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カテゴリ:お仕事
平成22年度から23年度へと移行した今週。
なかなか慌ただしく過ぎました。 なんといっても、片付けが大変でございました 毎日毎日、書類をシュレッダーしたり、いらない冊子をまとめて紐でしばったり、 「これいらん?」と物を人に押し付けたり、なんてことに明け暮れておりました。 そうやって物を減らしたはずなのに、持ち帰った荷物は、ラパンの助手席までを占領 なんでやねん 新しい職場では、「捨てられる人」を目指したいと思います 片付けと並行して、担当していた事務仕事の引き継ぎも行いました。 そんなこんなで、ドタバタしていて、感傷に浸る暇もありませんでした 31日の職員会議での離任の挨拶も、笑顔で終えることができました 転勤に当たって、いろんな方に声をかけていただきましたが、その中の1人、ずっと同じ学年だった先生が私にかけてくれた言葉が、すとんと胸に落ちました。 「楽しかったね」 そうなのでした。 いろんなことあったけど、一言で言えば確かに「楽しかった」5年間でした。 お互いのことを認め合える仲間や、温かく見守ってくださる先輩方に支えられて、楽しく5年間を過ごすことができました。 私って、本当に「人」に恵まれているなあ、と感謝の気持ちで一杯です しかし、やっぱり片づけに追われて、職場を出たのは夜の9時過ぎ 私の転勤を最後まで悲しんでくれて、「見送りをしたいから」とそんな時間まで残ってくれた仲良しの後輩Tさんや、 私にいろいろ注意されながらも慕ってくれているのか、「いろいろ相談あるんで、また電話しますわー!」と何度も言っていたY君に見送られて、愛着のある職場をあとにしたのでした。 そして4月1日。 今までは南に向かっての移動でしたが、この日からは北上します。 新転任者は、朝の職員集会で紹介があるので、まずは校長室に来るように、と言われていましたが、入ってみると、人、人、人。 毎年、せいぜい数人の前任校とは大違い、さすがはマンモス校 職員室も広いのに、人で一杯。今年卒業させた生徒達と同じ人数ぐらいの職員の方々がいらっしゃいます(笑) 会議も、今までのようにはいきません。 職員数が少なかったので、年度当初の会議は午後の早い時間に終わって、2時から3時ぐらいには机の配置換えができた前任校とは違って、一つ一つの会議がどうしたって長くなります。 例えば、前任校では2クラスしかなかったので、誰がどのクラスを担任するか、ということを決めるのに、たいした時間はかかりませんでしたが、今の学校は何クラスもあるので、それを決めるだけでも時間がかかる。 その間飛び交う、まだ見知らぬ生徒達の名前を、ただ座って聞いていることしかできず…。眠気との戦いでした 最後の会議は、校務分掌の部会の会議。年度当初は、役割分担を決める会議です。 私は教育に関する事務を行う「教務部」所属になったのですが、講師時代を含めて教務しかやったことない上に、前任校は人数が少なかったので、一人が多くの仕事を担っていたため、やり方を知らない仕事の方が少なかったりします。 特に煩雑な教科書給付関係の仕事(無償給付なので、いろいろと手続きがややこしいのです)を「前任校でやってました」というと、拍手していただきました(笑) 図書室の担当を決める時も、教務主任が「今年は強力な助っ人が来てくれました」というので、誰のことかと思ったら、私のことでした 司書教諭資格を持っているからなのですが、それを聞いたら、現在図書室の担当をされている先生が「ええっ、ほんまですか!!」とびっくりするほど喜ばれて、会議が終わってからも、飛び上がらんばかりに駆け寄ってきて、「ほんまにありがたいです~」と何度も言ってくださいました。 このことを通して、改めて思ったことは、「私の新任時代は終わったんだなあ」ということです。 前任校でも、年を追うごとに任される仕事は増えたし、後輩にアドバイスすることも多くなりましたが、私の新任時代をよくご存知の方々がおられる中では、気分的にはまだまだ新任の延長だったんだ、と今では思います。 ところが、転勤先では、最初から、「既に経験を積んできた人」として扱われる。 新任の頃を知ってもらっているのとそうでないのとの心理的な違いを、初めて強く感じました。 そういう意味では、私のキャリアにとっても区切りの四月。 たくさんの人たちの中でも、しっかりと存在感を発揮できるよう、頑張りたいと思います お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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