女にＧＷの休暇中のことを尋ねたショートメールでは今日年休を取ることは伝えなかった理由は特に伝えるほどのことでもないと思ったから彼女に会わなければ平穏無事な一日となったそれなら私がやがて退職したところで彼女に会うことがなくなれば何のことはない　彼女のことはすぐに忘れてしまって何とも思わなくなるに違いないそう思えば休暇を取るように自然に退職の日もやってくるのだから成り行きに任せてそれまでは　彼女と上手く付き合っていけばいいのかなとも思うもし　こちらから積極的になればもし　彼女か私の心に火がついたりすれば　その先には破滅しか待っていないから彼女にとっても　私にとっても不幸な結末になってしまうこのまま成り行きに任せることは多分　私の方にメリットがあるのだろうと思う彼女にとっては結局未来のない男との恋愛ごっこにしか過ぎないからそんな男との恋愛ごっこなんて　さっさと終わらせて他の未来のある男を探せばいいそれだけのことに過ぎない（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2023/05/09

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• たくさんある楽しみの中の一つ

  　たくさんある楽しみの中の一つ　　　南風一彼女にとってＧＷに美味しいものを食べに行ったり景色の良いところへ行って心を洗われるような体験をすることは人生の楽しみの一つ同じように私にとって彼女と挨拶したり二言三言言葉を交わしたり雑談することは楽しみの一つ私の楽しみと彼女の楽しみが一致すればお互いが楽しいことに違いないけれどその一致した楽しみは二人にとってずっと永遠に続くものではない二人の置かれた立場や二人の色々な状況によって挨拶したり言葉を交わしたりすることが何の楽しみももたらさなくなってむしろ苦痛になったりする場合もあろう今楽しみといったところで数ある楽しみの中の一つに過ぎない楽しみはいつ楽しみでなくなるか分からない特に相手が人間の場合の楽しみはいつ憎悪に変わるものか知れたものではない（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2023/05/09

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• 楽しいＧＷ

  　　楽しいＧＷ　　　　南風一今日会社で彼女と雑談できなかったからショートメールでＧＷはどう過ごしたの？って聞いてみたそしたら（一人で行ったのかどうか知らないけれど）美味しいもの巡りと景色に癒されて楽しいＧＷだったとの返信があったそうなんだ彼女は独身のレディなんだからそういうことなんだと納得した（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2023/05/08

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• 今年のＧＷが過ぎ去って

  　　今年のＧＷが過ぎ去って　　南風一今年のＧＷがまた過ぎ去った去年のＧＷを振り返ると　もう1年が過ぎ去ったのかと１年の過ぎ去る速さにびっくりする昨年の秋、そして年末にはＧ７広島サミットはまだまだ先のことだと思った年が明けてワールドカップサッカーが始まったときはドイツやスペインを破って日本の強さに驚いた３月のＷＢＣでは全日本の強さに驚いたそして桜の開花の速さに驚いてＧＷはもうすぐと楽しみにしていたらＧＷはもう過ぎ去ってしまったこんな風にして人は生涯を終えるのだなと思う何もかも未完成のまままだまだ先があると思っているうちに自分の命の期間はいつの間にか過ぎ去って自分でも気が付くことなく命の火が尽きている（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2023/05/07

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• 孫

  　　孫　　　　南風一子どもの日とＧＷ最後の７日に孫が遊びに来た子どもの日には三男の孫７日には二男の孫どちらの孫も可愛さは同じだが二男の方は離婚した元配偶者の母親が連れてきたのでちょっと三男の孫とは様子が異なっていた二男の心中や二男の孫の心中を推し量ると多少私も複雑な心境にならなくもないがもう離婚してしまったのだからどうにも致し方がない二男やその孫がこんな境遇になっているのに私が職場の単身女性に恋をしている場合かとつい反省が先に立ってしまった浮ついた心や一時の快楽のために家族を不幸にしてはいけないいい歳をして何をやっているんだ？確かにそう思う（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2023/05/07

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• 事情

  　　事情　　　南風一自分のことは棚上げしておいて他人のことだけあげつらうというのは均衡を失していると言おうか随分得手勝手なことに違いない私の場合は定年後の再就職だったから給与の時給換算額の低さは致し方ないと断念した他方まだ５０歳を過ぎたばかりの彼女には幾ら単身者とはいえ　もう１０数年来私と同じような再就職水準の給与に甘んじていると聞けば悲しさを通り越して　人権問題ではないかとさえ思ってしまう給与水準が低かった場合それに比例して老後の年金額の水準も低くなるだから少しの我慢というには余りにも代償が大きすぎて彼女一人の問題ではないにしろ単身女性の犠牲の大きさに世の中は余りにも不公平過ぎると思ってしまう単身女性の場合給与が低過ぎるので蓄えが難しい年金額も低いので老後も働き続けなければならない一体何のための年金なのかなと思う能力に見合った、生活費程度を賄える水準の給与を出せないのだろうか？日本の会社及びそういった低額な給与で若者や女性をこき使う日本社会に絶望感を感じてしまうのは私だけのひがみだろうか？ （詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2023/05/06

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• いいとこ取り

  　　いいとこ取り　　　南風一ときめく心や何かしらうれしい気持ち相手の好意的な反応が浮き浮きした気持ちにますます拍車をかけるそんな恋愛感情に溺れているときは家族を扶養する難儀さや勤労による稼得生活の難儀さについては取り敢えず横に置かれているから特に気にすることはない恋愛感情には日常生活の苦労や家族・親類縁者の付き合いの苦労といったものがすっ飛んでいるからいつも甘美な楽しさしかないいいとこ取りしかないのだから恋愛ほど楽しいことはないただし「刃傷沙汰にならない内は」という留保条件が付くけれど（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2023/05/05

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• 意に沿うことの難しさ

  　　意に沿うことの難しさ　　　南風一自分のことを好きになる異性がいたとしてもしその異性が既婚者とすればどう対応すればいいだろう？本気になる恐れがないのなら（もちろん自分の方も相手の方もということ）特別苦労することもないだろうどちらかが本気になってしまったらその時は二人とも大変な状況になる世に言う痴話事件となってどちらかが相手を殺して自分も自殺しかねないお互いに自分のことを好きになった相手なのでその意に沿いたいとは思うけれど何しろ相手に配偶者や子がいたりあるいは恋人や扶養する親兄弟がいた場合それらの関係者とも円満解決を図る必要が出てくるがとても関係者の全てをハッピーエンドにできる方法などあり得ないそんなこんなでお互いが未婚の単身者でない限り二人の恋愛を成就させるのは極めて難しいということか（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2023/05/04

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• 今が良ければ

  　　今が良ければ　　　南風一朝会ったときに挨拶と共に二言三言言葉を交わす就業時間内に廊下でたまたま会ったとき冗談を言い合う彼女に何か伝えたいことがあるとき彼女へショートメールを出すたったそれだけのことさたったそれだけのことで彼女を好きに思っているのだから幸せな男だよ俺はこれ以上何を求めるというのかな？そういう短い交わりでしか感じられない満足ってものがあるのだからそれの代わりに例えば休日にデートしたとして何が楽しいのかな？（いや彼女とデートすれば楽しいとは思うけれど）でも結局はいつもの短い挨拶や冗談以上の楽しさにはならないと思うから二人だけのデートを望んだところでいつもの短い交わりと変わりがないと思う結局これまでがそうであったように日常的な挨拶と冗談を継続していくのかなと思う（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2023/05/04

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• 新聞スクラップと彼女の共通点

  　　新聞スクラップと彼女の共通点　　　南風一ＧＷに新年から４か月溜まった新聞スクラップを整理していて彼女に対する私の思いとの共通点に思い至ったその心は「どちらもいつ役立つか分からない」彼女のことは好きだけどどんな結末になるのか分からないただ現在は好きと思ってショートメールを出して何とか関心を引こうとしているだが彼女が関心を寄せてくれたとしてその後はどうすればいいのかな？到着点は想像もできない一番考えられる結末は来年3月末に私が退職するとともにさよならと終わること多分新聞スクラップと同じようにいつ役立つのか分からないままに今日もせせっと彼女に会ったときに気の利いた言葉を交わしたいとそんな目先のことだけを考えている（詩集の宣伝）「青春１７切符＋１」３月２６日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング

  2023/05/04

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