テーマ:今が旬の話(413)
カテゴリ:色々。
暑中見舞い
★暑中見舞い・残暑見舞いを送る時期 立秋を境に、「暑中見舞い」として出すか「残暑見舞い」として出すかが変わります。 <暑中見舞い> 梅雨明け後、夏の土用の期間(立秋前の18または19日間)に届けます。 <残暑見舞い> 立秋を過ぎてから、8月中に届けます。 2004年の暦では、小暑は7月7日、大暑は7月22日、立秋は8月7日です。 夏の土用は7月19日~8月6日です。 POINT●暑中と残暑の違い 「暑中」は二十四節気の「小暑(しょうしょ)」と「大暑(たいしょ)」にあたる期間です。 暑中に出すお見舞いの書状なので「暑中見舞い」となります。梅雨が明けた後、夏の土用(立秋前の18または19日間)の期間に送る慣わしがあります。 二十四節気の「大暑」の次の節気は「立秋(りっしゅう)」です。立秋からは暦の上で秋になり、秋になっても残っている暑さなので「残暑」となります。 実際には猛暑が続いていても、立秋以降は暑さの度合いにかかわりなく「残暑見舞い」とします。 ★書き方の基本 暑中見舞い・残暑見舞いは、季節の挨拶状のひとつです。特に決まった形式はありませんが、一般に 季節の挨拶 「暑中お見舞い申し上げます」「残暑お見舞い申し上げます」などの決まり文句 ↓ 先方の安否をたずねる言葉/自身の近況を伝える言葉/先方の無事を祈る言葉 ↓ 日付 のように書きます。 「拝啓」などの頭語や、「敬具」などの結語は不要です。 日付は「○○年○月」のみでもかまいません。「○○年 盛夏」などとすることも多いです。 ★安否をたずねる言葉や無事を祈る言葉の例 <暑中見舞い> 暑さ厳しき折柄、くれぐれもご自愛のほどお祈り申し上げます。 猛暑が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。 昨年にもまして暑さが厳しく感じられます。お体を大切にお過ごしください。 炎暑酷暑のみぎり、皆様のご健勝とご自愛をお祈り申し上げます。 <残暑見舞い> 立秋とは名ばかりの暑い日が続きますが、どうぞお元気で過ごされますよう。 炎暑が続き本当の秋が待ち遠しい毎日ですが、お元気でいらっしゃいますか。 暑さはおさまる気配もございません。御身大切にお願い申し上げます。 冷夏となりましたが、かえって体調を崩されませぬようご自愛ください。 「猛暑期に相手を気遣う」ことが、暑中見舞い・残暑見舞いの主旨です。 暑い時期の挨拶ですので、長い文章にするよりも簡潔に。イラスト類もさわやかなものを取り入れましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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