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カテゴリ:読書
さてさて、忘れないうちに書いてしまいたい、この日のお出かけのメインイベント・万城目学さんの講演会!

「講演会」って言うから、万城目さんが演台で一人で話をするのかなー、と思いきや、内容はどちらかというとトークショーという感じ。
内容は三部構成になっていて、終始男性の図書館職員の方が聞き手になっていました。

が、この方がなかなかのナイスキャラ。
緊張していらっしゃっるのか、原稿を読む時に噛んだり、しゃべる時に変な間があったり、段取りを間違えたりして、見ていて「大丈夫か」とハラハラしたのですが、かと思えば万城目さんに無茶ぶりをしたり、というその意外性に、ずっと爆笑。

例えば、第一部は、万城目さんのエッセイを元に、万城目さんに質問をする質問コーナーだったのですが、
「カードを作ってきたので、万城目さんに引いていただいて、でたお題について話をしていただきます」
と、聴衆に「サッカー」「学生時代の旅」「アキレス腱」などと書かれたカードを見せてくれました。
それをシャッフルするのかと思いきや、
そのまんま万城目さんに差し出すではないですか!
カードを用意した意味がないやーん! と会場爆笑。
万城目さんも最初は戸惑ってましたが、そのうち柔らかくツッコむようになってました(笑)

第二部は、「プリンセス・トヨトミ」に出てくる大阪の土地を、サイコロで巡る、という企画。
万城目さんにサイコロを振ってもらい、その目の数だけ、パワーポイントで作られた双六のマス目を進み、止まったところについて、写真を見たり、万城目さんにインタビューしたり、というもの。
「プリンセス・トヨトミ」に関するいろんなお話を聞けて、とても得した気分♪

第三部は、この講演会に応募するにあたり、「万城目さんへの質問」を書くことになっていたのですが、その質問に答えてもらう、というコーナーでした。

万城目さんは、その作風から、飄々としていながら、面白いこというタイプの方なんだろうなあ、と思っていたのですが、まさにそんな感じ。
図書館職員の方の、決して流暢とは言いがたい進行ぶりも、楽しんでいらっしゃる様子でした。

受け答えの中でも、特に印象に残ったものをいくつか。

会場からの質問の中に、
「『ホルモー』とか『しゅららぼん』とか、そういう独特の語感の言葉はどうやって思いつくのですか」
というのがあったのですが、それに対して、
「僕は、『トイレにセボン』とか、そういう商品名の商品を作っている製薬会社に行くと、結構いいところにいけるんちゃうかと思ってます」
と答えてらっしゃいました。
この答え、前から「小○製薬のネーミング会議に出たい」と思っている私の心をガッチリと捕らえました(笑)

それから、
「私の娘も京大生です。万城目さんは京大時代、どんな学生さんだったんですか」
との質問には、
「このお母さんが、娘さんと一緒に京大に来たとして、そこに学生時代の僕が娘さんに話しかけたりしたら、僕が去った後『あの人何? あんな人と友達にならんとき』と言われるような、そんな学生だったと思いますよ。このお母さんの感じからすると」
と答えてもいらっしゃいました。

実に飄々と答えてらっしゃったのですが、聞きつつ「うーん、鋭い」と思いました。
さりげなく娘さんのことを自慢するお母さんのタイプまで見抜いてらっしゃるんだなあ(という解釈をする私、性格悪い?)
と同時に、きっと「京大なの、すごいねー」と言われ続けてきたであろうご自身のことも、「だから何?」とクールに見てらっしゃるのも伝わってきました。
そういう、学歴とか肩書きとかに、あまり重きをおいていない感じがしたんですよね。
そこも共感するポイントでした。

そして、京都、奈良、大阪を舞台にした三部作は全て読みましたが、やはり「プリンセス・トヨトミ」から感じる万城目さんの大阪への愛は格別だ、と感じていたのですが、万城目さんご自身、「大阪を舞台にした小説をまた書いてみたい」と言われてました。
「大阪の人のキャラクターがどういう経緯で作られたのか、考察してみたい」とも言ってましたよー。
とっても楽しみですダブルハート

講演会終了後、
「万城目さんの本をお持ちの方には、サインをしていただけます」
との告知!

そこは公立図書館らしく、ライブラリーショップで買った本でなくてもいいようでした。
ちょうど、最新作の「偉大なる、しゅららぼん」を持っていたので、それにサインしていただきました目がハート


【送料無料】偉大なる、しゅららぼん

サインは、ひょうたんの絵の中に書かれていて、ここにも大阪への愛が感じられました。
握手もお願いすると、快く応じてくれましたよ♪

いやー、本当に楽しかった!
そして、万城目さんご自身の人柄に、今まで以上に親近感を持ちました。
ひけらかさなくとも、言葉の端々に感じられる知性、自分にも他者にも「ツッコミ」の視線を忘れない冷静さ、そして人との関わりから得られるものを楽しむ姿勢。
うーん、実にタイプだわ(爆)
ちょっと気が弱そうなところもポイント(笑)

という訳で今日の日記の結論。
万城目さんみたいな人がいたら紹介してくださいm(_ _)m





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最終更新日  2011年11月04日 00時22分36秒
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