人間ドック今は昔
人間ドック今は昔 南風一今日29年間通う人間ドックに行ってきた一年はあっという間に過ぎるものでいつも昨日行ったばかりなのに早や一年が経ってしまったと思っている今日の超音波検診の検査師さんは昨年の検査師さんと同じ女性だったかも知れないし違う人だったのかも知れないそんなことはどちらでも良くて超音波検診を始めるときと終わったときの口上が昨年の女性検査師さんとよく似ていたこの頃の検査師さんは奥ゆかしくなって前立腺の超音波検診を始めるときは「タオルを間に挟めますからね」と言ってパジャマのズボンの中にタオルを少し挟みこんで局部が見えないようにして検査をするまた前立腺の超音波検診が終わったときは「胸とか大体のところはざっと拭いて置きましたので なお気になる処があれば、これで拭いてください」と言って濡れタオルを渡してくれるそういう風に言われるとクリームを塗られた下腹部を自分で拭かざるを得ないから「ありがとう」と言って、濡れタオルを受け取るとトランクスを下げて下腹部と局部を拭かざるを得ないせっかくこれ見よがしに局部を出すからにはアレが屹立しているところが格好良いに決まっているけれどすぐには立つわけもないそれでふやけたアレを少し立てたりしながら下腹部を濡れタオルで拭くことになる昔なら前立腺の超音波検査のときの手順は決まっていなかったからもっと大らかなものだった「これから前立腺の検査をしますから、下着を下げてください」と言われたものだったからトランクスを下げて局部を出した前立腺検査をするうちに見る見るうちにアレが屹立してきて ぎんぎんにいきり立つことになる当時の若い女性検査師はアレの姿を見て驚いたものかどうか知らないが前立腺検査に随分長い時間をかけていた私の猛り立ったアレがふやけるまで暫く待っていたものかどうか検査が終わって暫く声がかけられなかったものか真相は不明今なら多分セクハラの類だろう今日の女性検査師は「なお気になる処があれば拭いてください」と遠回しに局部を拭くことを推奨していた随分対応がスマートになったものだと思う(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング